こちらが2月の様子。
保湿のために雪をかけてみました
さてさて、菌糸は元気かな?
直射日光を避けるために父が寒冷紗を買ってかけてくれていました。
前の記事にも書いたのですが、シイタケ原木の管理をもう一度載せます。
■原木の管理
〈仮伏せ〉2月~4月
・2月に接種した場合は、気温も低いので日だまりの暖かい場所に仮伏せする。
・枕木を置いた上に、原木を横に並べる。保温・保湿のため上部にムシロをかけるとなお効果的。
・散水する場合はムシロをはいでやる。
・桜が咲く頃には、夜間の最低気温も5度以上になって、1日中菌糸が蔓延できる季節になる。木口から白い菌糸が見えたら、菌の活着が順調に行っているということ。
〈本伏せ〉4月下旬~2009年秋
・本伏せ(伏せ込み)とはシイタケ菌糸の活着した原木に、更に原木全体へ菌糸が蔓延できるような条件を与えてやること。
・四月下旬から遅くても梅雨前には本伏せに伏せ直す。梅雨時期に接種原木を寝かせたままにしておくと、高温と多湿で害菌の侵入を許すことになる。
・シイタケ菌は高温に弱く50度だと数時間で死滅する。夏の直射日光が20分あたると原木表面は50度以上になってしまう。なので伏せ込みの場所は直射日光があたらない場所だが、暗いスギ林などでは加湿になる。木漏れ日の入る林内で、風通しがよい場所が望ましい。梅雨から夏の高温多湿が要注意。
・本伏せ中、少なくとも梅雨後と夏には原木の天地を返す(多いほどよい)。地面に着いていた部分はシイタケ菌も良く育つが、害菌も入りやすいため。
・雨がないときは散水する。
仮伏せの終わり頃には木口からもわもわと白い菌糸が生えてくるそうなのに、このときはそんな気配なし。もう桜も完全に散って5月だっていうのに・・・。え~、なんで~。
どうしたらいいのかしら。ひとまず散水??
あと、梅雨前には本伏せしなくてはいけないと!
しまった忘れていました。5月に行ったこのとき、本伏せのかたちに並べ替えておけば良かったかも。
今年の梅雨入りは早いというし、大変だ~。
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