Kalimantanカリマンタン (Borneoボルネオ島とも呼ばれる)
にて19c末頃作られ、砂金取りの際に使われていたという一木のプレートをご紹介。楕円と丸の2枚に出会いました。
楕円 W49×D39×H5cm 厚さ9mm程 チーク材 ご売約済みとなりました。ありがとうございます。
丸 φ42×H8.5cm 厚さ6mm程 おそらく鉄木 ではないかと思われます。ご売約済みとなりました。ありがとうございます。
いずれも、インドネシアならではの油分の多い堅木で出来ています。
砂金を取る度何度も水をくぐったであろうその木肌は釿(ちょうな)のはつり跡もしなやかになり、
お風呂上がりの肌みたいにつるつる肌。触り心地まではブログではお伝え出来ないのが残念。
花/食/鑑賞 いずれにも柔軟に対応してくれそうな予感がして連れて来ました。
ろくろ挽きならまだしも、あんなに集中力と判断力が鈍る程の暑い地で
一木を釿(ちょうな)でここ迄の薄さに削りだしたかつての作り手を尊敬する。
しかも、造形が美しいからなおさら。
上からと、裏面 真横からと、少し上から写した画像をそれぞれご紹介します。
ちなみに。4年程前にフランスで出会った ナイジェリアの砂金取り君は
まだ、使い手に出会えず私の店に有る。。これも格好良いのにな。
こちらは川底で擦られて出来た真ん中の ◯ が、美しくって。
アフリカならではの力強さを感じます。
ナイジェリア 砂金取りプレート 20c初頭~中頃
楕円 W54×D48.5×H6.5cm 厚さ1.1cm程 材不明
* お陰様でご売約済みとなりました 有難うございます。
果たして、私の頼りない予感が現実となる日はやって来るのでしょうか?
* GW中 (~5/6迄) は、明日の4/30以外、店舗にて通常営業しています。*