コンサートは、バンドネオン、フルートとピアノの三重奏でのアルゼンティン・タンゴでした。25人位から30人位の聴衆だけの小さなホールでの演奏なので、それぞれの楽器のひ音を拾えるので広いコンサート会場では味わえない楽しみがあります。
バンドネオンの奏者は男性で、16歳の時にバンドネオンに魅せられたそうですし、ピアノの奏者は、ずっとクラシックを学んで来られた人が、音大に行っている頃ホテルでアルバイトしていた時、そのホテルのマネージャーがアルゼンティン・タンゴに興味を持ち、弾いたのでしょうね。
クラシックとは、タッチからすべて違います。彼女はクラシック・ピアノよりアルゼンティン・タンゴを選んだのでしょうね。詳しい説明はありませんでしたから、不明です。でも、アルゼンティン・タンゴは聴いているだけで元気が出そう・・・、そんなリズムです。
フルートの奏者は、小学生の頃ピアノからフルートに移行し、中学時代はブラバンに入るつもりだったのに、入学した中学にはブラバンが無かったので、個人教授と子供のオーケストラに入団し、フルートを吹いていたとか。大学も音大に行かず、大学のオーケストラに入団し、フルートを吹き続けていたようです。
休憩タイムを挟んで2時間弱の演奏会の後、その会場でお茶ではなく手作りの、お料理が並び、食事会に。飲める方たちは、ワインを飲みながら和気あいあい、音楽の話をしていたようです。わたしと友人は、染色をしておられるお二人から、柿渋染めの事などの説明を伺うことが出来、有意義な楽しい一時でした。