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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マイタケ2013:原木づくり

2013-02-28 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

2月8日~11日、那須にて、マイタケの原木づくりを手伝ってきました。

シイタケやナメコは、丸太にドリルで穴をあけ、種駒を植え込みますが、マイタケはそれとは違うタイプ。
「殺菌原木栽培」というものです。
雑菌にとても弱い菌なので、まず長時間(最低4時間)丸太を煮沸します。
そしてそこにおがくずで出来た種菌をふりかけ(こすりつけ)、袋詰めして菌糸の成長を待つというもの。
菌糸がまわったら、土に埋め込みます。

今回は、殺菌と、種菌を植え付け。
たき火に容器をかけ、ぐつぐつ煮ていきます。
容器はオイル缶というのかな、容量30リットルの缶です。

マイタケ菌1パック(1リットル)で、15~20本の原木になるようです。
オイル缶3缶で、各2個入るので、18個分、3回にわたって煮沸を行いました。

4時間×3回!

1日目は1回だったからまだ楽でしたが、2日目は2回。
8時間以上のエンドレスたき火。
夜中までぼんぼんたき火を燃やして、お隣の人は何やっているんだろう、と思っていたそうです。

 

マイタケ栽培

原木づくりはまずは丸太の入手から。これは父が友人と行ってきたそうです(1月10日)。
手動のノコギリで、こそっと切って来るつもりが、これだけ太い木(しかも生きている木)だとそう簡単に切れません。
結局ガソリン式チェーンソーをとりに帰り、伐採してきたそうです。 
伐ったはいいけれど、運搬も大変。
選んだ木は道路から遠く、重い原木を車まで運ぶ労力は、最近では経験したことがないような厳しい仕事でした。」 
というメールが来ました。お疲れさまでした!! 

で、これを15cmくらいの長さに玉切り。 

マイタケ栽培

更に、片側の小口に十字に切り込みを入れます。
熱のまわりをよくするのと、針金をひっかけて持ち運び易くするのが目的(父のオリジナルアイデア)。 
2/8のうちに、玉切りはしておきました。 

マイタケ栽培

説明書に「1晩水に漬ける」とあったので漬けておいたら、がっちり凍りました。
よく読むと、水に漬けておく必要があるのは、高温高圧釜で袋詰めしてから加熱する場合で、水に入れてぐつぐつ煮る場合は不要でした。  

マイタケ栽培

2/9。朝から風がやや強く、これではたき火が出来ないかも、としばらく様子を見ます。
昼前くらいには段々弱まってきました。
ダンナサマに電話して(ネットで)天気予報を確認してもらったところ、概ね安定しそうとのことだったので、たき火開始!
地面の雪をある程度かきわけて、薪を並べます。   

マイタケ栽培

缶の底には焦げ付き防止と、対流を良くして突沸を防ぐために枝を置いてみました。  

マイタケ栽培

熱湯から丸太を取り出す際に便利なように、刻み目には針金をひっかけます。

マイタケ栽培

木挽き台というのかな、作業台に柱を渡し、そこにオイル缶のツルをひっかけます。
父の実家のフェイジョアの枝(雪で折れた)が、着火に結構役立ちました。 メラメラと葉っぱが燃えて、油分が多い木なのかも。

マイタケ栽培

ある程度は薪が集めてあったのですが、長時間たき火し続けるためには全然足りません。
という訳で、ひまさえあれば、薪拾い。
薪拾いは、私の好きな「採集」に通じるものがあります。
大物を見付けると、結構嬉しいです。
(大きすぎても運べない) 

細い薪は、石に斜めに立てかけてジャンプして飛び乗り、へし折ります。
太い薪は父がチェーンソーでカット。

マイタケ栽培

火が落ち着いてきたら、母のアイデアで、ちょっとお肉なんかも吊してみたり
1日目に焼いて、余りに美味しかったので、二日目、もう1塊買いに行った程です(母が買ってきてくれました)。

バケツには木の板でフタをしておきます。
温度を保ち、蒸発をある程度防ぎ、また支柱が焦げるのも防ぐため。


・・・ 煙にまかれながら、薪を追加したりして4時間経過・・・・・

マイタケ栽培

途中水位が下がってきたら水を追加します。
本当は、別鍋にお湯を沸かし、それを追加する方がいいらしいのですが、ホースを使って水を足しました。
4時間煮ると、原木は黒くなります。
「炭のように真っ黒になる」と書いてあるものもありますが、そこまでは黒くならなかったかも・・。

マイタケ栽培

煮えた原木は、針金部分を持ってバケツから取り出します。
この原木が、かなりの重さ! 

マイタケ栽培

マイタケ専用の袋というものがあって、これを台所で煮沸殺菌しておきます。

マイタケ栽培

その袋に原木を入れ、針金を外します。
ゴム手袋と、作業台の上は、一応、「アルコール除菌スプレー」を吹きかけておきました。 

マイタケ栽培

袋に入れた状態で、しばらく冷ましておきます。
クリップで留めると書いてあるものもありましたが、袋の口を折り返して、さかさまに置いておきました。
今回は、2/9に6玉、2/10に12玉煮沸をし、2/11に全部まとめて種菌を接種しました。 

マイタケ栽培

煮沸が終わった原木は、お風呂場に待避。
お風呂場全体に除菌スプレーをかければよかったのかもしれないけれど、忘れました・・・。
一応、乗せてある板にはスプレーしたけれど・・。 

マイタケ栽培

2/11は、朝から種菌植え付け。
マイタケ用袋を煮沸しておき、その中におがくずベースの種菌を掻き出します。最初スプーン(煮沸済み)で掻き出していましたが、ぎっしり固く詰まっていて大変!(父談)

マイタケ栽培

母のアドバイスで、こうやって押しつぶしてほぐしてから出すことに。 

マイタケ栽培

種菌接種は、父はお風呂場でやることも考えていたようですが、結局外で行いました。
全ての原木を一旦外に出します。すごく重いので、4玉同時に運ぶのは危険(落としたりしそう)。2~3玉ずつ運びます。

マイタケ栽培

それぞれにお玉一杯くらいずつ種菌を分配。
種菌は1リットル入りなので、1000cc÷18玉= 55ccとなりますが、フワフワにほぐすとカサが増えるので、1玉あたり70cc程度(お玉丁度一杯分くらい)という感じでした。
(ものによりやや少ないのもあるかも・・・・) 

マイタケ栽培

どれも4時間は煮たはずなのだけれど、こんな風に薄い色のものもあります。これでも殺菌出来てるのかな・・。

マイタケ栽培

原木に乗せたおがくずは、おたまの背でぐりぐり密着させておきます。
「雑菌が入らないようにすばやく」「袋を上から覗き込んだりしないように」注意すべきなのですが、結構難しいです。 
「割とざっくりやっても大丈夫」と書いてあるサイトもあるので、そうであることを祈ります・・・。 

マイタケ栽培

私が種菌を分配し、父は袋の口をたたんで行きます。
ガサガサを固い袋なので結構大変。
手間取ります。

マイタケ栽培

ある程度折ったところでホチキスで数カ所留めます。
更にその上からガムテープで密閉。
マイタケ菌は好気性の菌なので、袋には紙の呼吸用フィルターがついています。 

マイタケ栽培

棚の上に置いて、菌の繁殖を祈ります。
本当は15度くらいが適温らしいですが、那須の山荘は、誰も人がいないときは外気温と同じくらいに冷え込みます・・・。

 

マイタケ栽培

たき火の残骸。
手前にある太い丸太は、3月にもう一度原木作りをしようかと父が多めに伐ってきたもの。結局、今回だけにすることにしたので、薪として使いました。
ちょっと勿体なかったかな? 

マイタケ栽培

オイル缶3つ。ススで真っ黒になりました。

マイタケ栽培

缶を吊り下げていた角材は、途中、たき火の勢いが強くて焦げました。
あぶないところでした。 

マイタケ栽培

こちらは2/27の様子。父がメールしてくれました。
今のところとりたてて変化はないようです。
ゴルフをしにくる友人には絶対に触らないように言い渡してあるようです。
そして、「ジッと原木の前で眺めている時間も落ち着いて気持ちが良いものですよ」とのこと。
 


■マイタケ原木作り 今後の課題
・原木は、15cmより長く切るとオイル缶の中で水面からはみでてしまうので、長すぎないほうがいい。
・缶があと2つあると、たき火は2バッチでいいので楽かも。
・燃料としてはホオの木の倒木が結構いいかんじ。太くても軽く持ち運びやすいし、燃えやすい。 
・後から調べると、マイタケの種菌の、表面から2センチは捨てること、と書いてあるものもあったが、今回は全部使った。
 (捨てると書いていないのもあるし、多分大丈夫のはず)
・袋の口は、2回ほど折り返してホチキスで留め、更にガムテープで固定したのだが、マイタケ菌の呼吸を妨げていないか心配。
 ガムテープはしない方がよかったのかな・・?


■マイタケ関連記事
(1)マイタケ植菌奮闘記(父が作業) 2009年3月
(2)2009年10月 初のマイタケ発生
(3)2010年 記録なし。猛暑乾燥の夏で発生しなかったのかな?
(4)2011年10月12日(うちに届いた日) 巨大マイタケ発生! 1.4kgもありました。 
(5)2012年10月8日(うちに届いた日)  今年も大きいです。 1.0kg。 

 
■参考情報
(1)山梨県森林総合研究所
マイタケほだ木の作り方 PDF
マイタケほだ木の伏せ込み・管理  PDF

(2)
マイタケほだ木の管理  PDF

(3)
マイタケほだ木の伏せ込み (ブログ) 写真あり 

(4)
マイタケの原木作りから伏せ込み 写真多数 

(5)きのこ堂日記(ブログ) の、殺菌原木栽培のカテゴリ
(個人で沢山のキノコを育てている方のようです)
殺菌原木栽培の心構え
燃料の準備 
ドラム缶準備
ドラム缶を蒸し器にする
原木の玉切り、袋詰め
種菌の入手、接種室の準備、その他道具
原木の煮沸 (ドラム缶ひとつにつき、原木12個が煮沸出来るようです)
煮沸終了後の管理 (接種直後にアルコール消毒したプラスチック衣装ケースで保管)
種菌の接種
種菌接種後の管理 (プラスチックの衣装ケースに詰めて保管している)
菌糸の成長に伴って袋の中に溜まる水(分解水)への対応方法
マイタケの伏せ込み (地面に埋める作業)
・過去の日記による試行錯誤の記録 その1 その2

(6)
栽培農家によるマイタケの原木作りの様子(高温殺菌釜使用)

(7)
舞茸栽培記録 
文章、写真多数。 

 

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那須のクリタケ(2012/11/14発生)

2012-12-03 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

日々、色々な作業をしたり、お出かけをしたりもしているのですが、ブログにはあまり反映されていないです。
コツコツ更新して行きたいと思いますので、季節はずれネタばかりでもご容赦下さいませ。


=========== 

今年の秋は、きのこが遅めに出る傾向があったようです。
 

クリタケ

こちらは那須のクリタケ(父撮影)。
以前種菌を植え付けたものです。
例年ならば10月中旬くらいに発生するそうなのですが、この写真を撮ったのは、なんと、11月14日!
一ヶ月近く遅いです。

クリタケ

丁度私も実家に行くタイミングがあり、父が摘んで持ってきてくれました。
私が実家に着いたときは、大半は調理済みだったけれど、一部、調理されないまま残っていました。
ややお疲れ気味・・・。
あららん。

天然キノコはさっさと処理した方がいいのだけれど、どうも、母はきのこに冷たいです。
(胃が弱いので、消化の悪いキノコには本能的に危険を感じるのかな?)

とりあえずざっとゆでこぼし、瓶に入れて冷凍!(味なし)
そしてそれを持ち帰ってきました。 

クリタケ入りピラフ

冷凍のまま貰って帰り、我が家で調理します。
今回は、和風味がついていないのを生かして、洋風炊き込みごはんにしてみました。

真ん中に見えている丸っこいものは、中近東食材のドライレモン(ライム) 。
お米にうずめて炊くと、ほんのりレモンのいい香りがします。 
洋風味のクリタケも、なかなかグーでした。 



■■クリタケ入りピラフ
■今回の材料
茹でこぼしたクリタケ
鶏肉(宮崎地鶏炭火焼きのパック)(イトウさんありがとうございました!)
自家製ドライトマト
セロリ
パプリカ
ネギ
ニンニク
自家製トマトピュレ
ドライレモン
トルコ風スパイスミックス

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マイタケ2012:今年も立派なマイタケ

2012-10-22 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

2009年に、父が大きな丸太をぐつぐつ煮て、マイタケのホダ木づくりをしました。
山荘の庭に埋めてあるのですが、その後、ほぼ毎年、立派なマイタケが発生しています。
今年は雨の具合のせいか、あまり大きくならなかったとのことですが、中でも一番立派なものを送ってくれました。
(同時に自分でみつけたというセンボンシメジも。センボンシメジについての記事はこちら
 

那須のマイタケ

じゃん!
巨大キャベツくらいのサイズがあります。

那須のマイタケ

重さを計ってみました。堂々1.0kg。
昨年は更に大きく、1.4kgでしたが、1キロでも十分大きいです。
 

那須のマイタケ

マイタケ料理といえば、やはり天ぷらが一番かなあ。
2回も作りました。 
マイタケ天をのせたおうどんも作ってほしいとダンナサマに暗にリクエストされたのだけれど、全部そのまま食べてしまいました。
(天ぷらを揚げつつ麺も用意するなんて、無理ー)

マイタケは形状が複雑で衣がつきにくいです。
予めビニール袋に入れて振って、粉をはたいておき、更に衣を(ビニール手袋をした)手でヒダの奥まで塗り込むと、割としっかり衣がまぶるようです。 

那須のマイタケ

ソテーにしても美味しいです。
スパイシーなメルゲーズソーセージ(カイエさん作)と一緒に炒めました。ソーセージはほんのちょっぴりですが、マイタケ自体がお肉みたいです。

那須のマイタケ

他にも数カ所発生していましたが、それらはどれも小さめだったようです。
父が携帯写真を送ってくれました。
今年は肝心なときにやや雨が少なかったから、かな。
埋め込んでから3~4年は出るらしいので、来年も少しは出るはず。
楽しみです。 


この冬は、再度ホダ木作りをするつもりだとか。
取材がてら、お手伝いに行こうかと思っています。


お父さんへ:立派なマイタケご馳走様でした。
        植菌作業、手伝いますよー。呼んで下さいね。




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■マイタケ関連記事
(1)マイタケ植菌奮闘記(父が作業) 2009年3月
(2)2009年10月 初のマイタケ発生
(3)2010年 記録なし。猛暑乾燥の夏で発生しなかったのかな?
(4)2011年10月12日(うちに届いた日) 巨大マイタケ発生! 1.4kgもありました。 
(5)2012年10月8日(うちに届いた日)  大きいです。 1.0kg。 
(6)マイタケ2013:原木づくり2013
(7)マイタケ2013:マイタケ菌苦戦
カビが・・・。
(8)マイタケ2013:伏せ込み(by父) 
 成功率は低いですが、カマンベールチーズのように真っ白にマイタケ菌が育ったものがいくつもありました。
でもこの時の秋のマイタケの発生はなし(無念)。
雨などの条件が悪かったのだと思っているのですが・・・。
(9)マイタケ2014:原木作り
(10)マイタケ2014:伏せ込み
(11)マイタケ2014:巨大マイタケ発生! (この記事)
2013年に伏せ込んだ場所から、2.7キロの巨大マイタケが出てきました。  

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どでかシイタケ

2012-05-28 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

ゴールデンウィークに実家に行ってみたら、面白いものがありました。

父が那須で駒打ちしたシイタケの原木を実家に運び、母がせっせと水やりしたところ・・・・
 

実家のシイタケ


見事なシイタケが発生! 

実家のシイタケ

どっいーん。

バーベキューの際に5歳の姪っ子(私の弟の娘)に見せようと待機していたら、こんなに育ってしまったとか。 

実家のシイタケ

計ってみると直径14.3cmもあります。
(ホダ木を置いておいたタイル床には、白い胞子がまーるく落ちていました) 

実家のシイタケ

結局、弱ってしまう前に冷蔵庫に入れたほうが良さそうだとバーベキュー直前にいくつかは摘んでしまいました。
重さは堂々123グラム。


シイタケといえば、ヘリのまるまった”ドンコ”タイプが一番のように思いがちですが、わらびさんがお買い物したお店のシイタケには、「食べて美味しいのは丸まったうちではなく丁度よく育った状態です」と書いてあったそうです。

確かに、ヤマドリタケモドキも、カサ裏がうっすら黄色くなる程度に育ったものは、コリコリの幼菌にはない独特の旨み(熟した胞子の味だろうか)があります。

今回収穫したどでかシイタケも、とても美味しかった!

 

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那須のシイタケ

2011-10-19 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

雨がないせいか、我が家近傍のきのこ事情はさっぱりですが、那須では以前種を植えたホダ木から、ぽつぽつ出てきているようです。

2011/10/17那須のなめこ


なめこがもこもこ。

2011/10/17那須のシイタケ


そしてシイタケもぽこぽこ。

2011/10/17那須のシイタケ

送ってもらいました。

大量のシイタケ!
沢山あるので、一部はカットして冷凍してみました。


 

ナメコも送ってもらったのですが、掃除にはげんでいたら写真を撮り忘れました。
思ったより掃除は楽で、あっさり終了。
全部水煮にしてしまいました。一部はなめこ汁にして食べ、残りは後日のお楽しみ用に冷凍。


落ち葉や土がついた天然きのこは掃除がちょっと大変。
流しの前に長時間立ち続けると、前屈みで腰も痛いし、下半身からしんしんと冷えてきます。
でも、ボウルにためた水を使って座って作業するようにすると、だいぶ楽です。

■■泥つきナメコのお掃除のコツ
(1)摘んだら、なるべく平らな箱などに置き、積み重ねないようにする。
ビニールなどに放り込んで上下ごちゃごちゃにするのはなるべく避ける。
(2)新聞紙を大きく広げ、ナメコを並べる。
(3)軸の下部をハサミなどでカットし、食べる方の側を、別の新聞紙の上に置く。
 このとき、大きな落ち葉など手でとれるゴミはとっておく。
(4)座って作業しやすい台の上にボウルを2つ用意し、片方は塩水を作っておく。(両方でもよい)
(5)真水の方のボウルでナメコにくっついた落ち葉や泥を落とし、塩水のボウルに入れる。
 これを繰り返し、全部のナメコを洗う。
(6)塩水のボウルに適当な時間つけて虫出しし、両手できのこをつかみ出すようにして、別のボウルにあける。
 これを、適宜流水ですすぐ。
(7)水煮、もしくは味付けしてさっと煮て、瓶に入れて液体ごと冷凍する。
 鍋で煮たら、きのこを箸でつまみだすようにし、 液体は茶こしで漉すとカンペキ。


お父さんへ:ナメコとシイタケ、ご馳走様でした。
ヒラタケとか、クリタケなどは如何でしょう?
沢山出たら、摘みに行こうかな?

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マイタケ2011:巨大マイタケ

2011-10-18 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

父が2009年に、那須の山荘の庭にマイタケの原木を植えました。
重量級の丸太を煮沸するところから手作りの、大変な作業だったそうです。
父のマイタケほだ木作成奮闘記と初収穫はこちら

2009年10月、初収穫。この時は3個出てきていたそうです。
昨年は、祖母の具合が悪くてきのこの時期に那須にいることが出来なかったそうで、収穫はほとんどなし。

そして今年。

満を持して、ほどよい時期に、那須で待機(父が)。

父のMyマイタケ畑を見に行ってみると、もこもこもこもこもこ!
なんと5個も発生!


一番大きいのを送ってもらいました☆

箱を持つとずっしりするほどの重さ。

こんな風に3カケに分かれていますが・・・

もともとは1個だったそうなのです。
下に敷いているのは、スポーツ新聞ではなく普通サイズの新聞紙1枚をひろげたもの。
雰囲気としては、特大の冬キャベツくらいの感じ(高さはもっとある)。

生えているときはこんな感じ。
落ち葉にまぎれてとても見にくいですが、ティッシュの箱の手前に、箱より多きな直径の丸いかたまりが見えるでしょうか。

重さを計ってみると、なんと1.4kg。

スーパーの1パックは一体何グラム?と気になって調べてみると、普通サイズで100g。大きいパックだと150g。
普通サイズの14パック分!!!


しかも今年のマイタケは一昨年よりずっとグレードアップしていまして、(父が)落ち葉をちゃんと敷き詰めておいたので、全く砂をかんでいません。
採集時期も適切だったのか、虫も全然なし!
それなりに虫がいるかな、とドキドキして裂いてみましたが、全くいないように見えました。

なにしろたっぷりあるので、いろいろ調理して楽しみました。

・マイタケ汁
・マイタケとシイタケごはん
・ハムと一緒に炒めマイタケ
・一部を干しマイタケに

干しマイタケは、わらびさんがいつもされているのでまねっこです。
適宜洗ってから適当な大きさに裂き、半日~1日、半干し程度に干し、冷凍するというもの。

干し始めはこんな感じですが、乾くとだいぶ縮みます。
丸1日放置したので、半干しよりはだいぶ乾き気味でしたが、それでもカサカサではなく、しにょ、という感じ。
冷凍しておいて、後日また楽しむ予定。

きのこが縮んでよく見えないけれど、マイタケとシイタケの炊き込みごはん。
今回は醤油ではなく薄塩味です。

マイタケとシイタケは、適当な大きさに切ってからオーブントースターで乾き気味に半焼きにし、研いだお米に少なめに水加減して、きのこと塩、銀杏を混ぜて炊いたもの。
食べるときに紫蘇の実塩漬けをぱらりとふって。
すっきり直球できのこの味がして、美味!

きのこのバター醤油炒めを炊いた白ごはんに混ぜるというのも美味しそうだな。
今度やってみよう。


お父さんへ:立派なマイタケご馳走様でした。今年はもう出ないかな?
1.4kgもあったけれど、ふんだんに使っていたら、割とすぐ食べ終わってしまいました。
また来年よろしくお願いします!



そういえば、今年の春、私もマイタケの原木を埋めてみたのでした。
どうなっているかしら。

どこに埋めたか思い出せるかどうかが、まず問題だ。




====================
■マイタケ関連記事
(1)マイタケ植菌奮闘記(父が作業) 2009年3月
(2)2009年10月 初のマイタケ発生
(3)2010年 記録なし。猛暑乾燥の夏で発生しなかったのかな?
(4)2011年10月12日(うちに届いた日) 巨大マイタケ発生! 1.4kgもありました。 
(5)2012年10月8日(うちに届いた日)  2012年も大きいです。 1.0kg。 
(6)マイタケ2013:原木づくり2013
(7)マイタケ2013:マイタケ菌苦戦
カビが・・・。
(8)マイタケ2013:伏せ込み(by父) 
 成功率は低いですが、カマンベールチーズのように真っ白にマイタケ菌が育ったものがいくつもありました。
でもこの時の秋のマイタケの発生はなし(無念)。
雨などの条件が悪かったのだと思っているのですが・・・。
(9)マイタケ2014:原木作り
(10)マイタケ2014:伏せ込み
(11)マイタケ2014:巨大マイタケ発生! (この記事)
2013年に伏せ込んだ場所から、2.7キロの巨大マイタケが出てきました。   

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マイタケの原木

2011-05-11 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

連休中、産直で面白いものを見付けました。

2011/05/10マイタケ原木 ちょっと大きなこの物体は何かというと・・・
2011/05/10マイタケ原木 舞茸の原木。
これを土に埋めておくと9月くらいにマイタケが出てくるそうなのです。

以前父が舞茸菌と丸太から原木を自作したことがあるのですが、丸太を何時間もぐつぐつ煮なければならずすごく大変だったそうです。父が作ったものよりもやや小さめですが千円ちょっとで買えるのならば安いものでは。
2011/05/10マイタケ原木 早速埋めてきました。

とある松林の下に穴を掘ります。

こんなに垂直に穴が掘れるということからも分かるように、数センチ分の表土より下はカチカチの粘土です。
2011/05/10マイタケ原木 掘った土はこんな風に塊状。
2011/05/10マイタケ原木 原木を袋から取り出してみるとこんな感じ。
蚊取り線香の大缶2個分ほどの大きさですが、勿論丸太なのでもっと重いです。
2011/05/10マイタケ原木 掘った穴にかぽっとはめ込んで・・・
2011/05/10マイタケ原木 土を周りに詰め詰め。
ここでちょっと心配が。
掘り出したブロック状の粘土は、多少ほぐしてはみたものの、まだ小石くらいのサイズです。その辺の枝で、一升瓶で米を搗くように(やったことはありませんが)粘土片を空間に詰めてはみましたが、見るからに空隙が多そうです。
野菜苗ならある程度の通気性は必要ですが、舞茸の場合はどうなんだろうか?
2011/05/10マイタケ原木 表土をけずって細かくして詰めた方がいいのかな?
でも表土には雑菌が沢山??
色々考えつつも結局掘り返して詰め直したりはせず、適当に・・・。
表面だけ、3cmくらい細かい土を載せてやって、更に松葉をふんわり。
落ち葉を敷いておかないと、舞茸が発生した際に雨滴で土が跳ね返ってキノコが土だらけになるようです。
2011/05/10マイタケ原木 埋めたのはこんな感じの松林の林床。


秋になったら落ち葉を敷き直しに行った方がいいかな。

いや、それ以前に、どこに埋めたか忘れてしまいそうな気がして仕方がありません・・。

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しいたけ

2010-04-13 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)
今日もきのこの話題ですが、天然じゃないほうです。
本日のアミガサタケは、数は少なかったのですが、びっくりする位大きなものが意外な場所で2個とれました。
明日明後日とまた雨模様らしいので、チャンスです。
毎日パトロールしないと。

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一昨年だったかの秋に駒打ちをしたしいたけのホダ木ですが、我が家に持って帰ったあと、かなり苛酷な条件におかれていました。
北側のベランダなのですが、屋根がついているため雨があたらないのです。

すっかり枯れてしまったかと思っていたら、先日一部がもっこり盛り上がっているものを発見。

生きてる!

それからは扱いが丁重に。
雨の降る日は外に出し、晴れて乾燥する日はお風呂場に取り込み、たまにシャワーなんかかけたりして、という過保護ぶりです。


最初はコブみたいなものだったのに、数日後には、立派な椎茸になりました。

 
2010/4/11Myしいたけ


2010/4/11
My椎茸

2010/4/11Myしいたけ

こちらも立派。
全部で4個収穫出来そうです。


実は出てきたのはホダ木2本だけ。

他のホダ木は今のところ何の気配もなしです。
表面に白いカビみたいなのが出てきて、椎茸の菌糸かな?と思っていたらそのてっぺんが何やら青カビっぽくなったりしています。

椎茸菌くん、がんばって~。
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マイタケ発生

2009-11-16 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

しばらく前ですが、父がマイタケのホダ木作りに挑戦したそうです。私は全然知らなくて、手伝いませんでした。
「何しろものすごく大変だったんだから」と力説するので、父に作り方を取材してきました。
解説のイラストが書けるといいのですが、とりあえず文章だけ。

様々な困難はあったけれど、まずマイタケの植菌方法のパンフレットの解読が最初の問題。2,3種類も読みあさったけれど、どれも書いてあることが違うのだそうです。
私もシイタケの時に駒打ち方法の説明チラシを読んだけれど、紙面が小さくて文字数が限られているという点を差し引いても、日本語自体が意味不明なのです。誰も読む人もなく校正する人もなく何十年も経っているのでは・・・・。

科学的・総合的に判断して、独断で実行!

■■マイタケの植菌方法(父の奮闘記)
(1)コナラ、もしくはミズナラの丸太を用意する。2月に伐採したものをしばらく乾燥させ、3月下旬に作業するのがよい。
今回は、那須の庭に生えていたコナラを使用。直径23cm、高さ18cmの丸太を8個用意した。1個の重さ約6キロ。計48キロ分の丸太。
丸太はノコギリで底に十字の刻み目を入れ、1昼夜水に漬けておく。

(2)20リットルのドラム缶(直径30cm高さ40cm程度)を2つ用意し、1つにつき丸太2個と水をたっぷり入れてたき火にかける。
このとき木挽き台のようなものにドラム缶のツルをかけ、その下でたき火を燃やした。
たき火のコツをつかむのにかなり時間がかかり、沸騰まで1時間もかかった。
そして更に、くつくつ煮えている状態を4時間半持続させる必要がある。これもまた、火力の調整等が必要で、たき火につきっきりになる必要があり、猛烈に大変。
4時間半後には水は真っ黒になっている。

(3)丸太を煮ている間、ほだ木保管用のビニール袋もガスコンロで煮沸消毒しておく。この袋はマイタケ専用で、空気は通すけれども雑菌は通さないようになっているとか。

(4)木挽き台にぶら下がっている熱々のドラム缶2個の総重量は40キロくらいになる。
これをなんとか地面に置く(ひとりでの作業なのでかなり工夫が必要)。
熱々の丸太の底の刻み目に針金を通し、その針金を持つようにしてお湯から取り出す。
これを煮沸したビニールに1個ずつ入れる。
ドラム缶2個なので、計4袋になる。自然に冷ましておく。

(5)丸太がまだ4個残っているので、丸太を煮る水は取り替えて(2)~(4)の作業をもう一度繰り返す。

(6)ほどよい温度に冷めた丸太に、瓶に入った粉状のマイタケ菌をふりかけて擦り込む。
マイタケ菌は雑菌にとても弱いようで、瓶のふたがものすごく固くしまっている。
ドラム缶2つ(40キロ)×2回、丸太6キロ×8回の重量物を運んだ後には、フタ開けが、また一苦労。
(もともと手首を痛めているので)
これが終わったの頃にはもう夜中の1時頃になっていた。

(7)ビニールの口を縛り、室温でおく。すぐに菌糸が蔓延し、丸太が真っ白になってくる。
ちょくちょく袋を開けて白く菌糸がまわった様子を友人に自慢したりして大喜びしていたら、うち3つくらいが雑菌に覆われて、真っ黒といってもいい程になってしまった・・・。ガックシ。だが、仕方がないのでそのまま放置。

(8)7月中旬に、地中に埋め込む作業をする。
丸太の上10cmくらい土がかぶるように、30cm程度の穴を掘る。全ての丸太をくっつき合うように配置し、土をかぶせておく。

(9)うまくいくと10月初旬にはマイタケが発生する(シイタケは植菌の1年後なのに比べるとマイタケは展開が早いですよね)。
3~4年は続けて出て、回収率((きのこの重さ)/(丸太の重さ))は30~50%だそうです。(30%としたって、15キロものマイタケが?)


そして10月になりました。
父が久々に那須へ行ってみると・・・・。


な、な、なんと!

2009/10/05マイタケ大中小

マイタケが!
3個も!

あれだけ苦労をしたので、まさに舞い上がる程の大喜び!

2009/10/05マイタケ大

一番大きいものは、蚊取り線香の大缶と比べても、まだ大きいです。キャベツくらいかな?

2009/10/06マイタケ大

これは翌日の写真。比較物がないためよく分かりませんが、一晩で目に見えて大きくなっていたとか。

採ってみたらかなりの重さだったそうです。

2009/10/05マイタケ中

こちらは中サイズマイタケの10月5日のようす。

2009/10/06マイタケ中

翌日10月5日には、確かにかなり大きくなっているような?
初日にはチマチマした花びら状の部分が、ややゆったり伸びているような気がします。

2009/10/05マイタケ小

こちらは小サイズ。
左に見えるのは4ッ割りの角材。

これで丁度1パック分のマイタケくらいの大きさでしょうか。でもこれはまだ赤ちゃんなので、もっと成長するはずです。

2009/10/06マイタケ小

翌日にはこんな感じ。
アングルが違うし角材もないのでよく分かりませんが、着々と成長中です。


この後、毎日成長を見守っていましたが、大きなものはついに収穫。
父の実家に持っていって、おばあちゃん(父の母)に天ぷらを作って食べさせてあげたそうです。

雨滴の跳ね返りがあったのか、折角のマイタケだけれどところどころに砂をかんでいるところもあったとか。
でも、私もこの天ぷらの残りを食べたのですが、私のには砂はあたらず、すごく美味しかった!

後日小さいマイタケが育っているかと見てみると、この頃の雨不足で伸びないまま乾燥気味だったとか。(でも天然干しマイタケですよね)
虫出しがてら水に漬けたら、また大きく戻ってきたそうです。


きのこにとっては条件がよくなかった今年の秋ですら、3個もの収穫。
ということは、条件がよければ・・・・。むふふ・・・。ぐふふふふ・・・。
(だって数年で15キロ・・・)

来年の秋もとても楽しみです。


お父さんへ:
たったひとりでの植菌作業、本当にお疲れさまでした。もしまたやることがあれば手伝いに行きます。
来年秋は私も見に行きますのでどうぞよろしく。
何だったら川の水を汲んで水やりしましょうか。


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■マイタケ関連記事
(1)マイタケ植菌奮闘記(父が作業) 2009年3月
(2)2009年10月 初のマイタケ発生
(3)2010年 記録なし。猛暑乾燥の夏で発生しなかったのかな?
(4)2011年10月12日(うちに届いた日) 巨大マイタケ発生! 1.4kgもありました。 
(5)2012年10月8日(うちに届いた日)  2012年も大きいです。 1.0kg。 
(6)マイタケ2013:原木づくり2013
(7)マイタケ2013:マイタケ菌苦戦
カビが・・・。
(8)マイタケ2013:伏せ込み(by父) 
 成功率は低いですが、カマンベールチーズのように真っ白にマイタケ菌が育ったものがいくつもありました。
でもこの時の秋のマイタケの発生はなし(無念)。
雨などの条件が悪かったのだと思っているのですが・・・。
(9)マイタケ2014:原木作り
(10)マイタケ2014:伏せ込み
(11)マイタケ2014:巨大マイタケ発生! (この記事)
2013年に伏せ込んだ場所から、2.7キロの巨大マイタケが出てきました。  

=======================

■参考情報
(1)山梨県森林総合研究所
マイタケほだ木の作り方 PDF
マイタケほだ木の伏せ込み・管理  PDF

(2)
マイタケほだ木の管理  PDF

(3)
マイタケほだ木の伏せ込み (ブログ) 写真あり 

(4)
マイタケの原木作りから伏せ込み 写真多数 

(5)きのこ堂日記(ブログ) の、殺菌原木栽培のカテゴリ
(個人で沢山のキノコを育てている方のようです)
殺菌原木栽培の心構え
燃料の準備 
ドラム缶準備
ドラム缶を蒸し器にする
原木の玉切り、袋詰め
種菌の入手、接種室の準備、その他道具
原木の煮沸 (ドラム缶ひとつにつき、原木12個が煮沸出来るようです)
煮沸終了後の管理 (接種直後にアルコール消毒したプラスチック衣装ケースで保管)
種菌の接種
種菌接種後の管理 (プラスチックの衣装ケースに詰めて保管している)
菌糸の成長に伴って袋の中に溜まる水(分解水)への対応方法
マイタケの伏せ込み (地面に埋める作業)
・過去の日記による試行錯誤の記録 その1 その2 

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ナメコ大発生

2009-11-10 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)
もう記憶もだいぶ朧気ですが、2008年の初め頃、シイタケなどの種菌を沢山植えました。
ブログでも何度か記事にしていました。
--------
●これまでのホダ木のようす
 2008年2月頃 シイタケの種駒を打ち込み
 2008年5月 ホダ木から芽が!?
 2008年8月 地面に埋め込み(父が)
 2008年11月 ヒラタケが(3個)発生!
--------

そしてあれ(ヒラタケ発生)から1年。
今年は全国的にキノコが不作のようなので、たとえ菌を植え込んだものといえども生えてこないかも。

と思っていたら父から連絡が。
ナメコがすごいことになっているようです。

docomoの不親切な店員さんに(老人だからと侮られ?)カメラなし携帯をつかまされたおかげで写メールは出来ないのですが、デジカメで写真を撮って(母が)メールで送ってくれました。
ナメコ本体も送ってくれました。

駒打ちした頃の写真も一緒にご紹介します。

2008/05/04ナメコの原木

2008/05/04
コマ打ちした原木です。
「な」というのはナメコ。

2008/8/31ナメコの原木

2008/8/31
20cmくらいの長さに切り、木口を上にして地中に埋め込みます。これは父がやってくれました。

木口に黒いシミのようなものが見えますが、ナメコ菌がまわっている証拠だと思われます。

2009/11/01原木ナメコ

そして今年!

一面のナメコ~☆

2009/11/01

2009/11/01原木ナメコ

父は実物をみて大感激だったとか。そのせいか、写真があまりありません。

長靴とか、大きさの比較になるものを置いて、もうちょっと引いて(遠くから)撮った画像も欲しかったなー。
(でもキノコって、見ると舞い上がってしまい構図とか考えている場合ではないんですよね。うむうむ)

2009/11/01原木ヒラタケ

ヒラタケも出ていました。育ちすぎもあるけれど、手前中央には可愛い赤ちゃんも。

2009/11/01原木クリタケ

こちらはクリタケ。
これは少なめです。でもそのせいか、それぞれが大きめです。

2009/11/01原木ナメコ

我が家に詰め合わせて送ってくれました。

2009/11/03ナメコヒラタケ

石突きを切り離して粗々掃除が終わったところ。これから水洗いです。

左がナメコ、右上がヒラタケ、右下がクリタケです。

沢山のナメコは、さっと加熱して、すぐ食べる分以外は瓶に詰めて冷凍しました。

2009/11/03ヒラタケ

ヒラタケにはやや問題が。

ヒダのところに、白くてツブツブしたものがついているのです。
触感からして菌によるものだと思われますが、ヒラタケ由来のものか、別の菌が寄生?しているのかは不明です。ネットで検索しようにも、キーワードは何だろう・・。

一応、取り除いてみました。

2009/11/18巨大椎茸

後日、また父からきのこを送ってもらいました。今度は椎茸もあったのですが、この大きさ!
直径20cmくらいあります。
ソテーして食べたのですが、食べ応えがありました。

下の方の白いものは椎茸の胞子だと思います。

ナメコのお味噌汁、ナメコの大根おろしあえ、クリタケとナメコの軸の炊き込みご飯、ヒラタケ入り卵焼き、などで楽しみました。

(お父さんへ:ご馳走様でした!)

コメント (6)
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