採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

カレーの夜

2006-08-22 | +ふたりの日
ある日の晩ごはんはインド風カレーのひとさら。



2006/8/12



・トンちゃん(牛モツ)カレー
・かぼちゃのココナツ風味炒めもの
・インゲンとトウモロコシの炒めもの
・バスマティライス
・らっきょ(インドにはらっきょはないけどさ)

トンちゃんというのは飛騨地方(岐阜県全域かな?)で売っている生の味付牛ホルモン(トンだけど牛なのだ)。大量のタマネギ、ニラ、もやしなどと一緒にフライパンで炒め焼きにする。
タマネギの甘さとモツのコクがたいへんあうのだ。
トンちゃんの「ちゃん」は、じゅんこちゃん、などの愛称のちゃんではなくて、恐らく「腸」ではなかろうか。韓国語か中国語か分からないけれど。テッチャンって、確か「大腸」だよね。

そのトンちゃん、ダンナサマが穂高に行った帰りに2パックも買ってきてくれました。帰ってきた日に半分、ホットプレートで焼いて食べ、翌日は、その残り半分でちょっと趣向を変えてカレーにしてみた。(残り1パックはその翌日)
すべての道はカレーに通ず、とも言うし(我が家では)・・・。

一応肉カレーなので、ホールスパイスは、クミン、クローブ、シナモン、ベイリーフ、カルダモン。冷凍炒めタマネギを入れて、青唐辛子、トマトも。モツとパウダースパイスを炒め、水を加えて煮込んでできあがり。

モツにニンニクと醤油、味噌のような下味がついてはいるものの、カレーの風味と全く違和感なくできあがりました。

モツカレーの付け合わせは野菜カレー(汁なし)。
●カボチャの南インド風炒めもの
パンチホロンを油に入れ、ほどよく香りが移ったら、さいの目切りのかぼちゃを入れる。ターメリック、レッドペパー、塩を入れてカボチャが柔らかくなるまでふたをして蒸し焼きにする。青唐辛子も加える。できあがりにふたを取って適宜水分をとばし、乾燥ココナツ果肉を細かくしたものをふりかけ、ざっとまぜてできあがり。

パンチホロン(ホールのフェネグリーク、クミン、ニジェラ、フェンネル、マスタードシードを同量ずつ混ぜたもの)、ココナツを使うのは南インド風だとか。
フェネグリークは、最近はじめて買ってみた。カラメルのような香りがするらしいのだけれどよく分からない。苦いことは分かるのだけれど。そのうち味覚が発達することを期待しよう。
フェンネルが意外と目立つ。歯にあたって砕けると口中に甘い香りがする。かぼちゃともあう気がする。
なによりココナツ。かぼちゃって、醤油と砂糖で甘く煮るとおいしいけれど、ココナツの甘い香りともよく合うのだ。

このカレー炒めのいいところは、水っぽいカボチャでもほくほくのものでもどちらもおいしいこと。水っぽいものを和風に煮付けるとおいしくなくてなかなか減らないけれど、蒸し炒めすると水気も多少抜けるし、ぴりりとスパイスも効いて、なかなかよいです。

●モロッコインゲンとトウモロコシとピーマン少々の炒めもの
ホールスパイスはクミンとマスタードシードを使用。
3種の野菜は全てダンナサマが出張の帰り、長野の直売所で買ってきてくれたもの。
モロッコインゲンは驚いたことにスジもなく、ぷりぷりとして大変おいしかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする