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沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

闘牛5 清風王道 vs 邪道王

2016-04-05 | 本部町

最後の試合は、シー牛。番付で最も強い牛の登場。

(紅)清風王道(せいふうおうどう)870キログラムと、(白)邪道王(じゃどうおう)860キログラムの戦いです。

牛の名前から、「正義と悪の戦いみたいだけど、偶然です」と解説の人が言ってました。

清風王道、気合入ってます。

邪道王の登場です。

得意の砂を蹴り上げる仕草で、会場を盛り上げます。

 

両者の角を合わせます。

勢子は、目の前に角があって、とても危険な仕事だね。

おっと、邪道王(左)の右角が清風王道の左眼近くに。

これは、技なのか。危険な技で、相手をビビらす。

清風王道(右)が、頭を下げて、角を避けた。

そこを、邪道王(左)がさらに、顔面攻撃を仕掛けながら押し込んでいく。

清風王道、ピンチ。勢いに乗る邪道王(左)、このままいくのか。

今度は、邪道王(左)の下からの突き上げー。

のけぞる清風王道(右)。

回り込んで、右からも、攻める邪道王(右)。

おおー、しかし、ガチっと角で邪道王の突進を食い止める。

さすがに、横綱級の戦い。こうした攻防の繰り返しが10分続く。

 

また、邪道王(左)が、角を武器に、清風王道(右)を押し込んでいく。

清風王道(右)、地面すれすれで、防御。

見ごたえのある攻防に、会場もアナウンスで盛りあがる。

 押し込まれていた清風王道(右)が、ここで、下からいい位置を取ったみたい。

邪道王が、顔をそむけてる。

おおー、下から角で、邪道王の首のあたりを突き上げてる。

邪道王(左)の前脚が、宙に浮いてるね。強烈~。

これは、効いたー。

邪道王が背を向けて逃げ出してしまい、清風王道の勝ち。

熱戦でした。闘牛は迫力あったね。

エサ代とか訓練とか、大変だろうけど、琉球王国時代から続いている沖縄の重要な文化財ということがよくわかりました。

上本部中学校の70周年行事のおかげで、見ることができました。皆様に、感謝です。

勝利して、観客席に胸を張る、清風王道。


闘牛4 元気君 vs 永昇小僧

2016-04-04 | 本部町

7試合目は、指名特番で、(紅)元気君800キログラムと、(白)永昇(えいしょう)小僧770キログラムの対決です。

上の写真は、本部席。

実況(右)と解説者(左)の掛け合いが、とても分かりやすいです。

先に登場したのは、白の永昇小僧。

角がまっすぐで、鋭く尖っています。怖いね。

紅の元気君が、勢いよく会場に走ってきました。

が、とっとっと。相手を見た瞬間、横を向いちゃいました。

相手の鋭い角が、イヤなのかなー。

と見せかけて、先に攻めるのは元気君(右)。

角を合わせて試合が始まると、すぐに相手を押し込んでいきます。

元気君(紅)の猛攻に、綱を持つ勢子も、急いで追いかけます。

おっとー。今度は、逃げていた永昇小僧が、逆襲だあ。

そのまま、一気に押し返す。カラダが、伸びてまーす。

ひとまず退散する元気君。

綱を持つ勢子も、離すまいと折り返しダッシュ!大変だあ。

元気君、逃げながら、体勢を立て直せるか。

相手の鋭い角が、腹を突いてくる。そこは痛いよ。

あちゃー。勝負あり。2分(勝負時間は32秒)で決着でした。

永昇小僧の一瞬の返し技からの猛攻が、見事でした。


闘牛3 琉希登パンダ VS 美力TONTON

2016-04-03 | 本部町

第三試合は、(紅)琉希登(るきと)パンダ 880キログラム VS (白)美力(びりき)TONTON880キログラムの対決です。

先に会場入りした琉希登パンダ。尾に赤い印を付けながら、準備運動というか、いきり立ってます。

そこへ入ってきたのは、同じパンダ顔の美力TONTON。

パンダ同士の戦い。

組み合います。紅の琉希登パンダ(右)の方が、体がうす茶色です。

勢子は牛の左側に立つので、紅白がわかるね。

おおー、琉希登パンダが相手の頭の裏を取りました。

これは、高度な技を繰り出しました。

美力TONTONの勢子も、シマッタという表情です。

アップで見ると、こんな感じ。

琉希登パンダの角さばきが、巧みですね。相手の角をうまく利用していますね。

美力TONTONは、やばいっという表情です。

これでは、押し返せないです。下がって、振りほどくしかない。

また、組み合いました。2頭は、角の形が違いますね。

琉希登パンダの角は相手正面を向いており、美力TONTONの角は上を向いています。

そのため、組み合うと、琉希登パンダは、相手の下に潜り込みやすいです。

白の勢子が、ちょっと不安げです。

おお、琉希登パンダが前に出て攻勢を仕掛けると、美力TONTONが嫌がっています。

どうしたのでしょう。

アップで見ると、琉希登パンダの角が、美力TONTONの角の根元を突いています。

これは、立派な技で、効き目があるらしいです。牛も、シマッタという顔をしています。

 

美力TONTONは、下がったところを相手にさらに突かれたので、背中を向けてしまいました。

勝負ありです。

美力TONTONは、よほど痛かったのか、怒っています。

額にも、ちょっと傷があります。

 まだ怒っています。まるで、観客に向かって抗議しているみたいです。

美力TONTONが突然闘う気力をなくしたので、会場では不思議でしたが、こうやって写真を拡大すると、琉希登パンダが巧みに角を使いこなして技をかけていたことがわかりました。

闘牛は、奥が深い。


闘牛2 白龍パンダ VS 鸞丸

2016-04-02 | 本部町

2試合目は、(紅)白龍(はくりゅう)パンダ950キログラム VS (白)鸞丸(らんまる)950キログラム。

どちらも、今日が晴れのデビュー戦。

赤い法被の勢子(せこ)が綱を持ってる牛、顔が白くて目が黒なので、パンダ牛。

ゆっくり角を合わせて、勝負開始。

おおー、白龍パンダが右の角で、相手の角に圧力かけてる。

おおー、今度は左の角で、相手の角に圧力かけてる。

デビュー戦と言いながら、パンダはコツコツ練習した技を、試合で披露しているね。

鸞丸君は、初めての試合で、この技の防御の練習していないのか、結構効いてる様子。

この技は有効で、相手は嫌がると、解説の人が言ってました。

角で相手の顔を左右に振り回しながら、馬力ならぬ、牛力でジワジワ押し込む。

おおー、勝負どころと、一気に相手を追い込んだ。

白組の勢子たちも、これはまずいと、逃げ出した。

寄り切り―、白龍パンダの勝ちー。

勝った後も、淡々と、パンダ顔の白龍パンダ。

デビュー戦は相手のワザにやられたけど、また頑張ってね。


闘牛 カルストパンダvs琉桜

2016-03-27 | 本部町

初めて、闘牛を見ました。

すごい迫力!

闘牛場というのは、800人くらい収容のコロシアムなんだね。

しかも、地元の中学校の創立70年記念大会というのも、すごい。

先に場内に入ったカルストパンダ720キログラム。

徳之島ではパンダパンダと呼ばれていたようです。

カルストは、本部町のカルスト地形の意味かな。

パンダというのは、牛の顔が、白黒パンダ模様とのこと。

解説と、実況の二人が、じつに上手です。

続いて入場したのは、琉桜(りゅうおう)750キログラム。

入れ込んでるね。角を右に左に地面にこすり付けて、ビビらしてます。

入口の緑色の門を閉めたら、戦い開始です。

琉桜が攻めてくるのに、パンダは余裕の横目です。

大丈夫かい?

おお、ガチっと、パンダが角で防御しました。

尾に、赤印がカルストパンダ、白印が琉桜です。

綱を持って、牛を励ます人(勢子せこ)も、赤と白の法被を着ています。

20分近い熱戦で、綱が取れてました。

掛け声とともに地面をドン!と強く踏みしめ、勢子も次々交替します。

琉桜が、下から突き上げています。

カルストの勢子も、負けるなというように何か叫んでいます。

闘う牛の眼がすごいね。角が、がっぷり四つ。

勢子は、牛の左側に立つのがルールみたい。

おおー、カルストパンダが、攻め立てた。

琉桜の勢子、茫然と見送ってる…。

あちゃー、お尻を突かれて、こりゃ、勝負あったね。

いやー、すごい迫力でした。

10組も勝負があるのに、最初の一番で20分。

カルストパンダが、力を見せたのでした。

 

敗れた琉桜は、近くでよく見ると、角の先が欠けて短くなっています。

長年、厳しい戦いを続けてきた証なのでしょう。

こんなボロボロの角で、相手の猛攻を何度も凌いできた…。

「負けたけど、よく頑張った」という勢子のやさしい表情が見て取れます。

攻め込まれるたびに、熟練した返し技で応戦して会場を盛り上げ、勝負をあきらめない琉桜の姿。

解説の人が、このことを、とても感心していました。

今回は、本部町の上本部(かみもとぶ)中学校の創立70周年事業。

開会前に、全校生徒82名の中学生が素晴らしい合唱で、よかったなあ。

「負けた牛は、また力を蓄えて次の試合で頑張る。闘牛はそういう姿が見れる。今日は、上本部中学校70年チャリティ闘牛大会。皆さんのこれからの人生はいろいろ困難もあるだろうけど、闘牛の町で育ったことに誇りを持って、闘牛のように大きくなってほしい。」と解説の人が言ってました。


シークヮーサー だよ

2015-09-13 | 本部町

昨年は、一つ一つ半分に切っては、レモン絞り器で、タネを床とかに飛び散らかしながら絞ったシークヮーサー。

製氷皿で保存して、今年になって炭酸で割って飲んでたら、、人間ドックの肝機能の数字に驚き!

ガンマGTPとか、正常値になってました。こんなこと、なかったのに。

思い当たるのはシークヮーサーだけなので、今年は、TESCOMのジューサーを購入しました。

早速、今が旬の、本部町のシークヮーサーをまとめ買い。

洗って、ザルに取り、すごい勢いで回転しているジューサーに三個ずつ、放り込むと、

あっという間に、ジュースと搾りかすに分離。

皮に含まれるノビレチンが、認知症予防とか、健康にめちゃめちゃいいらしい^_^

緑色を帯びたシークヮーサー・ゴールドが誕生しました。

一袋1キログラム位で300円。1ザルから500ml位のジュースが取れる。

1リットル入りのペットボトル4本と、製氷皿3つ分、シークヮーサー・ゴールドができた。

後片付けが、大変だけど。一気に大量に作ってしまえば苦にならないものね。


ダイヤモンド伊江島塔頭

2015-05-19 | 本部町

夕陽が沈む位置は、地球の自転の関係で、毎日、少しずつ動いています。

夏至が近づくにつれて、だんだん北に動き、夏至を過ぎると今度は冬至がくるまで、どんどん南に動いていきます。

4月の下旬には、伊江島の左(南)に沈んでい夕陽ですが、少しずつ、塔頭(タッチュー)と呼ばれる島の中央の山に近づいていきます。

 

夕陽が沈むのって、いいですよね。

地元のおじいや、おばあが、海辺に佇んで、夕陽が沈むのを見ている光景を見かけます。

昔から、海に沈む夕陽を眺めて、楽しんできたのでしょう。

 

あたりが暗くなったので、もう沈んでしまったのかと思ったのですが、急いで日没時刻を調べると19時頃となっていました。

厚い雲の中から、出てくるに違いない、と期待していると…

 

出てきました。

 

沖縄は、梅雨入りのようです。

なかなか見れないダイヤモンド伊江島塔頭が見れて、よかったです。


ホエール ウォッチング

2015-03-07 | 本部町

冬の沖縄観光として、ホエール・ウオッチングが人気です。

座間味が有名ですが、美ら海水族館近くの本部町の渡久地(とぐち)港からも船が出ています。

天気は曇り、やや小雨ですが、風がほとんどなくて波がなく、おかげで船が揺れなくてよかった。

一応、乗り物酔い止めをコンビニで買って服用しましたが。

伊江島です。

フェリーや高速船に比べ、小型の船なので、ゆっくり時間をかけて進みます。

小一時間進んだとき、遠くで、海面から突然、水しぶきが上がりました。

直ぐ、そのあと、尾びれが出ました。ザトウクジラです。

船は、一気に加速して近づいていきますが、クジラは潜ったまま…。

エンジンを止めて、みんなはあたりを見渡してじっと待ちます。持久戦です。

突然、船の左舷に大きな音とともに、現れました。

望遠を使わずにスマホでそのまま撮影。

明らかに、船に興味を示して、現れました。

こちらの様子を観察して、害はないと判断したのでしょうか。

最後は、別れのあいさつの様に、尾びれを見せてくれました。

満足です。ブリーチが見れたら最高でしたが、それはまたの機会に。

ザトウクジラは、尾びれの模様が個体ごとに異なっていて、個体識別に使われるようです。

座間味のサイト(ハートランド)でも、クジラの個体識別が、紹介されています。

メキシコのサイトでも、クジラの行動パターンが、紹介されています。

環太平洋で行われているホエール・ウオッチングが、観光をきっかけにクジラの生息範囲や行動の手掛かりとなって、クジラの調査研究や保全活動に役立つといいですね。


ゴリラチョップ スカイブルー事件

2014-09-07 | 本部町

私は自転車で、国道449号線を急いでいた。

この国道は、沖縄の本部半島を名護市から本部町へと結ぶ、東シナ海の海岸線沿いを走る快適な4車線道路だ。

できれば、以前書いた記事 伊江島へ行こう(1)を参照してください。

伊江島へ渡る、9時本部港発のフェリーに乗るため、7年前と同じように、急いでいた。

8時20分頃、本部半島にかかる大きな虹を見つけた。

虹の下をくぐって、S字カーブを描くように、右奥へと海岸道路は続いている。

すれ違う人も自転車もなく、美しい海、広がる水平線、入道雲、遠くを進むフェリーを見ながら、快適なサイクリング。

車道は沖縄美ら海水族館へ向かうレンタカー達が時速70キロ程度で走行しているので、時速10キロ程度の自転車は歩道をゆっくりと走るのが安全。

 

しかし、次第に、不安が生じてきた。

いくら進んでも、なかなか、ゴールが見えてこない。「あれ、こんなに遠かったっけ。」

自転車を止めて時計を見る時間も惜しんで、自分の体内時計を頼りに、「8時40分くらいかな、もう45分にはなったぞ。切符を買う時間とフェリーに自転車を積む時間もあるから55分には到着したい。」と、走りながら、残りの時間と距離を計算してペダルの回転を加速させるのであった。

「9時に乗り遅れると、次は2時間後の11時。前回のこともあるから、間に合いたい。虹の写真撮影が余分だったのかな。でもめったにないし‥。」などといろいろ考えているうちに、とうとう、ゴリラチョップが見えてきた。ゴリラチョップを過ぎて左折すると、本部港ターミナルがある。

ゴリラチョップの由来とか写真を撮る暇もないので、前回の記事を見てほしいけど、ここはコーラルサンゴやリーフに熱帯魚がたくさんいて、ダイバーやシュノ‐ケラーに人気の場所。路上駐車が多かったので、最近、国道を改良する際に小規模の駐車場を作った(表紙の写真)。

事件はココで起きた。

私は、マラソン走者がゴールの陸上競技場に飛び込んでくるように、最後の力を振り絞って、ゴリラチョップを通過しようとしていた。

しかし、駐車場は私の行く手を遮り、歩道の幅は急激に狭まり、さらにその奥ではもっと左側に、駐車場外側を迂回することを要求した。

ブレーキをかけてスピードを落とし、せっかくスパートした力を自らダウンさせ、砂に埋もれた歩道をそれでも急いで通り抜けようとした。

目の前に現れた駐車場には、車が止まっていた。

若い女性が、車の後部トランクの陰に、車道から隠れるように、ややかがみこんでいた。

いやな予感がした。

 

いやな予感が当たった。

女性が、ズボンを脱ぎ始めた。

私が進むべき道は、その女性のすぐ後ろの狭い歩道だった。

ズボンを脱ぐ女性に向かって、なぜか突進していく自転車。

ひろい海、人の少ない道路。このタイミングで、なんで、ここに自転車が来るのと、彼女は思うだろう。

私だって、ズボン下げるのを、彼女はもう1分待てなかったのか、と思う。

スカイブルー。

お互い、声を交わす間もなく、強烈なスカイブルー色の横を風のように通りぬけて、ゴールをめざしサイクリングを続けたのであった。


貝がら工作体験24 日まで

2014-08-23 | 本部町

海洋博公園の海洋文化館で、貝がら工作体験イベントがあったので、やってみました。
参加料200 円。 海洋文化館の入館料大人170 円、子供50 円が別途必要。
家族連れに混じって、久しぶりの工作。

貝がらは、イベントを企画したスタッフとその協力者たちがたくさん揃えてくれてました。綺麗に洗って有る。
ロウを溶かして、半田ごてのろうそく版で、くっつけます。

見本はこんな感じ。
結構、上手です。

貝がらを手にして、何を作るのか?迷うこと、 想像力が無いんだねと実感。

葉巻咥えて、ちょいワル感出して、出来た。




海洋博公園サマーフェスティバル2014

2014-07-31 | 本部町

沖縄での最大級の花火大会。約1万発の花火が打ちあがる。

今年で38回目。約5万人がエメラルドビーチの浜辺などで観戦。海上にも船がたくさん出ていた。

 

花火も進化したものだ。花火の打ち上げや、光と音が、音楽にあっている。

音楽がデジタル化され、噴水がそれに合わせて動くのは見たことがあるが、とうとう花火も‥。

【アナと雪の女王】

【夏が来る】 大黒摩季

第二部は、音楽がなく、花火の音のみが、海岸に響く。

フィナーレ。満足した観客の拍手が印象的。


政良サシミ屋(店) 鯛のバター焼き

2014-07-07 | 本部町

本部(もとぶ)町の公設市場内にある政良(せいりょう)サシミ屋(店)に行ってきました。

昨日、那覇で会った方から聞いた話ですが、「本部に行くときは、公設市場にある、魚を丸ごと一匹揚げる店での昼食が楽しみ!」

日曜日で閉まっている店がある中で、それらしき店がありました。

テーブル席が12席。3時近かったので、夫婦のお客さんがおいしそうにお魚を食べていました。

「お品書きはありますか?」と尋ねると、5種類ありました。

サシミ屋(店)とあるが、刺身だけの店ではないようです。

魚バター焼きを頼んだら、大きな鯛が丸ごと出てきました。

びっくり。こんなの食べるの初めて!です。

お味が、それが、美味しいー!、またびっくり。

魚を揚げる大きな音がしたので、鯛を丸ごと揚げた後にバターが乗っかっている感じ。

●(私)「鯛を丸ごと出して、お店やっていけるんですか?」

○(おばあ)「もう一つの店で魚を売っているので安価で入手できる。毎朝3時に起きて夫婦で那覇まで買い入れに行く。

 メニューには魚とあるけど、なるべく鯛を出すようにしている。」

●「この店は、どのくらいやっているんですか。」

○「先代の政良さんがサシミ専門で長くやっていて、頼まれて、自分が後を引き継いだ。12年やってる。

 魚のメニューは、自分が考えて始めた。」

ガラガラっと引き戸を開けて、小学生くらいの男の子がお店に入ってきた。

「おばあちゃん100円頂戴。飲み物を買いたい。」といった後、私に向かって「こんにちは。」と丁寧に挨拶をした。

「まあ、遠くから歩いてきたんかい。暑かったろう。今いくら持ってるの。」「20円。」

孫がいらっしゃるから、おばあ、と書いても叱られないだろう。

blogに書いていいですか、と了解をもらって、写真を撮らせてもらった。

完食です。ごちそうさまー。御飯お替り自由で、少しもらいました。

サシミは、カツオやマグロの味噌和え。

イカ汁が、イカ墨を使っていて、おいしいとのこと。

魚汁は、魚の味噌汁。どんぶりで出てくる。

また、来ようと思う。

市場の駐車場は狭いので、市場の西側にある川沿いの駐車場が便利です。


ウミガメ放流会

2014-07-06 | 本部町

海洋博公園で年に一回開催されているウミガメ放流会に行ってきました。

孵化してから1年間公園内で飼育し、1歳になった仔ガメたちを子供たちが参加して大海原に放流します。

カメには、それぞれ調査のためにタグがついています。

持ち方を教えてもらう小学生。はがきで申し込むのですが、90組でも競争率は3倍とか。

放流後、本州の海岸などで見つかった場合には、子供たちにも教えてくれるそうです。

これまでにも14件、わかったそうです。

そもそも、ウミガメが太平洋を横断することがわかったのは、数十年前の海洋博公園での放流がきっかけ。

2年4か月後に米国の海岸で見つかったそうです。今では子供たちに参加してもらっています。

黒潮に乗って、漂流するだけでなく、神戸や日本海側で見つかることもあるそうです。

仔ガメの生存を脅かすのは、人間。多いのが漁網で、網に引っ掛かると窒息してしまうそうです。ビニール袋をクラゲと間違えて食べてしまうとか、産卵する砂浜の減少などのごみや環境問題。

サメなどの他の生き物に食べられてしまうのは自然界で完結しているルール。個体数には影響しない。

仔ガメが何年もかけて無事に成長し、産卵のために沖縄に帰ってきた時に、海がきれいなままであるよう、気にかけてほしいと主催者の方が話していました。


備瀬崎養殖所のアオサ(ひとえぐさ) です

2014-04-25 | 本部町

毎年アオサを注文して、自宅や職場に送ってもらっていた。とてもいい香りがして、安くて美味しい備瀬崎びせざき養殖所。
しかし、今年届いた請求書には「直接買いに来て下さい」と書いてあった。

それで 買いに来たよ。

おじさん 喜んでくれた。
京都の宇治のかぶせ茶をお土産にあげたら、もっと喜んでくれた。

海ぶどうと魔除けの貝殻をくれた。
魔除けは、おじさんの右後ろにも有るよ。
絶え間無くダジャレを飛ばすおじさん
ちょっと、年取ったような気がする。
海の仕事は体にキツイ。
おじさん 体を大切にしてね。


沖縄からアオサ

2011-03-28 | 本部町

今年も、本部町の備瀬崎養殖所さんに、FAXでアオサを頼みました。

すると、思いがけなく、備瀬崎のオジサン(天久さん=あめくさん)から、電話がかかってきました。

オジサン、珍しく、海に出てなかったんだ。

オジサンの船、天神丸。アオサはこのきれいな海で作っています。

「今年は沖縄にいつ来るのか。」と、聞かれたけど、「仕事が重なって行けなくなった。」と答えたのでした。

数日後、段ボールいっぱいのアオサ(ヒトエグサ)が届きました。

おお、隅っこに何か入っていますよ。

きれいなシャコガイです。

シャコガイは、サンゴ礁の海に生息し、サンゴ礁に挟まってて動けないです。

それなのに、大きく成長している…。

どうやって栄養を取るかというと、褐虫藻(かっちゅうそう)という光合成をする藻を貝の中に住まわせて、その栄養をもらっています。

サンゴ礁を造るサンゴが、同じ原理です。

動かなくても、栄養がもらえるんだから、いいですね。

それに、魔除けのスイジ貝(水字貝)も入っていました。

オジサンの気持ちがうれしいです。

アオサ(ヒトエグサ)は、味噌汁のお椀にひとかけらを入れて、味噌汁を注ぐと、いい香りが広がります。

職場にも段ボールひと箱分を注文して、差し入れしたら、喜ばれました。

沖縄に行ったことを思い出したとか、みなさん、それぞれの感想がメールで寄せられました。

黒潮の海で育ったおいしいアオサは、いかがですか。