TVアニメ ガールズ&パンツァー オリジナルサウンドトラック 価格:¥ 3,200(税込) 発売日:2012-12-26 |
いやっほーい、『ガールズ&パンツァー』のオリジナルサウンドトラック買いましたー!
なんというか、サントラを買ったことが想定外なら、この作品をここまで好きになることも想定外でした。さすがにBDは買っていませんが、なんらかの最後の一押しがあったらそこまで足を踏み入れていたかも。
良い作品は売れる。世間での人気も頷けますね。
つーわけで早速聞いているわけですが、これまた想像以上に内容の濃いサントラです。
僕はそもそもアニメのサントラなんて滅多に買わないんですが(『ARIA』や『俺妹』のサントラはレンタルしてたりしますが)、買ったことを欠片も後悔しない充実っぷり。某『スト魔』のサントラも悪くなかったですけど、こちらと比べてしまうと見劣りするのは否めないかなと。
公式サイト等でトラックリストを見て頂ければわかりますが、まず曲のタイトルに統一感があるのが非常にベネ。
具体的に言うと、曲名がみほの台詞風になっているんですけど、これはアニメの各話タイトルのつけかたと同じで、本編を見ているとニヤリとできる作りになっております。特に8トラック目の『私、モテモテで困ってます!?』は、他のタイトルがすべて感嘆符で終わっている中、唯一「!?」がついていて、まあなんていうか武部さん結婚してくれー!
や、このへん、ブックレットの中で作曲者の浜口さんもおっしゃってましたが、最近のアニメでキャラクターごとにメインテーマを作るのは珍しいかもしれません。
ていうか、この場合すごいのは、各キャラ、各対戦相手のメインテーマなんてキャラ立てに失敗したらお寒いであろうところ、サントラが発売するまでにキッチリと曲に意味を持たせられたことでしょうか。
挿入歌として話題を呼んだ『カチューシャ』が代表例ですが、『ブリティッシュ・グレナディアーズ』を聞いたときに、「ああ、これ、ダージリンさんがドヤ顔のときの曲や!」みたいにキャラクターと作中シーンが頭に浮かぶのはすげーと思います。ハイ。
これはアニメに限らず、ゲームでも言えることですけど、やはり良い作品には良い曲がつきものだなと再確認できました。こういう理想的な相乗効果がもたらされる作品とたまに出逢えるからタマラナイぜ!
つーわけで、お気に入りサントラになることは確定ですということで一つ。
ただ残念なのは、度重なる製作スケジュールの遅れによって、今クール、年内で作品が完結しないっつーことなんだよなあ……。
――しょうがないから一話から見直すか! サントラを聞きながら!
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