格闘ミニNEWS

「サップの対戦相手、ロバート・ベリーが引退！？」

Cage Rage 21でボブ・サップと対戦予定のロバート“バズ”ベリーがなんと引退してサップ戦は行なわないと発表しました。
引退理由は家族を養うために仕事をしていると試合のために練習をする時間を取れないからだそうです。ＰＲＩＤＥやＵＦＣのトップファイターのようにファイトマネーだけで生活できる選手は例外として、殆どの選手はこういうとこで苦労しているのがよくわかりますね。
しかしこれだとサップの対戦相手は誰になるんでしょうか？現在Cage Rage 21のカードに載ってないCage Rageのヘビー級選手と言えば我らがトンプソン、Ｋ－１でも対戦が噂されたバタービーン、スバーン戦後にサップと乱闘したレジーノ、トンさまを血達磨にしたブロートン、そのブロートンを破りCage Rageのベルトを奪取したテンギス、戦闘竜とケアーをボコったアルターク、試合開始２分以内なら最強？ルングさんなどなど、結構います。このメンバーの中から選ばれるのか、もしくはＫ－１からの妨害でサップの出場自体が無くなるのか。大会直前で欠場が相次ぐCage Rageから目が離せません。

MMA Result

Undisputed Arena Fighting Championships：Art of War

○ペドロ・ヒーゾvsジャスティン・エイラーズ●(３Ｒ判定)
○カルロ・プラーター vs アンソニー・ラプスリー●(３Ｒ判定)
○アレックス・アンドラーデvsクラス・アケソン●(２ＲＴＫＯ)
○井上裕貴 vs ジェイソン・マックスウェル●(３Ｒ判定)
○エリック・シャンバリ vs クリスチャン・スミス●(１ＲＴＫＯ)
○アンソニー・ヨクアニvsケネス・ロスフォート●(１ＲＴＫＯ)
○ダミアン・スティーリvsマイク・シェパード●(１ＲＴＫＯ)
○ジャスティン・ウレンvsジャスティン・ホワード●(ＴＫＯ)
○ソニー・ネイルソンvsアルモンド・ヴァルデス●(３ＲＴＫＯ)


このイベントはガイ・メッツァーが主催した大会です。ＰＲＩＤＥで２試合連続ＫＯ負けのヒーゾとＵＦＣで３連敗後にローカル戦線で７連勝中のエイラーズという再びビッグプロモーション行きを賭けた生き残り合戦のようなマッチメイク。戦前の予想では現在の勢いなどを考慮してエイラーズが有利。
試合は１Ｒにヒーゾの打撃でエイラーズがＫＯ寸前まで追い込まれるも、エイラーズはなんとか耐え抜いてダメージを回復させる。２Ｒもヒーゾがハイキックやパンチで仕掛けていくがエイラーズもパンチを打ち返す。３Ｒは両者組み付いてクリンチアッパーと膝蹴りの攻め合い。ヒーゾは離れると得意のインローで攻める。試合は判定にもつれ込み、１Ｒから優勢に試合を進めたヒーゾが判定勝ちでなんとか踏ん張る形になりました。
日本からは修斗を主戦場にしてる井上裕貴が参戦し、過去にジェンス・パルヴァーをＫＯしているジェイソン・マックスウェルと対戦。スプリットながら判定勝ちを収め、約２年振りの勝利。
ライオンズ・デン所属の古参ファイターのアレックス・アンドラーデがPRIDE18でのニンジャ戦以来となる約５年振りの試合を行い判定勝ちしています。

会場にはプロモーターのメッツァーの他に、ダン・スバーン、トラビス・ルター、ピート・スプラッタ、マルコ・ファスが来場したそうです。客入りは駄目駄目だったらしく、当日券は半額で買えたとかなんとか。