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FUCHISO(フウチソウ)

諸国の古い工芸/染織品をご紹介する小さなお店です。 東京都渋谷区神宮前3-7-4 2階/TEL 03-5474-7107

● 春待ち陶器 / トロヤン

2017-02-07 | 古いもの

風が冷とうございます

春待ち侘びる日が続きます


今日はブルガリア北西部のトロヤンのスリップウェアを。
















トロヤン焼きの特徴でもあるこのジオメトリックな文様は

下地の釉薬が乾かぬうちに轆轤をまわしながら線文を描き更にに上釉をかけて(偶然の力も借りて)文様を作るスリップウェア。







ブルガリア トロヤン地方

20c初頭-中頃

φ14.8 ×H7.7cm


ご売約済みとなりました、ありがとうございます。



菜の花やふきのとうなど

春の緑がよく映えそうな柔らかな茶釉のグラデーション


大振りですがサイズと気持ちが合えばお抹茶にも。







FUCHISO (フウチソウ)

〒150-0001 渋谷区神宮前3丁目-7-4 和泉ビル201 / TEL・FAX 03-5474-7107


● OPEN 12:00-18:00頃 

*仕入れ・骨董市出店等により 不定休 での営業とさせて頂いております

 お手数をお掛け致しますが等ブログ、もしくはお電話にて営業ご予定を確認の上、お出掛け頂けましたなら幸いと存じます。

*2月の営業予定ページはこちらです→

● 掲載品についてのお問い合わせは、お名前をご記載の上 fuchiso☆tbr.t-com.ne.jp  ( ←☆を@ に変えて)迄、メールにてお問い合わせいただきますようお願い致します。
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● 喜報春先 / 藍印花布

2017-02-05 | 古いもの

余寒の本日も

中国仕入れの時節文様のものを。






梅にうぐいす と長らく思っていたら、

起源の地では、梅にかささぎ の ”喜報春先” と称される吉祥文様


そう言われてみると尾が、長い。


こちらはそもそもは、布団カバー(洗濯前は木棉の綿がくっついていました)だったもの

織り幅毎に解いてのご紹介となります。



A.Bの2枚有ります。 * いづれもご売約済みとなりました、ありがとうございました。



サイズはいずれも 43.5×長さ255cm前後 ですが、A,Bいづれも布の手先両端に

かなり目立つ色落ち(抜け)が見受けられます、色落ち部分を除いたおおよその長さは190cm程になります。

又、長い布のため画像は半分に折り全体や部分を掲載しています
 
ご参考までに。





先ずはA 












折り返した後ろ側



裏側







続いてB










折り返した後ろ側





調べてみると600年も前から中国には型染めが有り

中国西南部や台湾などの地域で染め出されて来たのだとか

沖縄の藍型(えーがた)のルーツにもなったと言われる藍(らん)印花布

図案や技法に共通項が見受けられます。






地白藍印花布

20c初頭~中頃

手紡木棉(ネットに入れて洗濯機可 でした)

約 W43.5 L255 cm



A,Bいづれも ¥15.000- (Aはご売約済)



長いままでももちろんですが

こんなイメージの小座布団も素敵です。










FUCHISO (フウチソウ)

〒150-0001 渋谷区神宮前3丁目-7-4 和泉ビル201 / TEL・FAX 03-5474-7107


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● 朱の梅椀 / ビルマ

2017-02-04 | 古いもの

立春らしい気候でした

気づいたら随分と日も延びて

少しずつ春に向かう時節


昨日の器を。





籃胎漆器と呼ばれる竹編み(又は竹ヒゴを圧着しながら集成し削り出すブナコ細工のようなものなど)

の素地に漆を塗ったアジア圏ならではの技法

こちらは、ビルマ(現ミャンマー)で作り使われていた籃胎漆器のお椀。
















20c中頃

Φ10.6×H7cm

* ご売約済みとなりました、ありがとうございます。





黒漆で線描きされた花が、丁度咲き始めた梅の花のよう。











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● 節分

2017-02-03 | 日々

恵方巻きの風習には馴染みが無いのですが

あまりにも恵方巻きが目につくので

キンパ(韓国の海苔巻)を買って黙々と食べていたら

あと一口のところで落っこちた



縁起悪い


やはり馴染みの有る風習にしよう。







豆まきの前に

豆を飾ってみる。











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● 梅の花 / 紅花染額装古布

2017-02-02 | 古いもの






梅が咲き始める頃に

と思って仕舞っていた日本の古布の額装品





寒冷地で木綿の育たぬ東北地方の民は

地産の麻地を用い織染めし

着る物を作っていたそう

ハレもケも



花びらの先が丸いので、梅かと思うのですがー





ガラスを外したところ


虫喰い跡には共布で補修あり。













マットも額も随分年季が入っていまして、スレなどがみられます

額装された紅花古布の儚さと合っていると思い、

今のままの状況でご紹介することにしました。




明治頃

庄内地方(山形県)

麻地

紅花 絞り染


額サイズ 縦45 横37.5 cm
マット内寸サイズ 縦27.7 横22.2cm


* ご売約済みとなりました、ありがとうございます。








FUCHISO (フウチソウ)

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