蝶や蛾の羽化の難易度

カバマダラ、蝶

羽化は６月２日
撮影は６月３日





カバマダラ
５月２６日、蛹、
５月２５日、前蛹と終齢の幼虫
６月０５日、トウワタはカバマダラの幼虫の食草




蒲の穂
カバマダラの色と同じ
であるのを示す為に
載せました。
６月８日、大東区








ツマグロヒョウモン
羽化しました。蝶の側に見えるまだ乾いて
いない赤い液体は羽化する時に蛹から流れ
出る物体です。　人間の羊水に相当すると
思います。
６月１５日





ツマグロヒョウモン
蛹と幼虫
蛹化は６月７日
最後の写真は去年の６月１７日に
蛹の状態で見つけました。今では
枯れた状態で虫籠にいます。そろ
そろ処分しようと思っています。

初めて宇茂佐で見つけた
幼虫を２匹虫籠に入れたら
一つは先に蛹になりました。
カラスに頭を叩かれたのは
この幼虫のせいでしょうか。
カラスは餌を横取りされた
と思ったのでしょうか。







ツマグロヒョウモン


５月２５日、雄の裏翅
　　　　　雄の表翅
５月０４日、産卵？

ツマグロヒョウモンは雄と雌の違いが
大きいです。裏翅は殆ど同じですが、
表翅は違う蝶かと思う程です。

去年探した蛹は羽化しませんでした。
この蝶はまだ一度も羽化させた事は
ありません。






ノブドウ？
蛾の幼虫を見つけた葉

色が変化した蛾の幼虫
葉にいた幼虫




蝶や蛾は卵が孵化した後で虫となり、
その後で蛹になり最後に羽化して成虫に
なります。今まで２０種類以上の蝶と蛾
が虫籠の中で羽化するのを見て来たので、
どの蝶の羽化が難しいかを少しは知って
います。虫籠に入れたら殆ど羽化するのは
オオゴマダラやカバマダラなどのマダラ科
の蝶とイシガケチョウです。一番難しかった
蝶はアオスジアゲハでした。モンキアゲハと
ルリタテハは蛹になってから後で、蛹から蛆
が出て来ました。蜂の蛆が寄生していたよう
です。どちらも2回目に羽化に成功しました。
ツマムラサキマダラは終齢の幼虫を見つけの
が難しいですが、２回とも羽化に成功しました。
リュウキュウアサギマダラは最初に見つけた
終齢の幼虫が羽化しました。　最近羽化した
ツマムラサキマダラを幼虫を捕まえた場所で
蝶を放した後でお昼を食べましたがお昼の後で、
カバマダラの幼虫を食草でない草の上で見つけ
ました。多分蛹になる場所を探している終齢の
幼虫だったのでしょう。その日はたまたま虫籠
を持っていましたのでその虫籠に入れたら夕方
には前蛹になり翌日には緑色の蛹になりました。
今までの蝶は２～３週間後に羽化していましたが、
今回は昨日羽化していました。今日は２日目です
ので、小雨でしたが虫を捕えた所で蝶を放しました。
今回は１週間で羽化しているのが分ります。

　蛾は虫籠に入れた幼虫は全て羽化しました。

地中に潜る種類と葉の中で蛹になる種類があります。
蝶の中にもアカタテハのように葉を巻いてその中で
蛹になる蝶もいます。

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茶色が混ざった蝶、カバマダラの語源について
何度も書いていますが、新たに６月８日に書き
ましたのでそれを転載します。

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　　　　カバー・ハン、蒲焼、カバマダラ、蒲


　　 なぜ「茶色」が混ざった蝶をカバマダラと言う

のでしょうか。多分蒲焼の「qaba＝蒲」と同じ意味

だと推測できます。　魚も肉も「焼いたら」茶色に

変色します。「焼き」過ぎたら「焦げ」ます。焦げ

る前の「良い香り」のする状態の色が「qaba＝蒲」

の音に似ていると推測できます。「qaba＝茶色＝

蒲」で思い浮かべるのは「茶色の穂」が付いている

「蒲」と言う名の植物です。　「良い香り」の名護方言

は「qaba'＝カバー」ハンです。　「b＝m」と「k＝g」の

変化は普通に見られますので「蒲＝kaba＝gama＝

蒲」です。「燃え盛る」炎の光は「ham＝反」射します。

カバー・ハンの「ハン＝han＝ham」も「光り輝く」状態

と関係があると推測できます。



　　ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。


　　ヒエログリフ　　日本語　　　　　　英語


　　abA　　　　　　　燃やす　　　　 　to burn
　　　　　　　　　　キラキラ輝かす　　to glisten
　　　　　　　　　　火花を散らす　　　to sparkle


　　Am　　　　　　 燃える　　　　　　to burn
　　　　　　　　　　燃え盛る　　　　　to burn up


ヒエログリフ辞典
の参照ページ
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