ひとつ前のものまでが樹皮を編んだ民の品とすると
今日はさらにプリミティブでシンプルな技法
赤道周辺のアフリカ、ミクロネシア、南米までの帯状の地域で古来より樹皮(真皮)を重ね叩き
使われて来たタパクロスと呼ばれる樹皮布。

こちらはインドネシアのスラウェシ島のタパ
収穫した食物を干す、又は体に巻きつけて日除けとする などの生活様式に沿い作られたためでしょうか
サイズも大きく無地(漂白したり全体的に染めたりはあります)ゆえに
繊維の重なりや透け感がより際立って
継ぎ接ぎし補修された跡も。



侵略などによる異文化や異素材の流入で途絶えてしまった布。
● 実りの秋 / 秋色のタパクロス
インドネシア スラウェシ島
20c中頃
約 ±W57 L85 cm
*裂けていた部分があったため裁断しフラグメントにしました、
上画像の現品はご売約済みとなりましたが、他のサイズもございます。
例えば
敷く
掛ける
包む
透かす
描く
撮影背景
などに。
☆ 11/1(水)営業日、2(木)店休日、3(金)4(土)営業日、5(日)店休日← 大江戸骨董市 出店のため
以降、11月の営業予定は下記リンク ★ よりご確認をいただけます、よろしくお願いいたします。
FUCHISO (フウチソウ)
〒150-0001 渋谷区神宮前3丁目-7-4 和泉ビル201 / TEL・FAX 03-5474-7107
● OPEN 12:00-18:00頃
*仕入れ・骨董市出店等により 不定休 での営業とさせて頂いております
お手数をお掛け致しますが等ブログ、もしくはお電話にて営業予定をご確認の上、お出掛け頂けましたなら幸いに存じます。
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