モノクロームの世界その2
マーストリヒトの古書店で見つけた銅版画
先ずは銅板画の方から
ヨーロッパ中世より残る石積みの城壁とトンネル
城壁の向こう側から
とぼとぼとした足取りでこちらに向かってくるのは労働者でしょうか
額の寄りを(明治-大正頃の日本の古額を合わせました、右上隅に古い欠損がありますが手の仕事跡が残る額です。)
サインやエディションなどは見当たりません
鼻眼鏡の店主に尋ねると
19cにこの地(マーストリヒト)に生きた画家の作だとか
Schaepkens Alexandre とメモに書いてくれた
作名は
PORTE VISE (=ヴィゼ<ベルギー>への門) とあります
帰ってから調べると
筆致や描かれた時代背景等は自身の中では合致しましたが
はたして。
Schaepkens, Jean Chretien Antoine Alexandre ( Maastricht, 1815-1899 )
PORTE VISE
額外寸 W29.5 ×D2.8 ×L36 cm
マット内寸 8.5 ×13.5 cm
* ご売約済みとなりました、ありがとうございます。
産業革命の只中に在った道具と画家の作品。
FUCHISO (フウチソウ)
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