ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

南郷街道〜下小川から山方宿

2016-08-30 07:21:12 | 徒歩
水郡線の下小川駅で降りて、旧南郷街道を訪ねてみた。南郷街道とは、水戸と棚倉を結ぶ街道で、常陸大宮以北は、大雑把な言い方をするとほぼ118号と重なる。この地域は、南郷街道、旧国道、新国道、水郡線、舟運(現在はない)が久慈川と絡み、そこに集落が形成されている。どのようにして集落が発達してきたのかなどを感じさせてながら歩くと勉強になる。
今回は、街道最大の難所と言われる盛金峠を訪れてみたかった。盛金峠越えで、崖から落ちた旅人や馬がいたので、安政の頃に、ルートが変更されたくらいである。
以前に、常陸太田から水戸まで棚倉街道を歩いてみたが、江戸時代の痕跡はほとんど残っていなかった。旧道がそのまま拡幅されてしまったためだろう。それに比べると、南郷街道はそのまま残されたところがあり、歴史を感じさせてくれる。
今回は峠越えを考えていたので自転車ではなく徒歩だった。もし、自転車ならば、盛金峠の入口に自転車を置いて峠道を歩いたり方がよいだろう。自転車で走るとしたら、もう少し距離があったほうが楽しめるので、今回のコースに南北を付け足すといいだろう。


地図


いい雰囲気の郵便局


水郡線を横切る


神社。なかなか立派ですね。


急な階段


拝殿


びっくりしました。


旧南郷街道の入口 盛金峠へ。


峠の石仏


切り通し


急峻な崖と倒木。進むのは危険と判断し引き返す。


整備されたところはこんな感じ。


懐かしい看板


廃された井戸と洗い場


辻に立てられたお札。魔除け的意味。


石仏、石碑。これは聖徳太子を祀っている。


ガソリンスタンド跡


古い看板


地獄橋


地獄橋の上から


地獄橋の流木避け。


旧道からの久慈川の堰


風情がある旧道。


途中にある石仏、石碑


峠道を振り返る


馬頭観音の石碑群


石碑群


庭先をかすめる旧道


中舟生の廃校


太平洋戦争の前後で社会が変化したことをうかがわせる。


線路脇の蔵。


廃屋


線路の向こうにある神社


自動販売機の墓場


山方宿の御城の北側の旧道。


城の入口。嘆願橋


御城


城から眺める久慈川


城の図


こんにゃく粉の作り方を考え出した人。


根本酒造。美味しいお酒を作っています。