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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

山菜の会:お料理(1日目)

2009-07-15 | +お客さんの日
(6月6,7日とお呼ばれした山菜の会の記事の続きです。)

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6日は昼過ぎからみんなで調理を始め、こちらの記事で紹介した沢山の山菜、お魚、お肉、勢揃いの御馳走となりました。
実は私はちまちまとフキの皮を剥いていたので、知らぬ間に大御馳走が並んでビックリでした。

お庭にはバーベキューグリルもセッティング。
炭にはどうやって着火するのかなど、もっと見ておけばよかったと後から思ったのですが、気づいた時には準備完了していました。さすがはベテラン(わらびさん)です。


藤のやニセアカシアの花、タラの芽、山ウドなどなど山菜各種は天ぷらにして頂きました。
こうすけさんが揚げ役になって、色々な山菜天ぷらを作って下さったので、つい食べるのに専念してしまい、写真がありません・・・(揚げてもらった天ぷらっておいしさ100倍ですよね☆)。
ものすごくカッコイイ砂鉄の鍋だったので、せめて(酔っぱらう前に)お鍋の様子だけでも撮っておけばよかったな・・・。

 
2009/6/6山菜の会

 

山Gさん御提供のミズで作った胡麻和え。
あっさりしてどちらかというと味がない山菜ですが、この胡麻和えは、その味のなさが生きて(?)とっても好みでした。

2009/6/6山菜の会 アケビの芽おひたし。

私が調理したのですが、採集時期のせいかどうか、かなりアクが強くまた固いので戸惑いました。
食べてみるとこんなひょろりんとした姿なのに、何とも言えぬコクというかアブラっぽさがあります。
中越地方の人は、この味のトリコだそうですが、うーむ、どの辺が味わいどころかピンときませんでした。また何度か食べてみたいものです。
2009/6/6山菜の会 イタドリの若芽を茹でて出汁に浸したもの。
イタドリ自体の酸味で、酢の物のような味になります。少しぬめりもありジュンサイのようです。
2009/6/6山菜の会 こうすけさんによる八角とアイナメのお刺身。
玄人はだしの裁き方、盛りつけですよね。
2009/6/6山菜の会 Jasminさん御提供の養殖でない鮭を使ったというスモークサーモン。サラダのてっぺんにはピサンリ
2009/6/6山菜の会

こんにゃくの煮物。
こっくり濃い味で、七味を最後にトッピングしてあります。

2009/6/6山菜の会 アーティチョークのホイル焼き。
大きさ比較として右にティッシュの箱を置いてみました。

こうやって調理する際は茎を引き抜く方法がぴったりです。
(茹でる場合は、茎を抜いてしまうとそこから水っぽくなりそうだけれど、どうなのかな?)
2009/6/6山菜の会 美味しいバゲット。
2009/6/6山菜の会 三角形の魚はハッカクです。
巨大な貝は、帰化二枚貝のホンビノスというものです。味が濃くてとても美味しいのだけれど、かみ切れないので一回で呑み込まなくてはいけないのが勿体ないです。
まな板と包丁で刻んで、何回かに分けて食べるといいかも。

左端にあるボウルはアーティチョークにつけるための溶かしバター。
2009/6/6山菜の会 味噌やんさん御提供のネマガリタケ、そしてホストご夫妻御提供の白コロも焼けています。
白コロは大腸のことだそうです。パリッと焼けた膜状のものがふるふるした脂肪を包んでいて、お酒が進んでしまうおいしさです。
2009/6/7山菜の会 上の写真で手前に見えるホイル包みの中身がこちら。ラムのロース肉です。塩・胡椒してハーブと一緒にホイルに包み、炭火焼き。

ミディアムレアでとても美味しそうに焼けています。

他にも美味しいものが沢山ありました。
Jasminさん作のグラタン・ドフィノワ(ジャガイモ、生クリーム、牛乳、ニンニク)、山Gさん作の松輪の鯖の締め鯖などなど・・・。
飲み物は、シャンパン、ワイン、日本酒・・。
美味しかったな~・・・・。


そうだ、我が家はいまジャガイモだらけ。ニンニクも豊富にあるのでグラタン・ドフィノワを再現してみなくては。

つづく

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山菜の会:登場した山菜たち
山菜の会:お料理(1日目)
山菜の会:お料理(2日目)

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梅ジャム(珍品)

2009-07-15 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

6/11に収穫したMy梅、今年は梅シロップや梅酒ではなく、梅ジャムを作ることにしました。
梅ジャムは、刻んだりする必要のあるママレードに比べ、楽勝よね☆と思っていましたが・・・・・・。
さてどうなったでしょう。

■■梅ジャム
■(当初意図した)作り方
(1)梅をよく洗う。目立つキズや斑点部分は包丁で取り除く。
 特に、キズのような部分は、中の組織もダメになっている可能性があるのでとりあえずほじってみる。
(2)梅のアク抜きをする。
 鍋に水と梅を入れ弱火にかける。梅が少し破れるくらいになったら火をとめ、しばらくそのままおく(アクが抜けるかな、と思って)。
 この段階で水をなめてみると、酸っぱ渋い味がする。
 熟した南高梅を下ゆでした場合、このゆで汁は殆ど渋みがなく、ジュースとして飲める程だそうです(詳細は楽子さんのブログを是非ご覧下さい)が、My(野良)梅はかなり渋かったので諦めました。
(3)ボウルにザルをセットし、梅をそ~っと取り出してザルにあけ、ゴムべらで裏ごしする。
 茹でてあるため、ほとんど力もいらず、簡単にピュレになります。
(4)梅ピュレを煮立てて砂糖を加え、適宜煮詰める。
(5)消毒した瓶に詰め、吹きこぼれないように気を付けて、煮沸して出来上がり。

さて、とっても簡単のはずの梅ジャムなのに、(4)(5)の段階で問題が。

■実際の手順
(4’)梅ピュレが出来上がったけれどその日続きの作業が出来ませんでした。
 なので、砂糖だけでも加えて、2日くらい冷蔵庫にしまっておきました。
(5’)砂糖入り梅ピュレを熱くし、瓶に詰め、煮沸。
 ぐつぐつは煮立っていなかったかも、とふと心配になり、長めに煮沸しようかなと、しばらく放置。
 そうしたら、蒸し器の中で、全ての瓶が吹きこぼれ
(6’)全ての瓶の中身を再度鍋にあけ、瓶を新たに洗って消毒して再度瓶詰め。
 今度は気を付けて、吹きこぼれない程度の時間煮沸しました。
 
2度手間、いや、吹きこぼれた鍋を洗ったり色々あったので、それ以上の手間でした。

しかもねー、出来上がったものが、なんだか変なのです。

2009/6/11収穫梅 My梅は、あばただらけであまり綺麗ではありませんが、ジャムにする分には大丈夫。
2009/6/13作梅ジャム

じゃん!問題作。

なんと二層構造の梅ジャムになってしまいました。

ひーん。

左下はシェイクしてみたもの。

2009/6/13作梅ジャム

左は、まだとろりとゆるかったのでシェイク出来ましたがこの状態を保つでしょうか。

右はシェイクしようかと思ったけれど、既に上層も下層もしっかり固まっており、もう混ざりません。

煮沸終了時点では普通に見えたのになあ。


考えようによってはある種の珍品か。
上層と下層はやっぱり味も違うのだろうか。
均一な構造にしたい場合は食べるとき混ぜればいいよね?ね?ね?

そういえば『プリザービング』にこういう失敗についてのQ&Aがあったような。
復習しておこう・・・・。
コメント (4)
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