フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

新たな日になるように

2010-07-11 22:11:44 | 日記
7月11日 日曜日 曇りのち雨

11日を新たな日にしよう、とこの所ずっとそう思っていました。
今日がわたしの本当のお誕生日なのです。
あるじが逝ってしまった12月3日は、違った意味でわたしの誕生日と思っています。

この所思い悩む日々を送っていました。
なんとかそんな悩み事から脱出しなければ、独りで生きていくのも億劫になってきそうなのです。
命の長さを他の人ににプレゼントが出来たらどんなに合理的か・・・、と思ったりします。

我が儘で贅沢な事は解っていますが、独りは辛いです。
あるじと言う人生の相棒が如何に私を支えていてくれたのか、痛感しています。

独りで生き抜く事を考えました。先ず食事も旅も独りで楽しめるようにしようと思ったのです。
今のわたしは本当に良い友人達に囲まれ、友人達に守られ助けられています。
でもその友人達はそれぞれ病気を持っています。

年齢的に、お互い病気持ちは仕方がないのですが、ふとこの友人達に置いて行かれたら・・・、
そんな不安がわたしを襲ってきました。
元気で何時までも居て欲しい、側に居て欲しい、その気持ちが強くなるばかりです。

自立しないと駄目、と思いました。
それで全く知らない所を独りで行ってみようと決心していました。
久里浜からフェリーに乗って鋸山の石仏を見に行こうと思っていましたが、天候を考慮して諦め、
乗った事のないシーサイドラインを使っての散策にしました。

ナップザックとスニーカー、すっかりハイキングスタイルで出掛けました。
先ずシーサイドラインの車両がとても小さい事に驚きました。
空いて居ましたので一番前に座りました。運転席に運転手さんが居ません。自動運転でした。

 

立ち入り禁止と言う文字が、運転席近辺に4カ所も書かれていました。
それに消化器も誰でも使えるように運転席の脇に、普通に置いてありました。
物騒なご時世ですから、この注意書きだけで大丈夫なのかしらと思わなかったと言えば嘘でしょうね。



鳥浜駅のホームです。右側にまだ電車の姿が見えます。
写真左側の、壁のような窓のような所は電車が来れば開きますが、
電車が入っていない時はまるでホールのようです。
写真中央の丸みのあるところがホームからの階段になっています。お洒落な感じです。



ホームから改札口まではこのエレベーターを使うのが一番早いようです。
シーサイドラインは、高い所を走っていますからこのエレベータの利用者は多いでしょうね。
エレベータは外の景色が見られるようです。わたしは階段を使いました。



横浜マリーナーはヨットが沢山停泊していて、見ていて飽きませんでした。
出航する前の準備をする人たちの動きを見ていました。
車と同じように給油所へ順番に並び給油をしたり、食べ物やら荷物を積み込んだり、
幼い子供にも救助具を着せたり・・・。

出発準備をする親の側で、はしゃぐ子供を見て平和な楽しいクルーズになって欲しいと思いましたね。
真っ黒に日焼けした男子達のグループの動きを見ていましたら、あるじを思い出しました。
大学入学当初、あるじはヨット部に入部。でも訓練ばかりでヨットに乗せて貰えず、退部したとか。

海を眺めながら散策後、金沢文庫に戻り関内に向かい、水彩画展で知人の作品を見せて戴きました。
その前に独りでお寿司屋さんに立ち寄って、独りでお寿司のランチを戴きました。
美味しかったです。

大分予定とは違いましたが目的達成。独りでの行動が出来ました。
次回はもっときちんとプランをたてて実行します。良い出発日になりました。
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