沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

ハリーポッター原作と映画の違い「謎のプリンス」

2010-01-25 | ハリー・ポッター

ハリーポッターシリーズ第六話「謎のプリンス」Harry Potter and the Half-Blood PrinceのDVDを見ました。原作だけではよくわからなかったことが、映画ではとても分かりやすく面白かったです。
原作とDVDを比べて異なるところを、第五話に引き続き、少し紹介します。

 ■ダンブルドアDumbledoreが迎えに来た場所は
原作では、バーノンVernon伯父さんの家にいたハリーをダンブルドアが迎えに来るが、映画では、旅を続けていたハリーが喫茶店のウエイトレスとデートするところに迎えに来る。母の姉ペチュニアPetunia叔母さんが、ハリーの安全を守るために果たしている役割を前作の映画では説明していないことや、今回は恋愛がテーマになっていることが理由で変えたのだろうか。

 ■列車の中でハリーを助けたのは
車内に倒れたままのハリーを、原作ではトンクスTonksが機転を利かして発車寸前に助けに来るが、映画では不思議なメガネをかけたルーナLunaが助けに来てくれる。

■トム・リドルTom Riddle
 トムをホグワーツHogwarts魔法・魔術学校に誘うため、ダンブルドアが孤児院のトムの部屋を訪れる場面。原作では本が置いてあるだけだが、映画ではカードが挟まった本、海岸の写真、窓辺に7つの石が並べてあった。

 ■魔法省
前作では、保身のためヴォルデモートVoldemortの復活を信じようとしない大臣や、大臣に忠実で権力を振り回すアンブリッジUmbridgeのせいで、ハリーにとって魔法省は信じるに値しない存在と化していた。クリスマス休暇でハリーたちがロンRonの家に帰ったとき、原作では魔法省新大臣Scrimgeourがハリーに会いに来てヴォルデモートと闘うために魔法省に協力するよう働きかける場面があり、ハリーの意思が明確に表現されるが、映画では出てこない。

 ■ロンの家が燃える
原作には無いが、映画では、クリスマスに休暇で滞在するロンの家がデス・イーターたちに火を放たれて燃えてしまう。燃えさかる炎の中をジニーが走りぬけるシーンは迫力あります。

 ■ジニーGinny
映画では、ハリーより少し背が高くなったジニーが、原作には無い存在感を示していました。クィディッチQuidditchの選手選抜で、ハリーに代わって皆に号令をかけたり、謎のプリンスの本を手放すように率先していました。原作では、ハリーが一人でやっていました。

 ■指輪Ringから飛び出すものは
原作には出てこないが、映画ではハリーがダンブルドアの持っていた指輪に触れると、蛇からトムが現れ、孤児院の部屋、海岸の写真、7つの小石、ヴォルデモートが次々と映し出される。

 ■ロケットlocketを手にするのは
洞窟のロケットを、原作ではダンブルドアが入手してローブrobesの中にしまい、後に地面に落ちていたロケットをハリーが入手するが、映画ではハリーが直接入手している。

 ■プリーズPlease
原作も映画も、スネイプSnapeに対し、ダンブルドアが”Please.”と言う重要なシーンがある。Pleaseは、「頼む」と「どうぞ」とがあって、「頼む」だと”Please, help me”で、「どうぞ」だと ”Please, kill me”のニュアンスが感じられ、原作ではどちらなのかよくわからなかった。しかし、映画の演技を見ていると「どうぞ」のように感じられたが、日本語字幕は「頼む」になっていた。この違いは、最終作を読まないと判らないけど。

 ■デス・イーターDeath Eatersたちとの闘い
原作では、前作同様にラストでデス・イーターたちと騎士団との壮絶な戦いがあるが、映画ではベラトリックスBellatrixが暴れるだけになっている。

 ■謎のプリンス
原作では、Half-Blood Princeが正体を明かした後に、バックビークBuckbeakに追いかけられ全速力で去っていくが、映画では、正体を明かした後、燃えさかる家の横を静かに去っていく印象的な風景となっている。謎のプリンスが誰だったのか、その驚きと劇的な結末を重ね合わせて、タイトルにふさわしい印象的なシーンにしている。

*********ハリーポッターの記事一覧***********

ハリーポッターのテーマ「死」

ハリーポッターシリーズ原語全7巻のまとめ

第7話ハリーポッター原作と映画の違い「死の秘宝 PART2」

第7話ハリーポッター原作と映画の違い「死の秘宝 PART1」

第6話ハリーポッター原作と映画の違い「謎のプリンス」

第5話ハリーポッター原作と映画の違い「不死鳥の騎士団」

第4話ハリーポッター原作と映画の違い「炎のゴブレット」

第3話ハリーポッター原作と映画の違い「アズカバンの囚人」

第2話ハリーポッター原作と映画の違い「秘密の部屋」

第1話ハリーポッター原作と映画の違い「賢者の石」


大名古屋ビルヂングと味噌煮込みうどん

2010-01-23 | 国内旅行
1年ぶりに、名古屋へ行ってきました。
名古屋駅前にそびえたつ「大名古屋ビルヂング」。
ビルと略してしまうと気づかないけど、Building(ビルディング)は、歴史のある建物はビルヂングと表記していることが多いね。大手町ビルヂングもそうだし。

50年近く歴史のあるこのビルも、建て替えるそうです。名前はどうするのかな。
建物は建て替えても、味はそのまま。
今年も、食べに来ましたよ。

味噌煮込みうどんです。鍋焼きうどんじゃありません。
麺が歯ごたえがあって、固いです。ご飯と一緒に食べると美味しいです。
「かしわ(=鶏肉)入り」で1,700円。値段も、うどんの値段じゃないです。

雪景色

2010-01-17 | 国内旅行
久しぶりに日光へ行ってきました。
冬の霧降高原の様子です。
落葉松林の中を走ります。

展望駐車場です。
ここからの冬景色は抜群でした。

変な看板がありました。
シカ、クマ、サルが出るのか、と思ったら、クルマなんですね。

出ました。ウシさんです。
寒いのか、固まってます。

出ました。サルさんです。
木の実を食べていました。

出ました。クルマです。
除雪に向かうのでしょうか。

川も凍り始めていました。
寒い本格的な冬の訪れです。

ハリーポッターと謎のプリンス

2010-01-16 | ハリー・ポッター
Harry Potter and the Half-blood Prince(UK)
30章607ページ。16万9千語。2ヶ月かかりました。
今回は翻訳には目を通していないので、正直、サンドウィッチマンじゃないけど「ちょっと何言ってんだかわかんない」ところもありました。でも十分楽しめました。

ハリー・ポッターシリーズ全7話のうち第6話、ホグワーツ魔法魔術学校の6年生(16歳)となったハリーの1年間の出来事です。

Half-blood Prince とは誰なのか。「混血」を「謎」と訳すセンスがいいですね。
復活したVoldemortヴォルデモート。校内でも不穏な動きが起きている。
ダンブルドア校長とともに、ヴォルデモートの過去を明らかにしていく。そして、いよいよ危険を冒しながら宿敵に近づいていく。
身近で信頼できる大切な人々を次々と失って来たハリー。対決を前に、これ以上失いたくないが…。
ボルデモートを追い詰めることが出来るのだろうか。

次作は、いよいよ最終話。

…沖縄で高速バスの座席に読みかけの本を置き忘れてショックでしたが、新宿のブックファーストで、なんと7割引!バーゲン。最終話とともにゲット。よかった。

富士と夕陽

2010-01-11 | 生活
住んでいる土地では、毎年お正月の三が日は夕陽が山頂に沈むダイアモンド富士が見られます。
今年は、なかなか、お天気と時間が合わなくて残念です。

昨日、やっととらえた夕陽です。
16時20分頃から30分過ぎまでの富士山です。

橙色の光を放つ強烈な太陽が、辺りを染めています。
まぶしい。

北側の麓に、沈みそうです。
1週間で、北にずれます。

沈みました。
急に寒さが感じられ、静かな闇が、訪れ始めます。

JAL頑張れ

2010-01-09 | 国内旅行
JALの翼には、富士山が似合う。
機体が原因で、過去に大きな事故があったけど、パイロットは着陸が上手だし、機内サービスも質が高いと思う。

早朝から、次々と全国各地に飛び立って、日本経済を支えている。
数えたら、羽田から1日に34空港へ183便が出発している。
JAL国内線 - 運航路線

日が沈む頃になっても、飛び続ける。
朝6時25分から20時40分まで、5分置きに飛び立っている。

太陽は沈むけれど、また明朝、昇ってくる。
JALは沈まずに、飛び続けて欲しい。

祝!青学箱根駅伝シード権、市岡君頑張る

2010-01-03 | スポーツ・将棋
正月の2・3日に、大手町と箱根間約220kmを、10人の選手が襷リレーし往復する大学対抗の箱根駅伝。
第86回大会の優勝は、第5区の箱根の山登りで、2位以下に4分以上の大差をつける”山の神”柏原君を擁する東洋大学の連覇でした。

大差がついた優勝争いとは別に、出場20校のうち上位10位までが、来年のシード権を得られるシード争いも盛り上がります。

これは、第7区で、早稲田大学、青山学院大学、城西大学の争いです。
選手は約20kmを1時間かけて走りますが、40分過ぎの激走です。

緑のユニフォーム姿は、青山学院の市岡選手。
偶然見かけた前回大会予選会で、最後の一校として本大会出場を決めたのは、市岡選手の走りでした。その時の記事↓
第85回箱根駅伝 予選会の結果
応援団の気合が通じたのでしょうか、見事33年ぶりの本大会出場を果たしましたが、結果は惨敗。市岡選手も本大会では、走れませんでした。

翌年も、努力して予選会を勝ち抜いた第86回大会。
4年生となった市岡選手は、昨日のデータ放送では補欠で心配しましたが、今日は堂々と7区を走っていました。しかも、見事に区間5位の好走です。

他の9人の選手も頑張った結果、青山学院大学は総合で8位となり、41年ぶりのシード権を獲得しました。

謹賀新年

2010-01-01 | 浜松のくらし
「浜松張子」は旧徳川幕臣三輪永保が、明治時代に製作を開始し、代々引き継がれてきました。
「張子の虎」は、魔除けとして珍重されているそうです。
浜松市の二橋加代子さんの製作で、せんべつとしていただきました。
浜松張り子

旧年中は、どうもありがとうございました。
今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。