採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

琥珀色のお酒

2006-08-09 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
梅雨も終わったことだし食料庫の最下段を片づけた。
梅酒のびんやらが沢山あって、重たくてずっと手が付けられないでいたのだ。
(本当は梅酒を漬ける時期に同時に古いものの管理もするべきなのだろう)

梅雨時の湿気のせいでびんに結露したらしく、ガラスの表面にカビが!

全部洗ってふいた。
幸いふたがきっちりしてあったので内部には全く影響なし。

数えてみたら梅酒が4びん。梅酒を別のボトルにあけて、梅だけになってしまったものが1びん。
あきびんが3つ。

上げてしまった梅、はやくなんとかせねば。
ジャムにしようかと思っているのだけれど、ちょっと珍しいものにしてひとにプレゼントできるように、何かとまぜてみたいのだ。

いま考えているのは、
・ゴールドキウイ
・パイナップル
・プラム
・トマト(!)
トマトというのは自分でもびっくりの思いつきだけれど、意外とあうのではあるまいか。
何にしようかなあ。


一番奥にあって気になりつつも長年放置していたものは、ボケ酒。
ウィスキーよりも更に濃い琥珀色(鼈甲色?)。
本当はそれなりの時期に実を取り出さなければいけないのに。

いつのものだったか・・・・。



とりだしてラベルをみたら、「2003.9」とある。
おお、3年前の9月。
那須の父の別荘(ゴルフ合宿所)にたまたま梅酒びんを車に積みっぱなしで出かけたら、母が親戚の家の庭でとれたボケを大量にもってきていたのだ。
びんとその内容物が那須で合流するなんて、と奇遇にびっくりしつつ、ボケ酒を作ったのだった。

ドキドキしながら3年ものを味見。


う、うまいではないですか!
酸味とわずかな渋みもあって、大人の味。
そのまま飲んでもいいし、ソーダやお湯で割ってもよさそう。
実を刻んでいたときは、ゴリゴリして汁気や香りがあるようには見えなかったけれど、不思議なものだ。

母にお願いして今年の秋も摘んできてもらおう。



2003年9月漬、2006年8月びん移し ボケ酒
左は全て液体をあけてしまったもの


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする