リモンチェッロを作ったので、裸にされてしまったレモンが沢山出来ました。
白い部分だけでもレモンピールになりますよ、と以前お友達に教えて頂いたので、作ってみることにしました。
何しろ、捨てるのは勿体ない量なのですもの。
今回は、レモン4段活用!
・表面の黄色いところ:リモンチェッロ
・白いところの胴体部分:レモンピール(この記事)
・白いところの両端:レモンママレード
・果肉:冷凍
■■リモンチェッロの残りで作ったレモンピール
■作り方
(1)黄色い部分を剥いてしまったレモンを、丸ごと湯通しし、一晩水に晒す。
(2)縦半分に包丁でカットし、無理矢理果肉を引きはがす。
皮は水に晒しておき、果肉は袋(じょうのう)から取り出す。
今回は果肉をそのまま冷凍してしまいましたが、スティックミキサーでジュースにし、ザルで漉して、果汁とカスをそれぞれ別に冷凍すればよかったです。
(3)皮を味見したところ相当苦いので、確か1回か2回、さっと茹でたような気がします。
ただし、お砂糖を沢山使ってピールを煮ていくと、何故か苦味が和らぐ(物足りないほどに)ので、ちょっと苦すぎたかしら、というくらいでよいのでは、と最近考えています。
(4)両端を切り落とし、樽の側面のような形にする。
この前の柚子ピールのように煮ている間にペタンとならないかと期待しましたが、くるりとカーブしたままでした。ちぇー。
切り落とした両端部分は、スライスしてレモンママレードにしました。
(5)砂糖を溶かしたシロップを用意し、ここにレモンの皮、レモン汁を入れて柔らかくなるまで煮る。
(6)シロップだけ別鍋にとりだし砂糖を足し、また皮と一緒にする、という方式で、皮をあまり煮立てないようにして、糖分濃度を上げていく。適宜レモン汁も足す。
(7)ほどよい甘さの段階で、皮をシロップから上げ、干す。
なお、黄色い部分がないため、両面スポンジ状で乾燥しやすいので、干しすぎになる傾向がある気がします。
その場合はやや薄いシロップやレモン汁などを振りかけて戻すという手もあります(私はそうしました)。
今回は、糖度を上げて行く段階の最後で、シロップがゼリー化してしまいました。
レモンを取り出そうと思っても、ゼリーがくっついて何だかモロモロです。
ママレードをつくる時はゼリー化して欲しくてもそうならないことが多いのに、特にしてほしくない時になるなんて・・・。
お友達のアドバイスによるとゼリー化しても特に問題ないようなのですが、今回の場合、やや干しすぎという問題点もあり、なんだか△の出来でした。
やっぱりレモンピールは難しい・・・。
ところどころ写真を撮ったのでご紹介します。
黄色の表皮がないせいかどうか、よく乾いて固いピールになってしまいました。
でも水分を足してやれば柔らかくなるようなので一安心。
刻んでフルーツケーキの材料にするほか、元気があればチョコがけもしてみたいです。
リモンチェッロに浸して戻すと、レモンの香りも増強されていいかも(左党限定だな)。
リモンチェッロ、まだ完成してないけど。