採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

いちじくのいろいろ

2006-10-26 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
今年はいちじくを沢山買った気がします。
数えてみると、

 9/1  3パック×400円    計1200円
 9/28 8パック×380円    計3040円
10/19 9パック×200円(!) 計1800円
  計  20パック          6040円

200円だったときはびっくりした。
やや小振りだけれどその分個数があるし、品質は全然問題ないのですよ。
うれしいなあ。
来年は買うなら10月だな。

沢山のいちじく、せっせとコンポートやジャムにしていきました。
今年からは手袋(又はビニール袋)を手にはめることにしたので、皮むきも全然かゆくありません。
aiwhasさんのブログで拝見して湯むきというものを一度やってみたのだけれど、品種のせいか、ゆで時間が短すぎたせいか、緑の部分が残ってしまってあまりうまくいかなかったので結局包丁を使いました。

バリエーションはこんな感じ。
●ジャム
・プレーン
・いちごジャムとのミックス
・紅玉りんごとのミックス
・カルダモン風味
●コンポート
・白ワイン
・ロゼワイン(こちらに記事が
・赤ワイン(シナモン、クローブ、カルダモン)

霜が降りるまではいちじくってとれるそうです。
干し柿が忙しくなかったら、もう一度くらい買えるかな?
これらのものを作り終わったあとでfleur de sel さんのブログを拝見したら、ブラウンシュガーや生姜、バニラ、オレンジ果汁と相性がよいのですって!(全部混ぜてはだめですよ)
試してみたいなあ。来年かなあ。

■プレーンいちじくジャム
レモン汁入りなので、ほんのり赤くなります。
ところが!蓬莱柿という品種だと真っ赤なジャムになるそうなのです。気になるなあ。いつか買ってみたいものだ。つくば市のJAでも育ててくれないかなあ・・・。


2006/9/30作いちじくジャム
(いちじく、果糖、レモン汁)



■いちごジャムミックス
栃木の茂木(もてぎ)においしそうないちごジャムがありました。
たまたま母と一緒で、研究用に、と1個買ってもらったのです。
ところがそれがものすごく甘いということが分かった(母が買った分を実家で食べたのだ)。何かフレッシュフルーツと混ぜてみたいな、と思っていました。
いちじくは甘さも酸味もほんのりと弱めなので(品種によって違うかもしれないけれど)丁度よいのでは?


2006/9/28作いちじくといちごジャム
(いちじく、茂木で買ったいちごジャム、レモン汁、果糖)



■紅玉ミックス
紅玉をあらかじめピュレ状に煮ておいて、そこに電子レンジで少々加熱したいちじくを加えて更に煮ました。
紅玉の比率が多かったので、どちらかというと、いちじく風味のりんごジャム、という感じかもしれない。


2006/10/21作 いちじくと紅玉ジャム
(いちじく、紅玉、果糖、シナモン、バニラさや)



■カルダモン風味ジャム
何か別の風味をつけてみたくて、カルダモンをさやごと(ちょっと裂いて)入れてみました。カルダモンは私の一番好きなスパイスかも。
びんづめする際さやは取り出したけれど、黒い種は残しておいた。


2006/10/20作 いちじくのカルダモン風味ジャム
(いちじく、果糖、レモン汁、カルダモン)
背後には雨のため室内に避難中の西条柿が・・・。



■白ワインコンポート
白ワインでも、レモン汁を入れると、シロップがピンクになります。なんだかうれしい。
でも、酸味なしで、お砂糖とバニラのみ、というのもおいしいそう。チョコレートと合うのですって。今度やってみたいなあ。


2006/9/30作いちじくの白ワインコンポート
(いちじく、白ワイン、レモン汁、ビート糖)



■赤ワインコンポート
赤ワインにスパイスとお砂糖を入れて煮立たせたものにいちじくを入れて蒸し器で蒸しました。
この味付け赤ワインですが、味見してみたらドイツのグリュ・ワインを思い出しました。熱い赤ワインなのですよ。最初すごくびっくりしたけれど、身体が暖まるしおいしいのです。日本で言う甘酒のような位置づけなのかな、冬の屋外イベント会場にはつきもののようです。
このときはオレンジの皮も入れて香り付けしたかったのだけれど、手元になく断念。


いちじくから大量の水が出てくるので、液体をごく少なくしておく方がよいのです




2006/10/20作 いちじくの赤ワインコンポート
(いちじく、ビート糖、シナモン、クローブ、カルダモン、赤ワイン)




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コメント (23)
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