沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

本部町・備瀬の海ぶどう

2007-12-28 | 本部町
今年も残り少なくなりました。
まだ日中は暑くなる沖縄ですが、ドライ・ミストが涼しさを誘います。

海洋博公園の北側にある備瀬のフクギ並木の入り口(県道から曲がる角)にある沖縄そば「山原屋(やんばるや)」さん。
店の設備は立派じゃなくて、ちょっと躊躇するかもしれないけど、地元では味は評判です。
沖縄そば屋は、外見で判断してはいけない。設備投資をしない分、安くて、おいしいおそばがいただけるね。
観光客用の商売ではないのか、営業は11-15時まで、日曜は休み。注意してくださいね。
写真はミックス650円(三枚肉3枚とソーキ2片が入ってます)
沖縄そばだと500円(三枚肉が4枚も入ってます)

備瀬のフクギ並木を歩いていると、フクギのトンネルがありました。
ここから畑などに出入りするんだ。すごいね。

お目当ては、この先にある「海人の店(うみんちゅのみせ)」。
以前紹介した備瀬崎養殖所さん。
帰省土産を調達するのだ。

備瀬の海から引いた生簀に、海ぶどうや貝があります。
値段は生簀から採りたて200gで500円!のびっくりお買い得お値段。
お土産というと、袋の中に海水を入れてくれます。
空港やホテルだと、40gで800円だったりする。
海ぶどうが好きな方は、ここまで足を伸ばさなきゃ。
乾燥アーサも30gで350円と安いよ。

今日は、海ぶどうと、モズクと、うりずん豆と、みかんヨーグルト。
健康生活なり。
皆様、よいお年を。

沖縄美ら海水族館(20)夜間開園・サザナミフグ

2007-12-23 | 美ら海水族館
今日は17時30分に、美ら海水族館へ行ってきました。
三連休(特定日)だと通常よりも1時間遅い19:30(入館締切18:30)まで開館しています。このことはあまり知られていない。
沖縄美ら海水族館 - 美ら海ニュース・混雑情報

サンゴの海はガラガラでこんな感じです。
昼間の混雑がウソのように、美ら海水族館を独り占めなのだ。

ウツボ君も、同じ場所にいました。

今日のお目当ては、サザナミフグ君。
最近見かけなかったので、空いている時に探そうと…。

いました。いました。いつも口を開けています。
上に向かったり、下がってきたり。
カラダの上下左右にある小さなヒレをビミョーに動かして向きを変えます。

今度は右の方へ行っちゃった。小太りなのに、スピード出ています。
夕方の餌やりの時刻なので、お魚たち活発に動くのかなあ。

先回りして、待ち構えることにしました。

やって来ました。サザナミフグ君。

行き止まりなので、アップでしっかり写しました。
結構、目がぱっちりしているんだ。
また来るからね。元気でね。

沖縄美ら海水族館(19)ウツボ・イルカ

2007-12-21 | 美ら海水族館
水族館に入ると「サンゴの海」の水槽があります。
ここはホンモノのサンゴを見せるため、つつかれないようにお魚は少ないです。
次の「熱帯魚の海」の水槽は、つつかれても大丈夫なようにサンゴは造り物ですが、お魚がホントいっぱいです。

なんか、いるよ。右上の隅っこ。赤い↑に注目。
拡大すると、ウツボ君。
他のお魚を威嚇しています。

ウミガメさんがゆったりと泳いでいます。

ここは、おなじみ、「黒潮の海」の大水槽。
15時と17時が、餌やりタイムです。17時の方が断然、空いています。
ジンベエザメが立ち泳ぎをして餌を飲み込む姿が豪快です。
マンタも回転しながらエサを待ってます。

水族館の出口にある、イルカの胃袋の展示です。
釣り人が残したビニール袋を飲み込んでしまい、胃袋から発見されました。
「空袋は、すてずに持ち帰りましょう」の文字が悲しい。

オキちゃん劇場は、今日も満員です。
イルカのジャンプが見事です。
餌をもらって、ぐるっと回って豪快に水しぶきを飛ばしているのがオキゴンドウ。
仲良く並んでジャンプしているのがミナミバンドウイルカ。

美ら海水族館(18)チンアナゴ ピンチ!

2007-12-17 | 美ら海水族館
美ら海水族館の熱帯魚の海がいいなあ。
沖縄の海をシュノーケルやダイビングをしていると、こんな光景ですね。
最近、サザナミフグ君を見かけない。どうしちゃったのかなあ。
他のお魚に食べられちゃったのかなあ。

それに比べて、しぶといのがチンアナゴ君。
砂からゆらゆら、体を半分出して、流れてくるエサを探しているけど…。
魚がやってきます。ピンチだ!チンアナゴ君。

魚が近づくと、カラダを砂の中にすっと引っ込めます。
ハタタテダイやツノダシ君に狙われていましたね。
もっと大きいタマカイ君が出現し、魚が近寄らなくなりました。
タマカイ君に感謝です。タマカイ君はチンアナゴ君が好きなのかなあ。

こちらは、身柄が安全な個水槽です。
チンアナゴ君、顔が犬のチンに似ていますか。
色のきれいなニシキアナゴ君もゆらゆらしています。

敵がいないと体を引っ込めないので、退屈そうですね。

熱帯ドリームセンター(3)

2007-12-16 | 沖縄のくらし
昨日は、海洋博公園に行ってきました。
最初に行ったのが、熱帯ドリームセンター。
- 熱帯ドリームセンター - 海洋博公園
水族館のチケットを見せると入館料が半額の330円になるサービス。
いつでも2000株以上のランが、3つのラン温室で展示されています。

ポインセチアと組み合わせてクリスマス気分です。

ハイビスカス展を開催中でした。
250種類のハイビスカスがあります。

いろんな名前が付いていました。
ハッピーオレンジかな。

大輪できれいな色が出ています。

これは上品な感じがします。
バーバラステイトンかな。

カーネーションに似ています。
スパークリングレッドかな。

これはパンジーになんとなく似ています。
ハイボルテージかな。

ハイビスカスが本土へ渡ったのは、慶長年間(1610年頃)に薩摩藩主島津家久が琉球産ブッソウゲを徳川家康に献じたのが最初の記録として残っているそうです。
家康が許した薩摩の琉球侵攻は1609年。
琉球国王を引き連れて薩摩が家康に会った時に、ハイビスカスも一緒だったんだ。

名護

2007-12-14 | 名護市
名護市にある、沖縄そばの大城(おおしろ)。
お昼に開店し、夕方前には、売切れ閉店になります。

やっと、店が開いているところに、出くわしました。
三枚肉とソーキの上に、レタスがあるのが特徴です。
駐車場がなく観光客が少ない地元の美味しい店です。

向かい側は、24時間営業のスーパー。
いつも買物をする店です。
深夜に信号待ちをしていると、目の前に輝いた家。

毎年、少しずつ、灯りや飾りが増えているらしい。
街も、少しずつ、暖かさや賑やかさが増えるかな。



暑い!

2007-12-12 | 沖縄の気象・台風
今日は、昨日に続き、暑い一日だった。
風は穏やか、お日様は力強く輝いていた。

窓からの心地よい風が、書類を床に飛ばした。
長袖では暑苦しくなり、半袖に着替えた。
温度計を見やると、目を疑う28度。なんで?

気温は2日続けて26度を超え、いわゆる夏日。
今は12月の中旬だよ。13年ぶりのことらしい。
北国では、雪が降っているというのに。
この時期は、南国と北国は、20度違うね。
気象庁 気温の状況

今日は、時間もなかったので、ナスカレーとニンジンしりしりを作りました。
ニンジンしりしりとは、沖縄で好まれる料理です。
ニンジンをスライスし、短冊状に切ったものをフライパンでゆっくり炒め、ベーコンとツナ缶を加えて、ダシの素と塩コショウで味を調えます。
とても簡単で、美味しいです。

本部町・備瀬のアーサ

2007-12-09 | 本部町
天神丸(てんしんまる)の近くにいると、オジサンが声をかけてきた。
船の持ち主で、アーサを養殖しているという。
アーサはアオサのことで、透明度の高い海で採れる新鮮なものはアーサー汁として沖縄では好まれています。

海人(うみんちゅ)であるオジサンは、ダイビングをしたり釣りをしたり…。
この場所は、オジサンが造ったもので、夕日を見ながら海風を感じ、お酒を飲みながら魚貝をここでいただくのが最高だという。

家を見てくれというので、付いていくと、貝の標本館があった。
これだけ、たくさん拾ったんだ。

生け簀の次は、アオサを見てくれという。
オバサンが作業をしていました。

オジサンお薦めの食べ方は、ゴマダレドレッシング。
試食しなさいという。
これは、結構いけます。まいうー。

1袋350円。3袋なら千円。
味噌汁に入れるだけなら1袋で十分と思っていたけど、ゴマダレ味が美味しいので3袋買っちゃいました。

よく考えたら50円引きかぃ。でも、他で買うより断然安い!!お勧めです。
faxの着払いでも注文できるようです。Tel/Fax 0980-48-2367
備瀬崎養殖所とあるけど、予約制で料理がいただけるとのこと。
ウドちゃんの 旅してゴメン
今日はシンプルにアーサ入りサラダ、アーサラーメン、ミカンヨーグルト。

本部町・備瀬の海

2007-12-08 | 本部町
備瀬(びせ)のフクギ並木から、海辺に下りていきました。
サンゴの砂浜です。
カメラを砂浜において、海を写してみました。

海なのに、不思議なほど、波が静かです。
目の前には黒潮の海流が流れています。

透き通ったエメラルドの海。
とんがりは、伊江(いえ)島です。

海の色が、砂浜から沖合いに向かって、変化しています。
エメラルド色が、黒くなり、再びエメラルド色になり、その先には白波が立っています。

エメラルド色は、サンゴ礁の浅瀬。
黒い部分が、水深2m弱のイノー。
その先のエメラルド色は、サンゴ礁のリーフの浅瀬。
(以前、引き潮の時に歩いたところ 海の道(2)
リーフの先端に黒潮の海流がぶつかって、白い大きな波。

誰もいない砂浜です。

本部町・備瀬のフクギ並木

2007-12-06 | 本部町
海洋博公園に隣接して、本部(もとぶ)町・備瀬(びせ)の集落があります。
海岸沿いの強い風を避けるため、集落の中に張り巡らされた道の両側に、フクギがびっしりと植えられ、独特の美しい風景となっています。
生活道路でもあるため、地図の赤い道が、観光客用です。

屋根にシーサーの乗った、沖縄らしい家がフクギの間から垣間見えます。
この家も、背の高いフクギで囲まれています。

道の落ち葉や実は、掃き集められています。

木漏れ日のフクギ並木を歩いた風景です。
東の入り口にのフクギにシーサーがいて、不思議な光景です。

フクギ並木を西に向かって進むと、目の前に広がる、エメラルドの海。

大宜味村(5)カニ注意

2007-12-02 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
かかしも、どろんこ綱引きも、楽しかった。
自転車で、国道58号を戻ります。
帰りは追い風。
スピード出しても全く風を感じないよ。楽ちん。

ん? なんじゃ。見たこともない標識だよ。

急ブレーキかけて、自転車降りて、あたりを調査します。
この青いのは、何じゃろ。
魚網を干してあるのかな。

いや、これは、ひょっとして…。

なんだか、お気づきになったでしょうか?

答えはこちら↓ 大宜味(おおぎみ)村、謝名城(じゃなぐしく)の海岸でした。
辺土名(へんとな)高生ら「お助け隊」

「カニさんお助け隊=カニさんを助けたい」
国道事務所職員のボランティア活動が広がって、カニさんの交通事故も半減。

さらに、カニさんが堤防を超えやすいように護岸を壊してネットを張り(上の写真)、歩道縁石をカニさんが登りやすい様に削ってありました(下の写真)。

急傾斜地の海沿いを走る国道58号は海岸を埋めて拡幅したので、夏の満月の夜にはカニさんの交通事故が多かったそうです。

国頭村(6)どろんこ綱引き

2007-12-01 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
国頭(くにがみ)村かかし祭りの最終日ということで、ターブクどろんこ綱引き大会が開催されていました。
ターブクというのは「たんぼ」のことだそうです。
学校のグラウンドなどで行なう綱引きと比べて、田んぼで行なうと緊迫感があり、それが会場を盛り上げます。

頑張れ、女性同士の戦いです。
あぁ、なんてこった。
負けた方が、綱を手放したのでしょうか。

3位決定戦です。賞品がかかっています。
めちゃ、ちからが入ります。
顔が映ってしまったけど、ごめんなさい。

子供たちも、田んぼで遊んでいます。
「どろんこ遊び」は、田んぼの土をかき混ぜるとともに、子供にも裸足で遊ぶことが大事なことだそうです。

決勝は、男子同士です。

表彰式です。
闘いすんで、喜びあり。
賞品はDVDプレーヤーなど豪華です。
自転車で田んぼの中の狭い板を渡りきった少年の活躍が目立ちました。
みんな泥んこまみれで、田んぼに笑顔が戻った日でした。