採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2007イタリア:リド島でアーティチョークひとりじめ

2007-09-13 | +海外

(2007年7月に行った旅行の記録です。旅程が目次を兼ねていますので良かったらどうぞ)

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ヴェネツィア映画祭は終わってしまいましたが、あの開催地リド島にも行ってみたのです。ヴェネツィアの本島(というのかな?)とは大分雰囲気が違うと聞いていましたがさてどんなところやら。

リド島は丸っこい形のヴェネツィアの南東側に、北東-南西方向に伸びる非常に細長い島です。長さ12km、幅は長いところでも1km弱。
世界に知られた高級リゾート地だとか。

リド島へはヴァポレットという水上バスで行きます。

これはヴェネツィア側を見た様子。隙間なく建物が建ち並んでいます。
グラン・キャナルなどの内水路に比べ多少波が強いです。たまに多量のしぶきが窓から入ってくるので窓際に座らないほうがよいです。半身びしょ濡れになってしまったマダムを見ました。

船着き場から(短径方向に)伸びるメインストリート。

空が見え、風が通り抜ける感覚は久しぶりです。
もうリゾートシーズンなのですね。滞在客らしき人々がスーパーの買い物袋を下げて歩いています。

少し歩くともうアドリア海側に出てしまいます。この車道の向こうはビーチ(だと思う)。
私は紫外線を浴びることにはさほど興味がないのでこちらの日陰にとどまっていました。

これが映画祭の会場になる建物。

中の大ホールに座った人に聞くと、椅子がゴージャスでつい眠くなってしまうほどだとか。
映画祭の審査員もきっと寝てるな、うんうん。

奥にちらっと見えるのは超高級ホテルエクセルシオール?

これは国営カジノ。収益金はアカデミア美術館の外装修理などに使われているようです(覆ってある幕に書いてあった)。
このあたりでダンナサマと別行動に。私はバスに乗って島の南半分をぐるっとひとまわりして船着き場まで戻りました。
丁度「海の女神祭」とかいうものが開催されていてその会場に行こうとしたのだけれど、よく調べたらイベントは夜のみでした。残念。

お昼ごはん(の前菜)は船着き場近くのスーパーBILLAでお総菜購入。

ここのBILLAは清潔で商品の回転がよさそうでした(ハイシーズン以外はどうかわからないけれど)。
昨日ピッツァにのったアーティチョークをダンナサマにぱっくり食べられてしまった恨みを晴らすべく、アーティチョーク三昧。198gで2.77ユーロ(13.99/kg)。
やや酸味のあるオイル漬けです。うまかった☆


実はアーティチョークの味が分かるほど食べたのはこの時が初めて。
食感はタケノコの穂先に似ていて、味は、ちょっとレバー(又はカニミソ?)に似たほろ苦さがあります。とっても好みの味でした。
父はこれが野菜のなかで一番好きなんだそうだけれど、日本ではまず食べられないですよね。

荒れ地にこっそり種をまいてみるかな?
もし収穫できたとしても食べられるようにするまでの作業が大変らしいです。
大きい物は丸ごとゆでてほぐしながら食べたりもするそうですが(たとえばこちらに詳しい写真が)、上のお総菜などは下処理してから加工してあるようです。可食部分の少なさと発生するゴミの多さから、野菜界のカニとも言われるとか。

いつか飽きるほど食べてみたいものです・・・。

●2007イタリア旅程へ

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パプリカまだ元気

2007-09-13 | +その他
ベランダのパプリカまだ元気です。
配合肥料というものを時折大さじ1ほど土に蒔いたりしています(こんもり積み上げてしまったどうも濃すぎたようでまだ緑の葉っぱがハラハラ落ちました)。
液肥というものもやった方がいいのかな?

当初予定の6個(赤2個、オレンジ2個、黄色2個)は無事収穫することができました。
こちらはその6個目。黄色です。


2007/9/13 黄色パプリカ2個目


一番ちびっちょ。でもいい形です。

肥料のおかげかどの株からも新芽がにょきにょき伸びてきました。赤パプリカなどは随分こんもり茂って、花もたくさんつけて、なんと。


2007/9/13 赤パプリカ


実もついているのです。
ここに見えている3個以外にも受粉してしまった花があるようなのですが、あまりによく茂っていて中の方がよく見えません。無理矢理手を突っ込むのも新芽を折ってしまいそうで怖いのです。

おそらく初生りとは違っていい形にはならないだろうけれど(農産物直売所でも今頃出ているパプリカは早い季節のと比べてちんちくりん)、ちょっと楽しみ。
それにしても沢山実らせすぎかな?
少し整理した方がいいですよね、きっと。このうち一つを青ピーマンとして食べるかな?
コメント (2)
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