最終日も4時起床です。
一服するため外に出るとTanaさんがニコニコ顔、空を見上げると青空が広がっていてヒンヤリ感が際立って感じられます。
小屋の外に掛けられた温度計は、今回の最低気温となる11℃を示しています。コノ青空、なんか有終の美を感じずにはいられません。(当たったことはありませんが‥)
さー、中に戻り荷物をパッキングして出発です。
とてもFFMとは思えない格好ですけど途中、釣りはするのですがウェーダーでは登り坂メインの4kmはキツイのでやっぱ、トレッキングシューズの出番となってしまいます。
昨年秋には崩落していた林道もようやく修復の手が入ったようです。
国立公園内の工事ゆえか、登山者と自然に配慮した工事は嬉しい限りです。流れに土砂は捨てませんから。
通称”テン場”で山屋さんからFFMに転身後、モーニングブレイク。
さー、最後の6時間のFFタイムの始まりです。
相変わらず数は出ますが大物は‥、Tanaさんの26cmクラス三連荘のポイントを譲ってもらいますが、昨日の流れを断ち切ることが出来ず乗らず三連荘の醜態を曝しちゃいました。
青みががった深場から飛び出すイワナはブルーバック、これは今まで経験がありません。
長期間水量が落ちない証なのでしょうかね。
大物期待の堰堤下もこんな感じでフライを置くポイントすらありませんでした。
今日のアベレージは22cm前後、大物の部類に入る25cmですがで寂しさは否めません。
晴れたり曇ったりの最高の天気ですが如何せん、水の多さが災いかこのポイントでも反応はありませんでした。
因みに水温は朝から若干上がったもののコノ時期、コノ時間で10℃は低すぎると思うのですが。
お昼を境に天気が一転、細かい雨が落ちてきたのでコレを最後に撤退箇所を探します。
岩と岩の急角度の樹木帯を息を切らせ上り詰めると林道までの5mが三角錐の辺状態になっているのには正直、参っちゃいました。
両サイドは谷底、高所恐怖症のFlyaokiは時間を掛けると足が震えてきちゃうのを何度も経験してるのでココは何も考え(ないようしにて)ず、一気に四つんばいで登破です。
tanaさん曰く「こんなシーン、家族に見せられね~!」と、冷や汗を拭きながら申しておりました。(笑)
”テン場”に戻り今度はウェーダーのまま、4km弱の林道を下ります。
小雨が気持ち良くデジカメで景色をチェックすることも暫くは問題なかったのに、ある支流に差し掛かった辺りからレインギアを羽織られずにはいられない程の降りになっちゃったのです。
レインギアのお陰で汗だくも何とかバス停には時刻40分前に到着も途中の林道はカフェオーレの川状態、トレッキングシューズでなくて正解でした。
こんな状況の平日なのに、ご同輩は居るもんで後から2人組FFMもバス停に到着、因みにココから本流に入ったそうですが魚のサイズは小さかったそうです。
何はともあれ定刻の17時前に入口のバス停駐車場へ無事到着。次回、来月の釣行に向けた反省会後、各々帰路へ。
Tanaさんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。