ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

佐渡ロングライド前日

2019-05-22 13:32:01 | 自転車
佐渡ロングライドの前日。
備忘録的に記す。

水戸駅発7時06分の特急。

駅中でビールを買い、さっそく仲間と乾杯。
朝からビールだなんて、不道徳な香りが漂ってしまうが、気分は大人の遠足。

途中の友部駅でもう1人の仲間と合流。

上野駅で降りて、山手線で移動。東京駅で新幹線に乗り換える。
平日だとめちゃくちゃに混雑しているのだろうけれども土曜日の8時過ぎはそれほど混雑していない。

東京駅では、大会参加の人が輪行袋に自転車を入れて運んでいた。かなり大変だろうと思う。

自分たちの自転車はあらかじめ送ってあるので、着替えと身の回りのものだけをバッグに詰めてきた。楽チンだ。
東京駅でも、ビールとつまみを買う。
新潟への車中で、朝から酒盛り。

コースマップを見ながら、予習する。
スタートが午前6時ころ、次の相川のエイドステーションが午前7時ころだろうとか予想する。

今回もそうだが、制限時間をいっぱいに使って佐渡自然を楽しむのが目的なのだ。
早く到着することは目的ではない。

ロングライドはレースではない。
早いことが素晴らしいかというとそうではないという捉え方もある。
もちろん、自分にチャレンジすることを目標とする人もいていい。
去年の自分や、自分で設定した目標時間にチャレンジするのもよい。
だが、自分たちは、時間を使って、その時間内をいっぱいに楽しむという方向性を持っている。

あれや、これやと雑談をしながら、酔いのせいで、ちょうどいい気持ちになった頃にら新潟駅に到着。
ここにも、自転車を担いだ参加者がけっこういる。
輪行袋から自転車を出して組み立て、港まで移動する人も多い。
そんな人たちがなんだか眩しく感じられる。
自転車に対する真剣さと愛情を感じてしまうのだ。

そんな人たちを酔っ払いと化した私たちは横目で見ながら、港へタクシーで移動。
料金は約1000円。

新潟港からはジェットフォイル。
あらかじめネットで予約済みなので、バーコードを機械に読み取らせてチケット発券。

7回くらい佐渡を訪ねているが一度もフェリーには乗ったことはない。
フェリーだと、ジェットフォイルとは異なり、船旅といった感じがするのではないだろうか。




11時30分発。
船内の様子。満員ではなかった。
乗船客は8割程度だろうか。
サイクリストが多い。


時速約80キロと高速航行をするのでシートベルトを装着。
波も高くなく、ほとんど揺れずに、快適に移動。

島影が見えてきたと思ったら、ほどなく到着。

両津港には12時35分着。

到着後のジェットフォイル。


天気は快晴。
おけさ橋の下で、佐渡在住の先輩と待ち合わせ。
いまどき、携帯電話を持っていないので、事前に到着時間を知らせ、待ち合わせ場所を決めておいた。
2年ぶりだが、変わりはない。

昼ごはんの時間になった。
地元で有名な回転寿司で昼飯を食べることにした。地元には人気の回転寿司が2店あるらしい。そのうちの一軒。
店に着くと、満員。
サイクリストが多い。ざっと10名はいただろう。5分ほど待って、案内される。

せっかくなので、珍しい、のどぐろの寿司を食べる。
のどぐろが回転寿司で食べられるところは滅多にないと思う。ここに行ったらのどぐろを食べると決めておいた。

寿司を食べ終えて、その後に、受付会場に移動。
受付書と車検証を持って、ゼッケンをもらう。
若い人たちがボランティアで、がんばってくれている。

受付後、少し、販売店のブースをぶらぶらしてみた。
今年はマビック の黄色のサボーカーがなかった気がする。

オンヨネの出店でら定価13000円のジャージが3000円に値下げされていたので購入。
調子に乗って、キャップも1000円だったので購入。

受付後に、時間があったので、佐渡金山に連れていってもらった。

実は私は佐渡金山の見学はこれで4回め。
初めての参加者を連れて行くと佐渡らしいを見てもらいたいので、佐渡金山になってしまうのだ。
仲間は初めてだったので、それなりに喜んでいた。

帰りに、福山雅治が毎日通ったという相川の焼鳥屋の場所を教えてもらう。
連日、満員で並ばないと入れないという。予約はできないお店らしい。外観はそんな立派には見えないが、高評価らしい。
いつかは行ってみたいが、予約不可で、いつも満員というのは厳しい。

先輩の家に移動して、自転車を箱から出して組み立てる。
そして、受付でもらったゼッケンを自転車とヘルメットにつけた。
ヘルメットへは前から見えやすいように貼った方がいい。
というのは、コース上で写真撮影があるのだが、ヘルメットの番号で整理されるのだ。だから、見にくいとせっかくの写真を撮ってもらっても意味がないことになる。


組み立てが終わって、念のために簡単に試走をした。特に問題はない。

自転車の組み立ても終えると、後は風呂と夕飯だ。
地元の温泉に行くことにした。
午後5時頃だったので、あまり混んでおらず、ゆったりと風呂に入ることができた。

温泉の後は、佐渡で有名な寿司店の長三郎に行った。
ここは佐渡に来た時は必ず来ることにしている。

刺身と寿司が美味い!






ちなみに、ラーメンもメニューにあり、これも美味しいらしいが、いつもお腹いっぱいに刺身と寿司を食べてしまうので、ラーメンまでたどり着いたことがない。

長三郎は、例年、大会の前日はサイクリストで満員なのだが、珍しく今日は、自分たちの他に1組しかいない。

おそらくは旅館や民宿に宿泊する参加者は夕食付きなのだろう。わざわざ食べに出ることはしないのだろう。食事なしの宿や友人知人のところに泊まる人しか来ないのかもしれない。

マスターに聞いたところ、昼ごはんを食べに立ち寄るサイクリストはけっこう多いらしい。
皆さんには、ぜひ長三郎をお勧めしたい。
宿で夕飯が出るという人は、両津に着いたら、長三郎で昼ごはんとして、寿司かラーメンを食べるべきである。

今回は、自分たちのほかに客が少なかったので、ネタが品切れにならずに、好きなものを存分に食べることができた。
腹一杯に寿司と刺身を食べた。満腹である。
大いに満足した。

最後に、明日の朝食に、オニギリを握ってもらい、土産に持ち帰った。

先輩宅に戻り、食休みのためにテレビを見ながらゴロゴロして、午前9時過ぎには寝てしまった。






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