ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

佐渡ロングライド2016

2016-05-23 11:46:15 | 自転車


佐渡のスーパーへ行きました。
バナナのコーナーのところにキューピーちゃん。
ロングライドを応援しておりました。しっかりとヘルメットをかぶっているところがかわいいですね。


さて,今年は130キロコースに申し込みました。
昨年210キロコースにチャレンジしてリタイヤしたので,今年はリベンジをしようと考えておりました。
しかし,仕事が忙しく,まったく自転車に乗っておりませんでした。
そんな私を見て,仕事のパートナーからの「無理して事故をしてもらっては困る,しょせん遊びでしょう」とのまっとうな意見を素直に受け入れ,130キロにしました。
ですから,今年は完全に観光モードです。
3時過ぎ頃にゴールに戻れば,その後に温泉へ行き,地元の魚の美味しい店に行き,冷たいビールと佐渡の日本酒を楽しめます。
それまでは,ゆっくりと観光ポイントで止まり,じっくりと景色を楽しもうということになりました。

新潟港からはジェットフォイルで移動。
両津港に着いたのは午後4時ちょっと過ぎ。
ジェットフォイルは船のような揺れがないのでいいですね。
到着後,迎えに来てくれた先輩の軽自動車で受付会場に移動しました。
さすがに大会前日は道路にローディがあふれています。
どこへ行ってもローディを見かけました。



前日の受付の近くにあったマビックの車とオートバイです。
前日の受付のときに撮影しました。
みなさん,やはりスマホで撮影しておりました。

受付後に,今年も宿泊をお願いしている先輩の家に向かいました。
前日までに宅配便で送っておいた自転車を組み立てました。

その後,地元の温泉へ行きます。
その途中にある佐渡の史跡らしきところを通過するときにいろいろと説明をしてもらいました。
佐渡は,かなりの歴史があるので,興味深いところです。
温泉後は,有名なお寿司屋さんに直行。
しかし,満員でした。
すぐに席が空くというので,待つことにしました。
5分後に,カウンター席が空きました。
地元の客もいるのですが,ほとんどは明日の大会参加者のようでした。
たくさんのお客さんが押し寄せたおかげで,かなりネタが少なくなっているようでした。
とりあえず,オススメのものをいくつかツマミでいただき,その後に,中トロをいただきました。



そのときに飲んだ地元の拓(ひらく)という日本酒が美味しかった。
で,大会後に醸造元へ向かい,さんざん試飲をさせていただき,拓を4本ばかり買いました。



いろいろ美味しいものがあったのですが,サザエも美味しかったですね。


かなり酔っ払って,大会参加者らしき人たちがまったくいなくなり,地元の人だけになってからも飲み続けました。
明日は観光ライドなので,酒がどんどん進みます。
お店の人にオニギリを握ってもらい,明日の朝食にしました。
先輩の家に着いたら,グターッと寝てしまいました。
翌朝,完全に二日酔いの状態で,グタグタになりながら,スタート会場へ向かいました。
着いたのが遅かったので,ほぼ,最後尾でした。
ですが,観光ですから問題はありません。
怪我をせずに楽しみながら時間内につけば問題ないのです。



当日の朝は快晴で風もほとんどありません。
いつもは震えながらスタートを待つのですが,今年は暖かい。

その後,順番を待ち,スタートしました。
途中,コースマップで見どころと記載のあるところには必ず寄る,エイドステーションは必ず立ち寄り,食べる,これが今回のルールです。
いくつか景色のよいところがあったのですが,写真は省略します。

さて今回の目だまは尖閣湾です。
道路からは尖閣湾はほとんど見えません。
立ち寄って,入場料を払い,中に入れてもらわないといけないのです。
そのため,ライダーは誰もいなのです。
ほんとにもったない。
絶景ですよ。絶景。



尖閣湾です。やはりライダーは誰もいません。ここで30分近く過ごしました。岬のほうへ向かうとさらに素晴らしい景色があるのです。絶景を独り占めしました。


さて,尖閣湾を過ぎると,次の名所はZ坂です。


お馴染みのZ坂ですが写真を見ると,道路工事で折り返しのあたりの道幅が広くなったことがわかります。
コンクリートが見えますよね。そこです。
Z坂は好きです。坂の途中からの眺めがとてもいいからです。

坂の途中からの眺め。絶景です。

これを過ぎても,景色のよいところがあるのですが,とりあえず,大野亀。



大野亀。



大野亀の坂上にあるレストラン。
ここのソフトクリームも人気。
もちろん、たくさんの参加者が並んでおり,ソフトクリームにありつくまで10分以上はかかったでしょう。


さて,
今回は,事故現場を見てしまいました。
カーブを曲がりきれずに顔面からぶつかったようです。
事故現場の後に血に染まった布があり,それを見て,ショックを受けました。
やはり安全運転で,自分で確実に制御できる範囲で走るのが一番だと感じました。
しょせん遊びです。
命をかけるものではありません。
無事に家族の元に帰えることこそ大事です。

その後は,ずっと安全運転のことを考えて,前の人との車間距離を置くようにしました。
また,抜くときに声をかけるようにしました。
当たり前の注意を払うことが大事です。

両津ステーションで,昼の弁当を食べてからは,だんだんと気温があがり,暑くなりました。
田んぼを眺めながら,ダラダラと走りました。
130キロコースも両津を過ぎてからはダラダラと短い登り坂があったりします。



130キロコース。山の上からの眺め。たぶん,橋の上からの撮影です。



終了後に、田んぼを歩きました。夕日が美しいですね。

その後,地元の温泉へ行き,また,地元の料理屋で日本酒をたらふく飲みながら佐渡の魚をいただきました。


今年は完全観光モードでした。
観光し過ぎて、途中のエイドステーションに、食物がなくなっていたのが悲しかったのですが、それを上回る観光ができて楽しかったです。

さて、来年も観光モードでいくか、それとも210キロへ再挑戦するかがなやましい問題です。