春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

信楽川の河川敷の自生林

2009年07月10日 16時18分51秒 | 日常徒然
今日は時折は止みながらしとしとと降り続く、梅雨らしい雨の一日であった。
丁度雨が止んでいた2時過ぎに、近所のスーパーマーケットに、買い物に行く事ができた。
この季節、晴れていたら焼け付くように強い陽射になるところだから、今日は曇っていて、かえって助かるくらいであった。

 信楽川沿いの道を通っていたら、河沿いの藪の中から鶯の鳴き声が聞こえてきた。
鶯は8月下旬位まで、泣き声が聞かれるとウィキペディアには書いてあったけれど、私は毎年8月上旬に聞くのが最後だったような気がしていて、
今年は後何回鶯の鳴き声を聞くことが出来るのかと、いつも以上に鶯の声に心引かれたる思いがした。

信楽川沿いには、自然に生えて大きくなった桑や、合歓の木もある。
桑の実は6月下旬に実っていたはずだったのだけれど、今年はうっかりして気が付かないでいたら、誰かが収穫してしまったのか一つも残ってはいなかった。
例年私は気が付いても1つか2つ摘んでみるだけで、収穫と言うほどの事をした事は無いのだけれど、桑の実はジャムにしたら美味しい物が出来るらしい。

合歓の木は今花盛りである。
この団地に住むようになるまで、名前を聞いたことはあったけれど、ねむの木というものを見た事は無く、どんな木か全く知らなかった。
宮城まり子さんの「合歓の木学園」の話などで、合歓の木に対する憧れのようなものはあったのだけれど・・・・・

初めて合歓の木の花を見た時、「此れがねむの木に違いない。」と言う気がした。
如何にも眠そうな、ふわっとした感じの花で、ねむの木の花と呼ぶのがぴったりな感じの花に思えたからであった。
信楽川沿いの河川敷にはそのほかにも、4月には桜5月には藤の花が咲く他、
私の知らない木々が色々自生しており、季節になるとそれぞれの花や実をつけてその存在を主張している。

日本の原風景ともいえそうな滋賀県の山里に住むようになって17年、
自然界は微妙に変わっているような気がする。
一頃はいたるところに繁茂していたセイタカアワダチソウは、すっかり姿を消してしまい、逆に減っていたススキが勢いを盛り返してきた。
それから気のせいか虫の種類や数が減ったような気がする。
五月蝿いという字を当てられているハエに、私は今年まだ悩まされた記憶が無い。
蝿がいないのは有り難い事だけれど、ちょっと不気味な感じもする。

サミットで温暖化対策についての有効な対策は何も決める事が出来なかったそうだけれど、
(MEF:温暖化交渉、足並み一致難しく G8宣言形骸化も)
何とかせねばならないとは分かっていても、どう手を付けたら良いのか実際問題として、余りに問題は難し過ぎるのだろう。

何時までも守りたい自然が、今はまだ満ち溢れているのだけれど・・・・・