沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

首里城WAONカード

2019-11-16 | 琉球・首里城
イオンのレジで驚いた。
表記の首里城WAONカードでの売上の1%をイオンが首里城基金へ寄付するという。
首里城で燃えてしまった美術工芸品の復元資金援助になるね。


イオンといえば、百貨店スーパーの国内売上第1位ダントツの企業。
競争激化で1円でも安い商品を努力するスーパーが、首里城WAONの売上の1%も寄付するって、相当な覚悟。
沖縄への想いが熱い。
凄いね...

寄付しようとする人は、サービスカウンターでご当地WAONを300円で買えます。購入後にお金をチャージしてから、レジで支払うとイオンが売上の1%を首里城基金に寄付してくれる。


通常は売上の0.1%だけど2月末まで10倍にするという。
イオンは全国にたくさんの店舗があるから、影響力がとても大きい。電子マネーのWAONはローソン、ファミマなどコンビニでも使えてチャージもできる。提携店舗も多く全面50万箇所で使える。首里城WAONを購入する人も増えているらしい。

10月に、首里城の売店で首里城WAONで支払った時、レジの人が「首里城WAONですか、ありがとうございます!」とニコッと喜んでくれた顔を思い出す。

あの人は、今どんな思いをしているのだろう。仕事が無くなってしまったのだろうか。








首里城美術工芸品収集復元チャリティーの募集

2019-11-07 | 琉球・首里城
首里城火災で焼失した美術工芸品の復元、収集のためのチャリティー募集が始まった。
正殿二階の国王の専用の椅子や王冠など火災で焼失してしまった400点以上の美術工芸品を復元していくための資金募集。

これまで琉球王国の美術工芸品を収集や復元し首里城で展示した首里城基金には、火災後1週間で560万円の募金が集まりました。募金活動を広めるチャリティーイベントの募集のようです。
11月6日現在 234件 5,626,451円


首里城再建には、建物だけでなく、琉球王国の美術工芸品も欠かせない。

10月31日未明に生じた首里城火災。
正殿から出火。高台ゆえの強風で復元された6つの建物に延焼。
激しく燃え崩れ落ちる姿に、心が痛む。
希望は再建。美しい姿をもう一度見たい。