採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

アマドコロの花

2009-05-18 | +野菜系保存食
ノビルのピクルス作りでは目が△になってしまいましたが、それに比べるとこちらのピクルスは、楽勝です。


2008/4/28アマドコロの花
アマドコロの花


アマドコロの花(ツボミ)です。

アマドコロは花も食べられる、と数年前教えて頂いたのですが、今年始めて作ってみました。
まずは味見、ということで、ほんのちょっぴり、1食分くらい摘んできました。
(アマドコロの茎部分収穫のついでだったもので)


■■アマドコロの花ピクルス
■作り方
(1)アマドコロの花を摘む。このとき、他の収穫物(例えばアマドコロの茎やワラビなど)と混ざらないように、深めのザル、もしくは紙コップのようなものを用意するとよさそう。
先端が閉じているつぼみと開いている花があるが、今回は特に気にせずまぜこぜに摘んでしまいました。
(2)水洗いし、ざるにあげる。
(3)熱湯に落とし、すぐに引き上げる。すぐに冷水に晒して冷ます。
(4)ザルにあげ、水分をなるべく切る。
(5)花を瓶などに入れ、用意しておいた調味酢(スパイスを入れ煮立てて冷ましたピクルスビネガーや甘酢などお好みで)を注いで出来上がり。
すぐに食べられますが、日持ちもしそうです(保存は冷蔵庫)。



悪夢のようなノビル加工より、ずっと簡単で、しかも味もよいです。
ほんのりしたアマドコロ独特の甘みとほろ苦さがあります。

鶏胸肉のハム(買ったもの)に添えてみました。

 
2009/4/26作アマドコロの花ピクルス
2009/4/26 鶏肉ハムとアマドコロの花ピクルス


花びらの先端の、ほんのり緑色の部分はやや色あせてしまうものの、可愛いピクルスになったような気がします。
こんなに小さいのに、アマドコロ特有の甘苦いような味がちゃんとするのが不思議です。

コマカイので摘むのが少々手間ですが、その後の処理はとっても楽です。
ちょっと時間をかけて摘む価値はあるな。
来年はもう少し沢山摘もう!


この甘苦い味を生かして、他の料理にも使えないかな。
さっと茹でて晒したものを、お吸い物に入れたりしても楽しそう。
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6 コメント

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カワユス~ (ubsna)
2009-05-18 23:10:54
本当にかわいいお姿
アルカパロンを彷彿とさせます
このあたりじゃアマドコロなんぞ、よその家の庭先にしか咲いてないですね

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Unknown (seedsbook)
2009-05-19 05:28:39
我が家に沢山生えるのはなるこゆりのほうですが、それも同じように食べられます。
私はちょっと湯がいて出しをかけていただいたり、お澄ましに入れました。
根っこも美味しいそうですよ。
http://blog.goo.ne.jp/seedsbook/e/b32b9d3ef41c398ac6e4f2dc6ee097fc
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かわいい! (patako)
2009-05-19 11:00:40
うちの庭にも先日斑入りのアマドコロ(たぶん)を植えました。
たくさん増えたらぜひ真似してみます。
葉も茎も花も食べられるなんて優秀な植物ですね♪
韓国では根をお茶にして飲むようです。コーン茶とブレンドすると美味しいです。
ああ早く増えないかな~。
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アルカパロン (●ubsnaさま~Fujika)
2009-05-19 17:38:14
アルカパロンって知らない言葉で、調べてみると、ケッパーベリーのスペイン語なのですね!
アマドコロの花は、あれより大分小さく(ポン菓子の米粒をひとまわり大きくした程度)、中も空洞ですけれど、柄がついた可愛らしさが一緒ですね~。
イタリア語はまたスペインとは全然違う呼び名らしいです。
 英  -  西  -  伊
ケイパー(蕾)-アルカパラ-カッペリ
ケイパーベリー-アルカパロン-ククンチ(シチリア方言かも)

ククンチって、なんか可愛い・・・。
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そっくり! (●seedsbookさま~Fujika)
2009-05-19 17:55:06
ナルコユリとアマドコロって本当にそっくりです!隣に並べてじっくり見てみたいものです。検索してみると、アマドコロにも種類があるようでびっくりでした
http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/91amadokoro.htm)。
茶碗蒸しにトッピングしても可愛らしいでしょうね。空腹を満たすためでなく、美しく優雅にしつらえないと。・・・ガッツリどっさり系の私にはまだまだ修行が足りません。

根っこ!いつ収穫するものなのでしょう。
やっぱり秋から冬、地上部が枯れてからでしょうか。むむ、今年の秋はスコップ持ち歩かないと☆


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トコロ芋 (●patakoさま~Fujika)
2009-05-19 18:05:38
ナルコユリの根は食用にならないと書いてあるところもありましたが、アマドコロは細いながらも食べられるようですね。
天ぷら、(刻んで)掻き揚げ、おひたし、あと、乾燥させたあと薬用酒にもするようですね。
お茶、というのは乾燥後炒って使うのかな?
群生地があるので秋に掘ってみたいです。

ところで、東北ではトコロ芋というものを食べるそうで(漫画「とりぱん」で知りました)、きっとアマドコロの根のことね、と思い込んでいたら違いました。ヤマノイモ科のオニドコロの根だそうです。
こちらはとっても苦いけれどくせになる味だとか。
いつか一口食べてみたいです。
http://marugoto.exblog.jp/6691478/
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