沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

夕陽

2007-06-24 | 沖縄の海
夏至の頃の東シナ海の夕陽です。
沖縄に来て、もうちょっとで一年が経ちます。

雲があると空は暗くなりますが、夕陽の場合は雲がある方が、雲に反射して赤くなり、空が明るくなるような気がします。

日没の時刻は19:30分。
東シナ海の離島、伊江島に沈んでいきます。


これは翌日に見た夕陽です。
太陽が眩しい。
梅雨明けの眩しさと蒸し暑さです。

このまま、雲もなく日暮れかなと思ったら、水平線間近にありました。

雲の中に、夕陽が沈んでいきます。
線香花火の、最後に光る赤い玉みたいな太陽です。

日が沈んで、暗闇が訪れます。
本格的な夏が訪れた、沖縄の暑い一日でした。

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沖縄での一人暮らし 夕陽まとめ

みつきが歌うドルフィンブルー主題歌

2007-06-22 | 美ら海水族館
ドルフィンブルーの7月7日全国公開を前に、海洋博公園のオキちゃん劇場で、みつきのライブと試写会が行なわれました。特別試写会のお知らせ - 美ら海ニュース

地元の人たちが多数招待され、家族連れも多く、閉園した後の夜の公園が賑やかになりました。
館長、飼育係、獣医など水族館のスタッフも大集合。

高畑充希15歳。映画では男の子かと思ったけど…。
高畑充希 - Wikipedia



後ろの水槽で回転しているイルカ達、わかりましたか?
映画の中でも、夜のイルカ水槽で、獣医がイルカのフジとふれあう場面がありました。

「大切なもの」

歌のサビかな。
コブクロの小渕健太郎さんが歌声を気に入ってプロデュースしただけあって、上手です。





そして、みつきが振り向いた後に、何かが起こります。
やっぱり!
思わず、笑みがこぼれます。
映画を楽しみにしてくださいね。


沖縄美ら海水族館(17)赤ちゃんマンタ

2007-06-19 | 美ら海水族館
赤ちゃんマンタを見に行ってきました。
夜8時まで水族館が開館(入館締め切りは7時)しています。
昼間の混雑とは異なり、人影のほとんどない水族館も、静かで魅力的です。
元気に泳いでいました。ビデオはこちら。


後ろについているのは、親かな?

こちらは、赤ちゃんの上を見守るようにマンタが泳いでいます。



単独でも泳いでいます。


でも、慣れていないせいか、逆方向から来たジンベエザメにぶつかった瞬間を目撃しました(>_<)
びっくりりたのか、動かず、そのままゆっくりと落下し始めましたが、また泳ぎ始めました。
紙飛行機が壁にぶつかって、そのまま落下して、また飛び始めた感じ…。

水族館の人によると、赤ちゃんマンタは、安全のために別の場所に移すことも考えているそうです。

沖縄美ら海水族館(16)世界初 マンタ出産

2007-06-17 | 美ら海水族館
昨夜 午後10時25分に、沖縄美ら海水族館でオニイトマキエイ(方言名:マンタ)が、人工飼育下では世界で初めて出産しました。

貴重な動物の飼育を通じて、その生態を明らかにし、生息環境や固有種の保護に役立てることが、水族館のお仕事なんですね。
これまで、飼育に努力してきた方々に、感謝です。

昨日、美ら海水族館でマンタを見たのにカメラがなかったので撮れませんでした。今思えば惜しかった。上の写真は昨年末のものです。

以下は、沖縄美ら海水族館のニュースから引用です。

■場所:沖縄美ら海水族館「黒潮の海」大水槽(35m×27m×深さ10m、容量7,500m3)
■出産固体:1尾 雌 体盤幅(体の幅) 約190cm
■母マンタ:1998年8月3日に搬入 飼育年数8年10ヶ月、読谷定置網で捕獲
■父マンタ:1992年5月25日に搬入 飼育年数15年1ヶ月、漢那(宜野座村)定置網で捕獲
■今回出産が確認されたマンタは昨年(2006年)6月8日に交尾が確認された個体で、妊娠期間374日での出産となりました。産まれた赤ちゃんマンタは「黒潮の海」大水槽で元気に泳いでいます。
沖縄美ら海水族館 - 美ら海ニュース

沖縄美ら海水族館(15)メガネモチノウオ

2007-06-17 | 美ら海水族館
沖縄美ら海水族館は、「黒潮の海」が人気ですが、「熱帯魚の海」もいいなあ。
お目当ては、メガネモチノウオ君(ナポレオンフィッシュ)。
水槽上部にいましたが、ゆっくりと下りてきてくれました。

目を動かしています。チラっと、こっちを見ました。
お客さんを観察するような目線が、大好きです。

近づいてくれました。シャッターチャンスです。

4枚撮れました。よかったです。
まだ撮ってるの?というカメラ目線です。

ボゴールパイン

2007-06-16 | 料理
今日は、朝から一日疲れました(ーー;)
「まあ、こういう日もあるさ。」と、帰りに、道の駅許田によると、ボゴールパインが甘い香りで並んでいました。
試食すると露地ものでも甘い。
宮里藍さん故郷の東村産で、値段は160円。買いだね(^o^)丿

包丁で、上部と下部を切り落とします。

縦に4等分して、芯を削ります。

このパイナップルの特徴は、「手でちぎって食べれる」ことです。
去年まではスナックパインとも呼ばれていたのですが、今年からはボゴールパインに統一するようです。

確かに、手でちぎって食べれますが、その代わり、パイナップルの甘い汁がそこらじゅう散らかります。
アリさんの餌食になります。
さっき使った包丁で、引き続きカットした方が良さそうです。

甘くて、ちょっと酸味があって、缶詰とは全く異なる美味しさです。
沖縄に来たら、是非、食べてみてくださいね(^o^)丿

ヤギ汁だぁ!

2007-06-12 | やぎ料理
とうとう、ヤギ汁をいただく機会を得ました。
沖縄では、お祝いごとがあると、みんなで貴重なヤギ汁をいただく習慣があります。

ヤギ汁は貴重だし、積極的に食べようとは今まで思ってこなかった…。
たまたま会議終了後に、「今日は外で、ヤギ汁を作って歓迎しています。」というアナウンス。
地元の人のうれしそうな顔と、行儀良く列を作って順番にいただいている様子につられ、列に並んだら自分の順番が来てしまった…。

ヨモギを、手づかみでどっさりカップに入れます。

そこに、係りに人が、たっぷりと、たっぷりとヤギのお肉を乗せてくれます。
大きなお玉で2杯も…。
そんなにたっぷり入れないで、なんてとても言えません。

そして、スープを入れてヨモギを一旦浸してから水切りし、再度スープを入れます。
こうすると、ヨモギの葉で肉の臭みが消えるそうです。

塩を指でつまんで一振りし、泡盛を少したらして、いただきます。

いろんな部分の肉が入っています。
ヤギ肉のみで、野菜はヨモギだけです。
向かいに座った人が、「昔は脳みそが美味しかったのに今は禁止されている。」と残念そうに話します。
ヤギは草しか食べないので、一番衛生的だともいいます。

おお、結構おいしいです。これは、好きな人にはたまらない味でしょうね。
全部、食べました。残さず食べました。肉の部分ごとに食感が変わります。
においもなかったです。スープも、いい味です。
おにぎりを頬張りながらいただきました。

みてくれはあまりよろしくないけど、準備に相当時間と手間を必要とするおもてなしの料理だということがわかりました。
ヨモギも理にかなっているし、塩と泡盛とおにぎりも豪快だし。

機会があったら、食べてみてくださいね。
作っていただいた方に、深く感謝です。

田園風景

2007-06-10 | 沖縄のくらし
河口部近くの川は、ゆったりと流れます。
こういうところは、のんびりして、気持ちが落ち着きます。
川面をよく見ると、次々と小魚がジャンプしています。
大きな魚に追いかけられているのかな。


少年が釣りをしています。
すぐにつれました(^o^)丿

川から自転車で田園まで走ります。
サトウキビが多いですが、水路の近くには稲もあります。


黒いネットの中では、観葉植物を育てていました。

今帰仁(なきじん)へ

2007-06-09 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
今日は今帰仁村へ向かいます。
上の写真は、今帰仁村のビーチと古宇利島です。
島への交通手段は船でしたので、古宇利島も今帰仁村に属します。
橋ができたので、ぐるっと羽地内海を遠回りすると、陸続きで島に到達できます。

羽地内海に出ました。
対岸に見えるのは奥武島と屋我地大橋です。
手前の小さな島がジャルマ島かな。

変わった鳥の鳴き声がしました。
アカショウビンです。どこか淋しげです。
ずいぶん昔に、野鳥の本の付属テープで聞いて印象的でした。
実物を聞くのは初めて。


今帰仁村に入ると、屋我地島が目前です。海は狭まり海峡になります。
森が2つ見えますが、左が今帰仁村で、右が名護市の屋我地島です。
6時間ごとの干満時には、羽地内海の大量の水が一斉に海峡に集中するため、潮の流れが相当速くなるそうです。行き来できないと、近くても遠い存在です。

船で渡るのも容易でないので、橋の工事中でした。
海にかかる橋というよりも、川にかかる橋のような近さです。
そういえば屋我地島でも工事中の道路がありました。ここにつながるんだ。
この橋ができると、同じ今帰仁村である古宇利島がずいぶん近くなります。

運天(うんてん)港です。
旅の安全は、運を天に任すって意味じゃないのだろうけど…。
離島の伊平屋(いへや)島、伊是名(いぜな)島へのフェリーが出ています。
琉球王国時代から重要な港として栄え、1609年の薩摩藩の侵攻の際も、この港に来たそうです。
船体に描かれた偉大な人物、誰だかわかりますか?

1日2往復の船が、出発!
偶然、様々な別れの風景に出会ってしまい、見ているのもつらいです。


古宇利大橋が見えました。ここは眺めがいいです。
地図を見て、海沿いの道を探して走ったのですが、アップダウンの連続でした。
ちょっと運動になりました。

イルカと飼育員

2007-06-06 | 美ら海水族館
イルカ達と365日欠かさず向き合って、世話をし続けている飼育員。
ドルフィンブルーにも出てくるが、飼育員の存在なくしてはイルカはない。

プールを清潔に保つための掃除も、重労働だけど短時間に済ませなくてはイルカに負担がかかる。
若い人たちが頑張って、結構キツイ仕事を続けています。

エサやりの時間です。
イルカもうれしそうだけど、飼育員もなんだかうれしそうです。



オキゴンドウにもエサです。
量が多く、両手で勢いよく放り込むのが特徴です。


もうおしまいっという合図が分かりましたか。

イルカのフジと獣医

2007-06-04 | 美ら海水族館

イルカラグーンは、ちょうどプールの清掃中だった。
プールの底には、3頭のイルカが横たわっていた。
青いバンドの先が人工尾びれで、イルカの名前がフジ。
飼育員とのやり取りが、楽しい。



フジは、海洋博公園に来たことと獣医の植田さんに出会えたことが運命だった。
30年近く前、駿河湾で獲れたイルカのフジは、その名を富士山からもらった。
ジャンプは上手ではなかったが、3頭を生み、ビックマザーと呼ばれた。
病気になり尾びれの大半を失ったが、植田さんがブリヂストンに掛け合い、イルカの人工尾びれ開発という世界初のプロジェクトが始まった…。

ブリヂストンは、無償で、フジが死ぬまで人工尾びれを提供してくれるという。
最新バージョンは、長時間装着できるタイプらしい。
これが成功すると、もう一度出産できるかもしれない、と植田さんはいう。
そしたら、「もう一度 宙(そら)へ」から、「もう一度 母へ」だね。
新しい薬や最新の治療をさせてもらえて、自分は日本一恵まれた獣医かもしれないという。
情熱的な飼育員と、素晴らしい獣医に恵まれて、イルカ達は幸せだと思う。