春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

主要国(G8)首脳会議(ラクイラ・サミット)今日開幕

2009年07月08日 14時38分15秒 | 海外情報
麻生総理待望のG8が今日開幕する。
既にイタリアに行っていた中国の胡錦濤主席は、新疆ウイグル自治区の暴動対応の為、
サミットを前に急遽帰国したそうである。
帰国したのは暴動鎮圧の陣頭指揮を執る目的だけではなく、
このサミットで「中国の少数民族に対する人権問題などで、国際社会の批判も高まりつつあり、サミットでも取り上げられるのは確実な情勢だった。」ので、
それをかわす必要もあったという事らしい。

考えてみると、ウイグル暴動事件は何とぴったりの時期に起きたことだろう!
あの暴動は、タイミングを見計らって起こされたのだろうか?
去年はオリンピックの聖火を狙って、チベットで暴動が起きたけれど・・・・・

どうせ起こすなら世界が注目している時にというのが、暴動を起こす首謀者の知恵だろうけれど、
指南役の存在が、仄見えてくるような気もする。

「日本を守るのに右も左もない」のアメリカの7月危機説その状況はによると、
6月始めにアメリカ合衆国緊急事態管理庁(FEMA)がプレスリリースした、非常事態演習の実施である。この演習は7月27日から31日までの間に、連邦・州の全官公庁が参加して行なわれることになっているのだが、なんとそれには、カナダ、メキシコ、それに英国までが参加するそうである。
演習のつもりが、本番になったことも歴史的には珍しくないそうであるし、
カリホルニア州の財政破綻の危機が7月28日と、余りにタイミングが合いすぎている事が、少々気持ち悪いところである。

日本の政界だけでなく、今世界中が嵐の前の静けさの中にあるということなのだろうか?
嵐が出来るだけ小規模のもので終わりますように

  * * * * *

『核なき世界』決意へ サミットきょう開幕
2009年7月8日 朝刊
 【ローマ=三宅真】主要国(G8)首脳会議(ラクイラ・サミット)が八日午後(日本時間同日夜)、イタリア中部で開幕する。三日間の日程で、初日は主要八カ国首脳だけで討議し、首脳宣言に「核兵器のない世界」を目指して協調する決意を盛り込む見通し。経済分野では、危機対応政策を通常に戻す「出口戦略」検討の必要性に言及する。温暖化対策では二〇五〇年までの温暖化ガス削減目標に中国など新興国の合意を得られるかが焦点。麻生太郎首相は既にローマ入りし、八日午前にラクイラに移動する。

 サミットは経済問題で討議を開始。世界経済は最悪期を脱し「安定化の兆しがみられる」との現状認識で合意する。「出口戦略」への言及は、危機対応で各国が国債を増発したことにより、長期金利の上昇懸念などが出ているためだ。

 温暖化対策では欧州連合(EU)がG8で五〇年までに温暖化ガス排出量80%削減をうたい、九日に開く中国やインドなど新興国を交えた主要経済国フォーラム(MEF)首脳会合で、新興国の譲歩を求めたい考え。新興国側は削減の責任を負うことに消極的で、見通しは立っていない。

 政治問題は八日夜、討議。オバマ米大統領の強い意向を受け、核軍縮・不拡散を強く打ち出す。

 一連の会合の中で中国の新疆ウイグル自治区の暴動をめぐり批判が出る可能性もある。



胡主席がサミット欠席、帰国…暴動に危機感
 【北京=関泰晴】新華社電によると、主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)に出席するためイタリアを訪れていた中国の胡錦濤国家主席は8日、新疆(しんきょう)ウイグル自治区ウルムチの暴動を受けて予定を中止し、急きょ帰国の途に就いた。


 中国首脳が重要な国際会議を欠席し、外交日程を中止して帰国するのは極めて異例の事態だ。同自治区の民族対立問題が予想以上に深刻化し、指導部が危機感を強めていることを示している。

 イタリアのANSA通信は、胡主席が帰国する理由に関し、ローマの中国大使館員の話として「内政問題と新疆情勢に対応するため」としている。サミット関連の行事には、外交担当の戴秉国(たいへいこく)・国務委員(副首相級)が代理で出席する。

 胡主席は5日にイタリアに到着し、公式訪問を開始した。ウルムチの暴動は同日発生し、これまで死者が156人に達したほか、7日には漢族数千人によるデモで一部が暴徒化し、ウイグル族の商店を襲うなど民族対立が激化している。

 暴動の背景にある中国の少数民族に対する人権問題などで、国際社会の批判も高まりつつあり、サミットでも取り上げられるのは確実な情勢だった。このため胡主席の帰国は、暴動の対処で自ら陣頭指揮を執る一方、会議を欠席することで、サミットでの批判をかわす狙いもあるとみられる。

 サミットでは、8日に中国を含めた新興国の首脳会議、9~10日には主要8か国と新興5か国などを交えた拡大会議が開かれ、世界経済や地球温暖化問題を討議する予定だ。中国の存在感が高まる中での胡主席の欠席は、サミット全体の議論にも影響を与えそうだ。

(2009年7月8日11時37分 読売新聞)