採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

梅酒の梅ジャム

2010-02-06 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
1月のある日、珍しく生の素材(果物)があまりなく、こういう機会に冷凍素材にしていた材料でも片付けるかな、という気分になりました。
冷凍庫のほおずき、そして食料庫の梅酒の梅。
梅の方は、冷凍庫や冷蔵庫の片付けの効果は全くありませんが、そういって放置しておくと何年も経ってしまうので、この機会に頑張ります。


さて、梅酒の梅。
前にも一度ジャムにしたのですが、あのときは包丁で刻んだパイナップルを混ぜて、えもいわれぬ不気味な色になったのでした。
あのとき、パイナップルをフードプロセッサで細かくしたらどうかという考察をしたので、今回はそれに従って作ってみます。

例え失敗しても、1歩ずつ進歩してるってことになりますものね(これ、伏線です)。

■■梅酒の梅とパイナップルジャム(その2)
■作り方
(1)梅酒の梅を土鍋に入れ、水を半分くらい注いで電子レンジにかける。
ほどよく柔らかくなったら、手袋をして種を握り取り、果肉を裏ごす。
種がついたまま裏ごしてもいいけれど、種の周りを綺麗にとるのは手の方が優秀な気がしました。
(2)パイナップルは、今回は、フードプロセッサにかけてかなり細かくしました。
これを電子レンジにかけ加熱する。
(3)梅ペーストとパイナップルを混ぜ、適宜鍋で煮る。
そうこうするうちに、パイナップルの繊維が煮くずれて更に細かくなったような気がしました。
そして、全体が地味な緑茶色に。
むむむ・・・・。
(4)余りにきたない色合いなので、秘蔵のブラックベリーピュレを投入。更に赤いモノを足したくて、その辺にあったグリュワイン(スパイス入りの甘い赤ワイン)も少々投入。
(5)色々足したので、それらに火を入れるためさらに少し煮て、瓶詰め、脱気して出来上がり。


さて今回の仕上がりは・・・。

2010/01/16梅酒の梅

裏ごしした梅にパイナップルピュレを混ぜたところ。

そういえば絵の具の赤に黄色を混ぜると、確か茶色になるのですよね。忘れてました。

混ぜてみると予想外に更にひどい色になって青ざめたのでした。

2010/01/17作梅酒の梅ジャム

ブラックベリーピュレの力を借りて、少しは明るい色になったかな・・・。

2010/1/17作
梅酒の梅、パイナップル、果糖、ブラックベリーピュレ、グリュワイン、蜂蜜

2010/01/17作梅酒の梅ジャム

(光線の加減か)まあまあいい色に見えます。


色合いの問題はまあ以前から明らかではありましたが、今回は新たな問題も発生しました。
パイナップルをピュレ状にしたことによるざらつきです。
折角梅を裏ごししたのに、最終的には何だかザラザラするようなジャムになってしまったのです。
フードプロセッサから出したときは、パイナップルは細かいカケラのように見えたのですが、加熱したせいか、もしくは長く煮すぎたせいか、更に細かくなって、具、というより繊維状の物体になってしまったのです。

うーむ。

パイナップルはやっぱり包丁でカットした方がよかったのかなあ。
しばらくおいて、また試食してから今後の方針を考えてみよう。


グリュワインのスパイスとの相性はよかったみたいなので、次はトマト缶や酢、スパイスを混ぜて(滑らかな)ケチャップを作ろうかな。

コメント
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