ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

佐渡ロングライド2015当日1

2015-06-20 14:40:16 | 自転車
環境が変わるとなかなか熟睡できない。
案外と神経が細いのだ。
うつらうつらしているうちに朝が来てしまった。
午前4時30分に目覚ましの音が鳴るとすぐに起きた。
ゼッケンなどをつけていなかったので、急いでつける。
握り飯を食べる。
ジャージのポケットにアミノバイタルを数本入れる。
今年はあまり荷物を持たないことにしたのだが、換えのバッテリーなど小物を持つとどうしてもジャージの後ろポケットには入りきらない。なので、トレイルラン用の小さなバックパックを使うことにした。
そんなこんなでバタバタしているうちに集合時刻が迫ってきた。
今年はA3コースだ。
何もなければ、そして根性の限りを尽くせば、たぶん制限時間ギリギリに間に合うくらいだろう。
今年は仕事が忙しくまた朝早く走りこむ根性もなかったので、大会当日まで、3回しか走っていないのだ。合計しても100キロを超えて走っていない。その他の運動もしていない。今年は会議と夜の宴会で毎日が過ぎていった。
今回は、リタイア覚悟の出場なのだ。うまくいけばギリギリ完走できるかなと少しだけ甘い期待を抱いていた。

時計を見ると集合時刻まであと10分なので、急いで先輩の自宅を出て出発地点に向かう。
体育館前の広場に着くと、まだA3のグループは動き出していなかった。
仲間はBコースなので、ここで別れを告げる。
集合してからスタートまでが長い。ゾロゾロと自転車を押しながらにスタート地点に歩いていく。ちょっと進んでは止まりまた歩く。



今日は晴れという予報なのに雨が降り出しそうな曇り空。気温もやや低めで、海からの風が肌寒い。
スタート地点に近づくにつれて、注意事項などを読み上げるMCの元気な声が聞こえてくる。不思議なもので、声を聞くとだんだんとスタートが近くなったと思い、気持ちが落ち着かなくなる。
たしか20人が人組にされて、各グループごとに時間差を置きながらスタートをきる。
いってらしゃいという声や沿道の人からの頑張ってという声を聞くとなんだか照れくさい。
軽く手を振ったり、有難うございますと応えたりする。

去年はスタートして10分くらいで集団落車が発生していた。後ろからガシャガシャガシャッと大きな音がした。思わず振り返りそうになったが、後続から見るな!危ないと怒鳴られた。確かに集団の中にいるのに前方を見ないのは危ない。
スタートして最初の30分くらいまではだんご状態で密集しているので事故が起きやすい。十分に気をつけなければならない。

今年はページ配分が重要なので前半はかなり緩く温存する作戦であった。知らずにハイペースに鳴るのを防ぐために心拍数が一定以上を越えるとビープ音が鳴るように設定しておいた。
ところが、トレーニング不足に、細々とした坂道が多いせいか、心臓がばくばくして、ずっとビープ音を鳴らし続けることに。
たぶん、私のために前後の人は迷惑を被ったのではないか。ごめんなさい。

さて、心拍計からの警告音のおかげもあり、かなりのスローペースで順調に走ることができていた。

そして、とうとうお決まりのZ坂にやってきた。
毎年、Z坂の見晴らしのいいところで撮影をして、すぐにFacebookにアップすることにしている。
今年もアップしてみた。
友人からはいいねをたくさんもらうことができた。

これは手前から見たZ坂。

これがZ坂のトンネルの手前で撮影した写真である。絶景である。




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