いよいよ引退 !! 大阪環状線の103系

およそ48年に渡り大阪環状線を走り続けた103系が来月の3日に引退するとJR西日本から発表された。

大阪環状線と言えばオレンジ色の電車。
大阪人にとって当たり前だった光景の立役者が間もなくその舞台から降りるのである。
もっとも、実際の立役者は環状線全通時に運用に就いていた101系なのだろうが、一般の人からすると同じ様な車両だし、ここでは103系を立役者と呼んでも差し支え無いだろう。

子供の頃から見続けていたオレンジの103系。
やっぱり無くなるとなるとチョット寂しいね。
同じオレンジでも201系の方は、もう暫く残るらしいが、それでも精々1年ほど。
オレンジ一色の電車が環状線から消える日は、どの道そう遠くはないのである。


それらの電車に代わって走る323系にも環状線のイメージカラーでもあるオレンジ色が所々に配されている。
配されてはいるのだが、やはりオレンジ一色の見た目のインパクトには敵わないだろう。
そして、環状線の電車が全てこれに置き換わった時に思うのだ。
オレンジ色の103系の存在は大きかったのだと。

103系の最終日である来月3日の運用は、ホームでの混乱を避けるために発表はされなかった。
まあ、分かる者には分かる物なのだが、JR側の意を酌んで何事も無いまま静かに引退させてやりましょうよ。ファンの皆さん。