マヒナスターズ信濃恋歌Ver.2a
はっきり言ってよく分かりません。とにかくデッカイことが起こったようです。今日は朝から、どこへ行ってもこのニュースだらけでした。まるで絵にかいたような、接戦で、どっちになるか世界中が見守ったと言います。もしかしたら、今年の世界の中で一番大きいニュースかもしれません。
はっきりと結果が分かったのは午後1時ごろでしょうか。その間日本の株式市場のことが、日本では一番の話題に見えました。色んなことがはっきりしました。日本の自動車産業、トヨタ、ホンダ、日立などイギリスに工場を構え、欧州市場に進出しているなど、日本への経済的影響が大きいという事です。
株式市場には全く興味も知識もありませんが、麻生財務相が暗い顔で、そんなに心配することはない、とテレビでインタビューに答える姿がたびたび移っていました。そもそも欧州が一つの経済的、安全保障を結んでできた、大きく言えば対ソ連に立ち向かうためにできた考え方が基礎にあったはずです。
経済的にその中心になったのは、ドイツでしたが、それを後ろから支えていたのがフランスとイギリスではなかったでしょうか。しかしイギリスと言う国は難しい国で。通貨はユーロにせず、ポンドで押し通しました。
世界の動きは、瞬間、瞬間で、少しづつ変わってきています。つい最近まではグローバル主義が、世界平和のため、必要だと言う理論が主でした。
しかしナショナリズムは、その反動で、さまざまな矛盾を指摘してきました。イギリス自身、つい最近までスコットランド独立運動が盛んになり、やはり国民投票により取りやめになった経緯があります。
今回のイギリスのEU離脱か残留の発火点は移民問題が大きな課題として、イギリス自身の深刻的な問題として、対岸の問題ではありません。欧州各国も、その問題は深刻で、先進国の大きな悩みになっています。
一夜明けて、今日の産経新聞は最大級の大見出しが一面トップを飾っています。【 英 EU離脱 】、【キャメロン首相辞意】、【国民投票 僅差51・9%】色んな解説が載っていますが、しばらく様子を見てみたいと思います。
💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭
【英EU離脱】 2016年6月24日午後3時付
東京株暴落、終値1286円安
1万5000円割れで今年最安値
英国の欧州連合(EU)離脱が国民投票で確定したことを受けて、24日の東京株式市場は全面安となり、暴落した。日経平均株価の終値は、前日比1286円33銭安の1万4952円02銭と今年の最安値となった。
終値としては2014年10月下旬以来、1年8カ月ぶりの安値水準。また終値の下げ幅が1000円を超えたのは2013年5月下旬以来、3年1カ月ぶりとなる。
午前は堅調で始まったが、離脱派リードの報を受けて急落し、値下がりに転じた。午前終値は495円安だったが、昼休みに円相場が一時1ドル=99円台まで急騰したことを受けて、午後の取引開始後に下げ幅が1300円超まで拡大した。
円相場は正午前の100円割れ後に再び102円台まで戻すなど、落ち着きを取り戻しつつあるが、株式市場は終値まで暴落状態が続き、1万5000円割れの時間帯が続いた。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比94.23ポイント安の1204.48。値下がり幅は7%超となった。取引時間中には、1960ほどの東証1部銘柄がすべて値下がりする場面もあるなど、全面安が続いた。
💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭💭
日本とイギリスは地理的には似通っていますが、決定的に違うところは、ドーバー海峡は凪いでいるという事でしょう。何しろ泳いでもいける位波静かですから。大陸の影響は歴史的にはもろに入ってきます。
日本と大陸の間は玄海灘と言う荒波が、容易に往来させない、壁となって阻んできました。この差は歴史的にとてつもなく大きいと思います。しかし海と言う壁は、独特の民族性の共通点も生んだかもしれません。
イギリスが、大陸のごたごたに巻き込まれたくない子持ちは痛いほど分かります。アジアでもアジア共同圏を作ろうなどと、不可能な夢を抱いた人達もいたかもしれませんが、そんな仲間に日本が入るはずがありません。
このニュースの本当の意味は来週から始まるでしょう。冷静に眺めてみると、日本と言う国はしっかりとした国である。としみじみ考えますが。それを快く思わない反日勢力が騒ぎ始めています。