採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

プルーンのタルト

2007-09-19 | +お菓子(西洋)
こんな立派なプルーンを頂いてしまいました!(aiwhasさん、ありがとう!)


立派なプルーン


洗ってまるごとかぶりつきます。
ムチムチして甘くて、おいしい・・・。
種離れもいいし、手も汚さず、片手でぱくぱく食べられてしまいます。おいしい上に便利なフルーツです。

普段は割高で滅多に買わないのだけれど、プルーンが沢山あったら作ってみたいお菓子がありました。それはプルーンのタルト。
『パティスリー』(小嶋ルミ著)で見たのです。

斬新な見かけに興味を惹かれました。プルーンを縦に4つ割にしてそれを立てるようにして並べていくものなのです。

連休中土・日と二人お客が来て2泊して行ったのだけれど、その合間をみて作ってみました。
夜みんなが飲んでる横でタルト皮を練って空焼きしたり、みんなが飲み過ぎで寝ている間にプルーンを配置したり。

配置してみたところ(みんなまだ寝てます)。


はりねずみ型!

なんとプルーン20個ほども使っています。
ここにグラニュー糖をぱらぱらとふりかけて焼きます。クリームは、パンドジェーヌ風の、バターの少ないアーモンドクリーム。

さて焼き上がりは(そろそろみんな起きてきました)。


2007/9/17作 プルーンタルト


グリーンだった果肉がほんのりオレンジ色になって、きれい・・・。

でも、実は問題が。
プルーンから水が出てアーモンドクリームが(控えめにいうと)水っぽくなってしまったのです。
本のレシピでは通常の配合のアーモンドクリームで、それでさえややびしょびしょしているように見えました。今回パン・ド・ジェーヌ風にふくらむようにしたせいで、プルーンがより深く水没し、その部分から水が出てきた模様。

カットしたプルーンを別皿でオーブンで乾燥焼きしてはどうだろうか。
同時にアーモンドクリームをあらかじめ途中まで焼いておいて、そこに表面の乾いたプルーンを埋め込む。そうすると多少は水っぽさが解消されるのではないかなあ。

もうひとつ問題。
こういうタルトは切り分けにくい・・・。
生フルーツが華やかにてんこ盛りになったタルトがお店で売っていますが、ああいうの、一体どうやって切るのでしょう。これも切りにくかった・・・。

2つ目の問題は致し方ないとしても、クリームべしゃべしゃは何とかしたいわ。
もう一度チャレンジだ!

幸いこの問題作は9/17の4人分の朝ごはんとお持ち帰り用にお客ふたりにおしつけて、すぐに証拠隠滅されたのでした。
コメント (2)
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