沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

こたつ

2005-03-26 | 浜松のくらし
寒い冬をコタツだけで乗り切った。我ながら根性がある。ユニクロのフリーズパジャマにも感謝。抜け出す勇気がなくコタツでそのまま寝てしまったのが2回。うち1回は風邪をひいた。

想い帰せば、中学時代コタツが勉強机だった。布団と合体させて、眠くなるとそのまま後ろに倒れこみ、起きては机に向かっていた。スイッチは入れなかった。

幼少の頃、昭和30年代、風呂は薪で、練炭火鉢の掘りごたつが暖房だった。冬は寒く、寒いから冬だった。あかぎれの手を、洗面器に湯を足してもらい洗った。里山は大切な燃料源だった。子供は「風の子」と呼ばれ、頬は赤く、洟をたらしていた。

化石燃料を使い過ぎだと、シベリアの永久凍土からマンモスが現れた。

合併と強い自治体

2005-03-23 | 浜松のくらし
合併の廃置分合が県議会で認められた。合併により大きな権限が県から与えられ住民ニーズに応えやすくなることが最大のメリット。

例えば都市計画道路の見直し問題。市街地が灰じんと化した戦災復興後に、現在の都市計画道路網の計画を作成した。ガソリン税などを特定財源として道路は整備されたが、地域発展に寄与した道路がある一方で、未整備道路が多くあることも事実。

多くの都市では、道路整備や都市計画の決定権限は都道府県が持っている。しかし、政令指定都市になるとほとんどの権限と財源が与えられる。道路を作ることも見直すことも、市の考えでできるようになる。市内の都市計画道路のうち決定権限があるのは13%に過ぎないが、政令指定都市になると89%に増大し、変更見直しを市が行うことになる。
また道路の整備も、国の管理路線以外は全て市になる。交通事故多発交差点、通学路安全確保、渋滞対策、ユニバーサルデザイン、広い歩道確保など、地域の実情に合った効率的・効果的な道路整備が可能となる。

市町村合併により、こうした課題に対応できる強い自治体を作り上げることが重要。

卒業後30年のメーリングリスト

2005-03-21 | 生活
高校卒業後30年を迎えることをきっかけに、2年前からメーリングリストを開設。別の道を歩んで、それぞれの人生です。

「自慢話はお断り。苦労話は歓迎」の精神で会話が流れます。最近は、中国に赴任している人が知らせてくれる中国事情(各自が訪れた昔の中国と比較して、その変容ぶりに驚いたり。)や、世界史の先生が教えきれなかった現代史を、今になって蕎麦屋の2階で講義してくれる話で会話が弾みます。

大学教授も主婦も医者も会社員も商社マンも先生も官僚も、その高校時代を知ってる者にはクラスメート以上でも以下でもない。

人は変わらないもの、変われないものだと思う。将来を夢見た若かりし時代の自分に向き合えるような、貴重な時間と空間がある。

卒業式もらい泣き

2005-03-20 | 浜松のくらし
130年の歴史がある小学校の卒業式。卒業生は36人。クラス替えのない6年間。

壇上に上がるとそれぞれが考えた誓いの言葉を宣言し、卒業証書を受け取る。
「友情。僕は友達を大切にします…」
「弁護士。僕は一生懸命勉強して弁護士になり、困っている人を助けます…」だぶだぶの背広を着たメガネ君。スタンバイミーに出てくる少年に似てる。

発達学級の子が来賓への挨拶を忘れ通り過ぎると、すかさず周りの子が教える。いいクラスなんだなあ、と思う。

目の不自由な子が、誰の助けも借りず、他の子と同じように、急な梯子段を上がり、宣言し、証書を受け取り、足元も見ずに一人で降りて、来賓や先生に挨拶をし、着席する。保護者も来賓も、生徒も校長も担任も、皆がいっせいに息をひそめて、男の子を見守る。

やがて最後の歌になり、卒業生がこちらを向いて別れの歌を歌う。一人の男の子が泣き出すと大人たちは堪えきれずにもらい泣き。

友情と弁護士の意味を知る。

料理&エディヒギンズ

2005-03-14 | 浜松のくらし
買物から始まり、調理に時間がかかり、跡片付けも大変な割りに、食べるのは短時間であっけないのが料理。
9年前の単身赴任では外食とコンビニで一度も飯を炊かなかったけど、今回は違う。調味料も揃え、エディヒギンズを聴きながら包丁を持つ。
寒い夜は豚汁だよね。心も暖まります。
JAZZ!エディ・ヒギンズ

秋野ふく美術館

2005-03-13 | 浜松のくらし
赤い単線電車の終点から、川を渡り、山を越えて美術館に着いた。丘の上にある美術館は木と土壁を活用したアジア的な建築物で、アジアの風景や生活を描き続けた作者に配慮した設計なのだろう。
行きに見た山の上から天竜川や大地を展望する素晴らしい風景が、この地で生まれた作者の感性を育てたと思う。
--浜松市 秋野不矩美術館--

捨てないで!湖に流れて行く

2005-03-07 | 環境教育
台所はイヤだけど、道路の側溝なら、油や薬品を捨ててもいい?
道路の側溝に捨てると、雨が降って、そのまま川や海に流れて行く。汚れるわけだ。
魚の絵と「捨てないで!」と表示されたサインを、サンフランシスコ湾周辺で見た。
これって結構気づかない、大切なことだと思う。
NO DUMPING -FLOWS TO BAY(捨てないでー湾に流れ込みます