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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ヒラタケ初収穫(3個)

2008-11-04 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)
みなさん連休は如何お過ごしでしたか?
私は、那須に、ホダ木のようすを見に行ってきました。道中、母と二人で益子陶器市をちょっとだけ(?)見物したり、那須でアウトレットモールに行ってみたり。お買い物系のお出かけが多く、野生のきのこ探しは出来ませんでした。まあ、シーズンも遅いし、天気もここのところ晴れていたようで、「きのこが出そう」な空気ではなかったのですが。

おそらく今年は出ないだろうけれど、ホダ木の菌糸は元気かな?

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●これまでのホダ木のようす
 2008年2月頃 シイタケの種駒を打ち込み
 2008年5月 ホダ木から芽が!?
 2008年8月 地面に埋め込み(父が)
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お?


2008/11/2ヒラタケ
1本の木から3個も!

2008/11/2ヒラタケ
こっちにも小さいのが1個。
そして右真ん中の木からも4,5個まとめて生えているのが分かるでしょうか。


気候がよければ、うっかりする間にクリームパンほどにも育つらしいですが、もう寒いので、それほどグングンは育ちません。
でも今年でこんなに生えてきたのだったら、来年は・・・・。
(採れすぎちゃったらどうしましょ~。えへ~。と妄想はふくらみます)
水洗いして、茹でて汁ごと冷凍するととても便利ということが分かったので、父に一応伝えておきました。

そして予想外のこちらも。

2008/11/2クリタケ
クリタケ

父が以前種駒を打ち込んでおいたホダ木ですが、ご覧の通り、もうボロボロの崩壊寸前。かなり片付けた(たき火で燃やした)そうなのですが、燃やしきれなかったものを地面に半分埋まったままにしておいたらしいのです。
そうしたら、まだ菌糸が生きていたようで生えてきました。

ここで生えてきたということは、森の中のそれなりの場所に行けばそこでも生えているはず・・・。でも結局山に入る時間はなかったのでした・・・。


ヒラタケの大きめの3個とクリタケ、そして椎茸とナメコ(この2つはダンナサマの出張土産)で、ミックスきのこ雑炊にしました。
おいしかった!
(ちゃんと説明しなかったので、父は記念すべき初収穫と知らずに食べてしまったようでした。失礼しました)



おまけ:

連休中の写真をすこし。

2008/11/1

益子陶器市で見かけた栗。巨大!
この時期イガつきとは?と疑問に思い聞いてみたら、「晩石ばんせき」という晩生種だそうです(でも検索してもヒットしなかったので聞き間違いかも)。

2008/11/1

以前買ったものと同じくらいのサイズかな?

1キロ千円でしたが、眺めている間にも2キロ買っていくひとがいました。
(私は買いませんでした)

2008/11/2 アウトレットモールで見かけたヤカン。可愛いわ。
(でも我が家でも実家でもヤカン使わないけど)
2008/11/2 こちらもアウトレットモール。
スカンジナビアデザインの雑貨各種が売っているお店です。

磁器の容器とフタ。
そして容器にあうお皿。
プラスチックでない密閉容器っていいよね、と母としばし熟考。
2008/11/2 一辺約15cmです。
フタは色違いがいくつかあります。

残りものをしまうには、ちょっと大きい気がするのだけれど・・・。
2008/11/2 フタと本体は別売りで、フタ630円、本体884円でした。

クリスマス時期とか、セールがあるかな?
この時はこらえましたが、ちょっと欲しい気分です。
2008/11/3 おしゃべりやショッピングに忙しく製作はいまひとつでしたが、少しは。
甘柿のスライス干しです。
といっても実家の富有柿(今年はとっても小粒)の皮を剥いて切って干すのみ。
普通の干し柿のようにねっとりはせず、しんなり柔らかくなるだけですが、甘みが凝縮して美味しいです。
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ホダ木のようす

2008-09-09 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)
天然キノコの収穫でドタバタしておりましたが、きのこ栽培の方も概ね順調のようです。
那須のログハウスの庭のホダ木たちの様子を先日見てきました。

今年の2月頃に種駒を打ち込み5月頃にちょっと様子をみてきたものの、あとは父に任せきりでした。
本伏せってやつをしなきゃいけない頃合いなのだけれど・・・。


(写真はクリックすると拡大します)
2008/8/30

8/30の庭の様子です。冬と違って木の葉が茂っており、日陰になります。きのこには丁度良さそう。

そしてこの頃、毎日のように夕立があり、ほだ木はびしょびしょといってもいいほどです。

2008/8/31

これは、ヒラタケだったかな?ナメコ?
半分ほど地面に埋め込んでおくとよいらしいのです。

2008/8/30

こちらはシイタケ。
シイタケだけは風通しがよいように、立てかけておきます。まっすぐでないホダ木だけれどこうやって並んでいると綺麗・・・。

2008/8/31

こちらはナメコの短木栽培です。長さ20cm程度に切り、半分ほど地中に埋めておきます。
ここからモコモコきのこが出てきたら、まさにきのこ畑☆

なお、雑草と蚊だらけの庭に穴を空けるスペースを作るだけでも大変だったとか。
(お父さんへ、ありがとうございました。手伝わなくてごめんね)

2008/8/30

これはクリタケ。
出てくるのはおそらく来年の秋なので、まだ仮伏(放置?)してあります。



シイタケのホダ木を何本か持って帰ってきました。
ナメコやヒラタケも短木にして持って帰り、プランターに植える予定が、雨のため切断作業が出来ず、次回へ。

シイタケホダ木、北側のベランダに置いたものの、やはり那須の樹林内とはかなり違って乾燥気味です。屋根があるので夜露も雨もあたりにくいです。
時々水をかけているけれど、おそらく足りないだろうなあ。
雨が降ったら、雨のあたる場所に置き直さないと・・・。
コメント (2)
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ほだ木はいかに

2008-05-29 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)
2月の中旬、父と一緒に、シイタケなどの種駒を植えました。それがどうなっているか、5月初めに様子を見に行ってみました。

こちらが2月の様子。
 
2008/2/17
保湿のために雪をかけてみました

さてさて、菌糸は元気かな?
直射日光を避けるために父が寒冷紗を買ってかけてくれていました。
 

2008/5/4シイタケ

これはシイタケを植えた木なのだけれど、よく見ると・・・・

2008/5/4

細かい木くずが!

虫が木を食い荒らしているのでは?
これって、きのこの菌にとって問題ないのかしら??

2008/5/4

それに、なんだか芽が出てるし・・・。(この木は桜)

菌にとっては湿り気が多すぎ?大丈夫かなあ。

2008/5/4

こちらはクリタケ。
本当はかなり乾いた木に植えるべきだったのに、説明書を読まず伐採したても同然の木に植えてしまいました。
菌糸よ、がんばってくれ。

2008/5/4

こちらはヒラタケ。
あっ、ここにも芽がでてる。

2008/5/4

ナメコ。
コマの間隔が広すぎたかなあ。ううむ。



前の記事にも書いたのですが、シイタケ原木の管理をもう一度載せます。

原木の管理
〈仮伏せ〉2月~4月
・2月に接種した場合は、気温も低いので日だまりの暖かい場所に仮伏せする。
・枕木を置いた上に、原木を横に並べる。保温・保湿のため上部にムシロをかけるとなお効果的。
・散水する場合はムシロをはいでやる。
・桜が咲く頃には、夜間の最低気温も5度以上になって、1日中菌糸が蔓延できる季節になる。木口から白い菌糸が見えたら、菌の活着が順調に行っているということ。

〈本伏せ〉4月下旬~2009年秋
・本伏せ(伏せ込み)とはシイタケ菌糸の活着した原木に、更に原木全体へ菌糸が蔓延できるような条件を与えてやること。
・四月下旬から遅くても梅雨前には本伏せに伏せ直す。梅雨時期に接種原木を寝かせたままにしておくと、高温と多湿で害菌の侵入を許すことになる。
・シイタケ菌は高温に弱く50度だと数時間で死滅する。夏の直射日光が20分あたると原木表面は50度以上になってしまう。なので伏せ込みの場所は直射日光があたらない場所だが、暗いスギ林などでは加湿になる。木漏れ日の入る林内で、風通しがよい場所が望ましい。梅雨から夏の高温多湿が要注意。
・本伏せ中、少なくとも梅雨後と夏には原木の天地を返す(多いほどよい)。地面に着いていた部分はシイタケ菌も良く育つが、害菌も入りやすいため。
・雨がないときは散水する。


仮伏せの終わり頃には木口からもわもわと白い菌糸が生えてくるそうなのに、このときはそんな気配なし。もう桜も完全に散って5月だっていうのに・・・。え~、なんで~。
どうしたらいいのかしら。ひとまず散水??

あと、梅雨前には本伏せしなくてはいけないと!
しまった忘れていました。5月に行ったこのとき、本伏せのかたちに並べ替えておけば良かったかも。

今年の梅雨入りは早いというし、大変だ~。

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来年の秋はシイタケ三昧・・・のはず

2008-02-19 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)
近所で何やら工事をしていて、雑木林の一部を伐採していました。
積んである丸太を見るときのこのホダギに丁度よさそうなサイズ。工事事務所におじゃまして、何本か譲ってもらうことができました。

しばらく我が家の玄関先に積んでおき(集合住宅で玄関に丸太山積みは目立ったかも)、先日那須にある父のログハウスに運んで種菌の植え付けをやって参りました。

2008/2/162008/2/16
もらった丸太(約30本)


外は風花がちらついています。余りに寒いので室内で作業することにしました。
大きな材木を2本並べ、父と向かい合わせで座り、私がドリルで穴開け、父がカナヅチでコマを打ち込む係になりました。
本当は立って作業すると腰が楽なのだけれど。テーブルの上で作業したらどうかな?

2008/2/16
作業台


2008/2/16
種コマの打ち込み


今回使ったのはこちらの種菌。シイタケにも色々品種があるそうで、巨大になるものとか、一斉に発生するもの、ドンコになりやすいものなどがあるとか。
今回のこちらは、父がたまたまつかんだ箱で、巨大シイタケではなくて、比較的早い時期(いつ?)から収穫できるもの、だそうです。

2008/2/16
種菌2号


夏を2回越した秋、つまり来年の秋から収穫が出来るはずです。
ぐふふ。楽しみ~。

といいたいところですが心配がいくつか。

以前patakoさんのブログで、大変参考になるHP(「森のきのこ倶楽部」というきのこ栽培キットを売っているお店)をみつけたのですが、読んだのはだいぶ前。
ログハウスにはパソコンがないのは知っていたのに、プリントアウトしていくのを忘れるという迂闊さ。
種駒についてきた小さな説明書を読んで作業を開始しました。途中、説明書を読み違えて間隔が開きすぎということに気づいて一旦外に出した原木をまた運び込むという手戻りもあり・・・。

いま改めてHPを復習してみると・・・。

種駒の打ち方
ポイント:菌糸は、種駒を中心として縦30cm~40cm、横7~8cmの範囲に蔓延する。
なので、長さ方向20cm、横方向5cmに1個の種駒を隣り合う列で互い違いになるように植える。

縦方向はよかったけれど、横方向、少々間隔が広すぎたかも!大丈夫かなあ。


種駒を打ち終わったホダギは、ひとまずこんな感じで積んでみました。
2008/2/16仮伏せ中
仮伏せ中

ムシロがないので保湿のため雪をかけてみました。
この先どんなことに注意するのか勉強してみました(ユウコちゃん、間違ってたら教えて下さい!)。

原木の管理
〈仮伏せ〉2月~4月
・2月に接種した場合は、気温も低いので日だまりの暖かい場所に仮伏せする。
・枕木を置いた上に、原木を横に並べる。保温・保湿のため上部にムシロをかけるとなお効果的。
・散水する場合はムシロをはいでやる。
・桜が咲く頃には、夜間の最低気温も5度以上になって、1日中菌糸が蔓延できる季節になる。木口から白い菌糸が見えたら、菌の活着が順調に行っているということ。

〈本伏せ〉4月下旬~2009年秋
・本伏せ(伏せ込み)とはシイタケ菌糸の活着した原木に、更に原木全体へ菌糸が蔓延できるような条件を与えてやること。
・四月下旬から遅くても梅雨前には本伏せに伏せ直す。梅雨時期に接種原木を寝かせたままにしておくと、高温と多湿で害菌の侵入を許すことになる。
・シイタケ菌は高温に弱く50度だと数時間で死滅する。夏の直射日光が20分あたると原木表面は50度以上になってしまう。なので伏せ込みの場所は直射日光があたらない場所だが、暗いスギ林などでは加湿になる。木漏れ日の入る林内で、風通しがよい場所が望ましい。梅雨から夏の高温多湿が要注意。
・本伏せ中、少なくとも梅雨後と夏には原木の天地を返す(多いほどよい)。地面に着いていた部分はシイタケ菌も良く育つが、害菌も入りやすいため。
・雨がないときは散水する。

〈シイタケの発生〉2009年秋
・シイタケの菌糸が十分蔓延し、シイタケが発生するようになった原木を「ホダ木」と呼ぶ。
・シイタケが発生するには、菌糸が蔓延する時より水分と湿度が要求される。伏せ込み時より保湿をはかる必要がある。夕刻にたっぷり散水するとよい。



さて、シイタケの駒打ちは一段落。
ログハウスの庭に山桜の木があります。
2008/2/17山桜(これは整理したあと)
山桜の木


何本もの幹が束生している様子は風情があるのですが、余りに立派。庭先で花見が出来るかと思いきや、木が大きすぎて近くからは花はよく見えない程です。
少し整理して、それもホダギにしてしまうことにしました。

細めのものを2本、チェーンソーで切りたおしました。小枝を整理して玉切りし、原木の大きさにしました(口で言うと簡単だけれど重くて大きくてなかなか大変!)。
この後しばらく乾燥させて1ヶ月後くらいに種駒を植える予定です。樹種適合表にもあるとおり、サクラにはナメコやヒラタケがあうとか。
既に父が500個ずつ買って、冷蔵庫にしまってあります。
来月また打ち込みに行かなくては。


2008/2/16山桜原木
2008/2/16山桜原木
山桜の原木乾燥中

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