楽しきかな第二の人生

黒衣おじさん&看板おばさんと愛犬福太郎の物語。

エジプト旅行 -その5-

2015年03月05日 | 旅行(エジプト)

平成27年2月21日

メンフェスからサッカラーに移動

 

サッカラーには、エジプトで最初に造られたピラミッド「ジェセル王の階段ピラミッド」があります。

 

 

この階段ピラミッドは、ピラミッドのほかに神殿、葬祭殿が東西277m南北545mの壁に囲まれ複合体を形成しています。

中に入れるのは、ここの入口一か所のみ、周辺には13の入口が模られているが、すべて偽扉。何のために作ったのでしょうか。

 

 

柱廊のある建物は「葬祭殿」、天井が付いています。

階段ピラミッドと周辺の付属建造物とあわせた建築物群をまとめて「ピラミッド・コンプレックス」と呼ぶようです。

 

 

階段ピラミッドは6段のピラミッドで一部修復作業が行われていました。

たまたま、我が家の愛犬「福太郎」に似た黒い犬が、あたかもスフィンクスのようにピラミッドの前に横たわっていたので、思わずパチリ!

 

 

階段ピラミッドのすぐ近くにある「ウナス王のピラミッド」 左側に小さく見えるピラミッドは「赤のピラミッド」と「屈折ピラミッド」です。

朽ち果てたようなピラミッドですが、墓室の壁面に刻み込まれたピラミッド・テキスト(墓室壁面に刻み込まれた葬儀等の儀式にとなえられた呪文)は、綺麗に保存されているようです。
 
 
 
 

階段ピラミッドから見える「アブシールのピラミッド群」。右にかすかに見えるビル群はカイロか?

 

見学の後は昼食。

看板にはサッカラー・レストランとありますが、いくらひいき目で見ても「掘っ立て小屋風食堂」。

 

 

入り口付近に大きな窯があって、中年の女性がパンを焼いていたので、近寄って写真を撮っていると、焼きたてのパンを試食にと分けてくれた。

 

 

先ほど焼いていたパンでしょうか、焼き立てほやほやの膨らんだ状態で食卓に出てきました。

パンも美味しかったが、ビールも冷えていておいしかった。

ここで食べた料理名は、何だったか忘れたが、エジプトの料理は全体的に質素ですね。前菜の後に、ご飯物に野菜を炒めたもの、それに肉か魚類を揚げたものが出てきます。ご飯は外米特有のぱさぱさで硬く胃に負担が掛かりそうなので、もっぱらパンを頂きました。もともと黒衣おじさんパンが大好きで普段からよく食べていますが、看板おばさんはご飯派。でもパンの方を食べていました。

 

 

食後は、パピリス店へ

 

 

店内で、パピルスの作り方の実演を見学。

パピルスはもともと植物の名前で、ナイル川のデルタ地帯に生えています。

茎の皮を剥き、中の白い部分を薄い板状にして、何日も水に浸してから格子状に並べ、圧を掛けて水を切り乾燥されて作ります。

パピルスは、ペーパーのお語源になったことで知られています。

 

 

店内には絵画や象形文字が描かれたパピルスが所狭しと展示され売られています。

観光地で売られているものは、非常に安いですが、ほとんどが偽物のようで、折ったりひっぱたりするとすぐに破けるそうですが、本物は破けにくい。

看板おばさん、本の大好きな孫たちに素敵な栞を買い求めてきました。

 

 

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