採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2007ウィーン:コンサート後のお夜食

2007-06-04 | +海外
コンサート終了後、部屋でのんびりお夜食にしました。昼のうちにワイン、サラダ、オリーブ、生ハムなど買っておいたのです。
部屋で食べるのって、楽ですよね~。レストランみたいに温かいお料理は食べられないけれど、楽な格好でいられるし、何より最後に代金やチップを払う心配がいりません。


2007/4/19 宿でお夜食

生ハムはナッシュマルクトで買ったサン・ダニエーレ。ミックスオリーブもナッシュマルクトで。サラダとセリー寄せハム、グリーンオリーブ、ハーブをまぶしたチーズはスーパーで買いました。
そして春といえば忘れてはいけないのは・・・・
 

ホワイトアスパラ!
ゆでたてですよ~。

ソースはないけれど、ゆでただけで十分おいしいです。ほんのり甘くほろ苦いのです。

My鍋で茹でてます。

ナッシュマルクトで6本買って、この日は3本ゆでたのでした。
ナイフで下2/3ほど皮をむき、鍋の都合上短く切ってゆでます。穂先は時間差で、ちょっと後から。
これがMy鍋こと、愛しの電気ポット。
ホワイトアスパラのほか、うずら卵、いんげんまめなど、旅先で色々ゆでてます。
勿論お湯を沸かしてお茶を飲んだりも。

耐熱のビニール袋を利用して、中にも水を入れて湯煎状態にすれば、ソーセージなどの油っぽいものも茹でられるのではないかしら?
●この日のワイン
ウィーンにいるけれどイタリアワインにしてみました。

●2007ウィーン旅程へ

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2007ウィーン:楽友協会ホールでコンサート

2007-06-04 | +海外
音楽の都ウィーンですから、一度は音楽鑑賞に行きたいと思っていました。
ダンナサマは大のクラシックファン。前回はオペラ座で「トスカ」を見たのでした。今回はできれば楽友協会ホールで何かを。
調べてみたら、こんなものがありました。


演目

楽友協会ホールだけれど演奏するのはウィーンフィルでなくてウィーン放送交響楽団(ラジオシンフォニーオーケストラ)。指揮はドミトリー・キタエンコ(当初は35歳の若手指揮者キリル・ペトレンコの予定が交替に)。そしてチェリストのミーシャ・マイスキーも。
演目は「ちょっとFujikaには難しいかも」とダンナサマに言われた現代音楽の古典(?)だとか。
うーむ。
私は音楽全般に疎くて、かろうじて好きなのがバッハなどのバロック音楽。しかも楽器が少ないほど好きで(一番好きなのはチェンバロ)、沢山の音があるオーケストラはちょっと苦手。オーケストラで現代音楽となると、確かに私には理解不能かも~。
でもいいや、とりあえずホールの雰囲気を3次元で楽しめますからね。

到着した翌日、勇んで切符を買いに。
ここで私が大チョンボ(今回の旅行は本当に失敗が多かった)。
ホ○○君もウィーンに滞在していたので、彼もきっとコンサートに行くだろうとつい3枚切符を買ってしまったのでした。けれど確認したらその日はどこか別の町に移動してしまうとか。そして切符は払い戻しできない・・・・。

ダンナサマの知り合いみんなに声をかけてもらったのだけれど、誰一人、タダであげる、といってももらってくれる人もいません。自分のミスだけれどイライラしてきます。
そこではっと思い出したのが宿のオーナー。オーナーの奥さんは音楽家だし音楽学校の教授だから、音楽好きで時間のある知り合いが一人位ならいるかもしれません。結局オーナーに1枚もらってもらいました。


さてさて演奏会当日。
あまりに歩きすぎて、全身、特に足腰が痛みます。おしゃれ服とおしゃれ靴に宿で着替えたものの、あまりの痛さに3歩歩まず。
結局上はおしゃれ服だけど靴はショートブーツ(お買い物用)、という組み合わせで出かけて行き、現地で履き替えました。


2007/4/19 楽友協会ホール外観

コートを着ている場合、クロークで預ける必要があります(有料)。おそらく座席が狭いので、ふかふかしたコートがあると着席のじゃまになるからではないかしら。
ドレスの女性は、どうしても上に何か着ることになりますから、小銭を用意しておくといいかも。

いざ有名なホールへ!


ホール内部


天井


パイプオルガン

あちこちが、というかどこもかしこも金色に輝く華麗で優美なホールです。そして驚いたのが大きさ。というか小ささ。ウィーンフィルの本拠地だし、世界に名の知れた楽友協会大ホールだというのにとてもこぢんまりしています。そういえばオペラ座の時も意外と小さいな、と思ったのでした。
私が行ったことのあった日本のホールは、厚生年金大ホールなどいわば現代建築ばかり。そういうところは観客収容数が桁違いなのですね。こちらのホールは中学校の体育館に椅子を並べたような小ささです。


舞台が広げられています

ステージも小さめで、今回などは座席を一部取り外し、台を追加してステージを広くしてありました。RSOは大所帯なのかな。

我々の席はParterre, Reihe32, Platz5,6という番号で、1階正面席(平なところにある席)最後部真ん中付近。別の観点からみると、立ち見席のすぐ前。後ろは結構にぎやかでした(演奏中、ごとーん、と音がして、恐らく誰か倒れてしまったよう)。
前には柱が1本あって、ちょっと視界の邪魔に。
選べるのであれば31列あたりがベストポジションではないかしら。


プレゼントした隣の席に誰か来るだろうか(もしかしたら来ないかも)とわくわくしていたら、なんと若くてハンサムなお兄さんがやってきました!

休憩時間などにちょっとお話したところ、彼はピアニストのよう。時によっては一日中ピアノを弾いているし、ベッドサイドには楽譜がおいてあるとか。いつも考えるのは音楽のことばかりで、夢の中でもピアノを弾くのだそうです。
すごい!ほんもののピアニストとお話できるなんて。
どんな手なのか気になって仕方ありませんでした。でも、意外と普通の、小さめの手。手の大きさは彼よりもダンナサマや私の方が大きいくらいです。

住まいの隣人とうまくいかないこともあるとか。
練習の音が気になるのかしら?と聞いたら、どうも音楽家のライフスタイル自体気にくわないようだとか。意外ですね。音楽の都なだけに、市民はみな音楽家のファンなのかと思っていました。私は自分が全くの音痴なだけに、楽器が演奏できる人は無条件で尊敬してしまいます。

この若きピアニストは、ダニエル・シューベルトさんというお名前。作曲家のシューベルトと同じ名字ですね。
一緒に写真を撮らせてもらいました。


若きピアニスト Daniel Schubert氏と

ピアノの練習で忙しくて髪を切るひまもないのかな、とか思ったけれど実は大違い。写真を、と言ったら、「ちょっと待って!」と鏡を探して髪を整えているのです。スタイリッシュな方だったのでした。私なんて鏡をみたらなるべく眼をそらすようにしてしまうのに・・・・。

何十ユーロ損したかと思ったけれど、本物のピアニストとお話できてよかったです。
そのうち日本に演奏会に来たりしないかな~。


そうそう、この日の演奏会ですが、えーと、やはり私にはちょっと難しい音楽もありましたが、それでも美しい演奏を楽しめました。
ダンナサマによると、抑制の利いたよい演奏だったとか。ミーシャ・マイスキーのチェロも綺麗でした。休憩をはさんだ後半にはチェロが登場しなかったのが残念。


このあと再び靴を履き替えて歩いて宿に帰り、買ってあったワインとチーズとサラダで余韻を楽しみつつお夜食にしたのでした。

●2007ウィーン旅程へ

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2007ウィーン:服地屋さんで半日

2007-06-04 | +海外
4/19の午後は、布地屋さんに行きました。4/18にキッチン雑貨などを見ながらマリアヒルファー通りをぶらぶらしていたら、たまたま見つけたお店。

母は洋裁が趣味なので、なにか面白い生地を見つけたら買って来て、と頼まれていたのです。私自身はほとんど洋裁できないのですが、布をみるのは大好き。
ニースにはB品を沢山売っている生地屋さんがあってあのときはほこりにまみれながら何時間も過ごしました。そして今回も・・・。

2007/4/19 布地屋さん

間口は狭いけれど奥にずーっと店が広がっています。
2階にも売り場があって、シルクタフタというのかしら、紬調のものとか、ウェディングドレス用の各種生地など高級品もおいてあります。
2階の一角にはデザインブック(ミラノコレクションとかの写真も!)と机椅子が置いてあって、お店の人に相談できるようになっています。

 
別の片隅は

2階の片隅はB品セール売り場になっていました。この写真がそう。とても安いのでなにか買いたいと思ったのだけれど、薄くて透けるような化繊の生地が多くて、母に言わせると薄い生地は縫いにくいそうなので結局あきらめました。
でも今思うとちょっと買ってみてもよかったかなー。買う前に何メートル、とお店の人に頼んで切ってもらわなくてはいけなくて、それがちょっと億劫で買いそびれてしまいました。

結局買ったのはこんな布。

つるつるしたポリエステル。
焦げ茶と白の大きな模様です。

薄いシフォン生地。グレー、珊瑚色、緑青色の模様。ところどころ金糸が入っています。どことなく東洋的な柄です。
実物は写真より派手かも。

帰る日、駅まで歩く途中で大いそぎで買い足したもの。
やや厚地の木綿。鮮やかな花模様のプリント。
フランスのマダムは小麦色に日焼けしてこんな柄のほっそりしたパンツをはいて、露出の多いタンクトップを着ていたりします。

写真はあとで
クリーム色の薄地木綿。ところどころ透かし模様が入っています。
"SWISS COTTON 10 years garantee"という文句につられてつい買ってしまいました。
しかも、一袋全部だと2ユーロ/mで、切るなら4ユーロ/m。つまり半分でも全部でも同じ値段。私がどちらを選んだかおわかりになりますよね。
買ったのはいいけれどどうやって使いましょう。かなり薄い生地なのでシーツには向かないと思うのです。

上みっつの布は母にあげてしまいました。どんな服ができるかな?悩んでいるみたいです。
そしてうっかり買った大量の薄地木綿布。これは私の手元に。薄い木綿って、何に使うかしら? 西洋の古いお屋敷などでは普段使わない部屋の立派な家具に薄い布がかかっていたりするけれど、我が家には使わない部屋も立派な家具もないし。
アイデアお持ちの方、アドバイスお願いします~。
 

●2007ウィーン旅程へ

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