採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

四神湯

2009-10-29 | +お茶・お酒

漢方スープをもうひとつ。
これは四神湯(ししんとう) 。

検索してみると、薬というよりスープとしてよく親しまれているようです。 台湾の屋台料理のページが沢山ヒットします。
豚モツ(腸)を茹でたものと合わせるのが一般的なようです。
私はスーパーで茹でたモツを買ってきて、それを更に1度茹でこぼしてから使います。
出来上がりは、白濁したスープになります。


2009/5/1四神湯

2009/5/1四神湯
四神湯


■■四神湯レシピ
■材料
四神湯の薬剤詰め合わせ
豚腸(ホルモンとして茹でて売っているもの)
ベジタリアン仕様の場合:
 ゴボウや蓮根などの根菜・・・適宜微塵切り
日本酒 (なければ使わなくてもよい)

■作り方
(1)豚モツを、念のため一度お酒・生姜・葱を入れたお湯で茹で、水洗いして臭みを抜いておく。
(2)四神湯の薬剤を、一度冷水でさっとゆすぐ。
(3)鍋に薬剤と水、豚腸、日本酒大さじ1を入れ、具が柔らかくなるまで煮る。
塩適量で調味する。
(4)スープと具材を一緒にもりつける。薬剤のうち、多少固いものもあるが、基本的には全て食べられる。

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こちらのHPを参考にして効能や成分を書いてみます。

■成分
伏苓(ブクリョウ) 写真下、大きな白いもの。
淮山(ワイサン) ヤマイモ、長芋のこと。山薬(サンヤク)。写真上白くて楕円形。
蓮子(レンシ) 蓮の実を蒸乾させたもの。写真下、左から2つ目上。
芡實(ケツジツ?) オニバスの実。写真下、左から2つ目下。
薏仁(ヨクイニン) ハトムギのこと。写真下、一番左。

ほかにも3つ写っていますが、何だろう?
真ん中の皮むきアーモンドのようなもの。杏仁かな。
右の木のスライスのようなもの。
右上の、枝状のもの。

■効果
胃腸が弱い方や精神不安定、風邪引き易い方にお薦めです。精神安定、また胃腸の消化機能を強くし、気管等抵抗力を強める効能があります。

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これがですね、より薬っぽい「十全大補湯」より何だか効くような気がするのですよ。
飲んだ直後から、身体がぽかぽかと温かくなり、ダンナサマも私も、ちょっと饒舌になった気がします。(元気になった感じ)。
血圧が上がったのかな?

表面が茶色い芡實(ケツジツ?) は少し苦かった気がしますが、後のハトムギや蓮の実、ナッツっぽいものは食べてしまえます。なのでカロリー的には十全大補湯よりかなり高くなることは確か。でもカロリーを摂取した以上の効能がある気がします。

コメント (4)
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