春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

政治空白の今 重要事案が官僚によって決められて行く

2009年07月19日 15時42分56秒 | 国内情報

『核の傘』定期協議米と合意 被爆日本に重い課題 非核原則抵触も
2009年7月19日 朝刊
 日米の外交、防衛当局の局長級による日米安全保障高級事務レベル協議(SSC)が十八日開かれ、米国が日本に提供する「核の傘」などで定期協議を始めることで合意した。被爆国の日本が米国の核戦略にどこまでかかわることができるのか。総選挙後の日本の政権に重い課題となる。

 オバマ米政権は核軍縮の一環として現在、核戦力体制の見直しを進めている。核軍縮と核抑止の両立が課題で、単独行動主義からの脱却を目指すオバマ政権は、同盟国と協調しながら見直す方針だ。

 日米同盟についても、米国は「東アジア安全保障の礎石」(オバマ大統領)と重視。「核の傘」から地球温暖化対策に至る包括的な分野で日米同盟を強化する方針で、現行の日米安全保障条約が締結五十周年を迎える来年に向け、新たな「日米安保共同宣言」をまとめたい考えだ。

 だが、被爆国の日本にとって核戦略は触れがたいテーマだった。日本は米国の核の傘に依存しながら「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を堅持。有事に核兵器をどう使うか、具体的に協議したことはなかった。

 政府内では「核の傘が保障されれば、核兵器独自保有論を抑えられる」(外務省幹部)との評価がある一方、「核使用に日本も同意するという話になりかねない」(防衛省幹部)と危ぶむ声もある。

 SSCを終えたキャンベル米国務次官補は「総選挙でどの党が勝っても一緒にやる準備ができている。日米関係は確固としている。同盟国として緊密な話をしたい」と日本の次期政権との協議に期待感を示した。


天木直人さんがメルマガで、政治不在の中、各省庁の官僚が、
それぞれの大臣等政治家に、相談なしでどんどん事を決めていると、注意を促しておられたが、
特に外務省はこれから先の日本の将来を、決定付ける事になるかも知れない大切な問題、来年の日米安保締結50周年に合わせた、あらたな日米安保共同宣言づくりが、政治が混乱している今のうちにと言った感じで、役人だけで決められようとしていると、憤慨しておられる。

外務省の局長人事を刷新し、新たな布陣で対米外交を始めると外務官僚たちに今のうちに引導を渡しておくことだ。

 オバマ政権に対し、民主党政権になれば日米関係の在り方を官僚に任せることなく、政治主導で話し合う事になる、
と今から伝えておくことだ。

 民主党は、キャンベルなどという下っ端官僚などと会談して喜んでいる場合ではない。「米政府は政治的に中立だ」
などという生意気な事を国務次官補ごときに言わせていてはいけない。

 民主党は、外務官僚たちに、「すでに日米間で話し合いがついています」などと恫喝されて、彼らがつくった合意を
飲まされるようではいけない。

 今から民主党の対米外交を明確にしておくべきだ。その方針から外れるような合意は民主党政権になれば白紙に戻す、
そしてはじめから交渉し直す、その事を民主党は明言すべきだ。


元外務官僚の天木さんならではの指摘ではないかと思った。
民主党も政権与党になる日が確実視されている今、
独自外交をすると主張してこられたからには、このような事について、
もう手を打っておられるのかも知れないけれど・・・・・