ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

笠間観光ポタリング

2019-11-19 08:10:00 | 自転車

11月17日

今日は、晴天。朝晩はやや肌寒いが,昼は約20度まで暖かくなった。

笠間で,仲間9人とポタリングをした。
ポタリングは,自転車でぶらぶらすること。自転車での散歩と思っていただければ間違いはない。
参加者は,初めてスポーツバイクに乗る人もいる。

日動美術館の近くの駐車場まで車に自転車を積んで移動。
そこから,オオシマ自転車屋さんに移動。

オオシマ自転車屋さんで、参加者のレンタル自転車を借りる。
自分のスポーツバイクを持っている人もいるが,まだ持っていない人もいる。こんなときに,スポーツバイクをレンタルしてくれるお店があるのは,本当に助かる。
オオシマさんのところには,レンタルのクロスバイクが4台。レンタルのEbikeが1台ある。
1日約1600円。
乗る前に,オオシマさんから懇切丁寧に,スポーツバイクの取り扱いの説明をしてもらった。整備もしっかりしてあるので,お陰様で,機材トラブルはなかった。
http://www.safety-shop.net

そこから、ソロリソロリと集合場所の井筒屋前に移動。

井筒屋さんのところは,笠間菊まつりの真っ最中。
これでもか!と言わんばかりに,てんこ盛りの菊の花で飾られていた。
普通,大量の花があると,その花の香りそこいら中に漂うのだが,ほとんど香りを感じなかった。思い切って,菊の花に鼻を近づけてみたが,やはり,ほとんど感じなかった。菊は見ることに力点が置かれているのだろう。

出発前に記念写真を撮影する。
いつも,出発前と解散前に,どれだけ変化があったかを比べるために写真を撮ることにしている。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.sankei.com/life/amp/180330/trv1803300002-a.html

そして、スタート。

今日のコースは,おおざっぱに言えば,飯田ダムへ上る,最後に鰻を食べるということくらいしか決めていない。
後は,行き当たりばったりで決める。

スタートして間もなく鍋屋さんに立ち寄る。ほんの500メートルくらいなので,仲間からもう休憩かと言われる。
しかし,これから飯田ダムに向かうと食べるところがない。
ここで,おやつを仕入れておかないといけないのだ。

鍋屋さんは,焼き芋と焼き栗で仲間の間で有名なお店だ。
ほくほくとしてねっとりと甘い焼き芋と香ばしい香りで甘い焼栗。それと数種類の団子がある。
http://imo.nabeya-rice.com

後で食べるおやつのつもりで,焼き芋を分けたのだが,みんなに意図が伝わらず,すぐにその場で食べてしまった。

鍋屋さんを出て,北へ向かう。
国道を越えて,北へ向かう。
やや平坦でほんのわずかに上り。

途中で,笠間ワイン祭りの看板を見かけた。
知人がいるはずなので,ここに立ち寄ろうと思いつく。

しかし,右折の看板を通り過ぎたので,戻るのも面倒と思い,もう少し先に行ってから右折をすれば,会場に到着すると思い込んだ。しかし,それが誤りだった。

しばらくして,右折し,どんどんと道を行く。
三瓶神社,大井神社と小さな坂もいくつか乗り越えて進む。

しばらく進んで,右側の奥の方に,笠間の処分場の建物を発見し,やっと間違えていたことに気づく。

そこから,引き返す。
ただ迷っただけでは,かっこがつかないので,戻りに,三瓶神社に立ち寄ることにした。
ここには、8つの水瓶が重くて持てなくなったので、3個を置いていったという伝説がある。
神社で今日のポタリングの安全を祈願する。
石段を登るときに,足がプルプルするという参加者がいた。
まだ,坂はこれからなのに,そんなはずはないだろうと心の中でつぶやく。
http://www.hunterslog.net/dragonology/DS/08216g.html

そして,
飯田ダムに向かう。
だんだんと斜度が増していく。
ギアを軽くしながら,それぞれのペースで上る。
坂のほぼ頂上のダムの入口まで先に上り,待つことにした。

軽快なペダリングで上ってくる人。
なんだか,ほぼ全力を使いながらも,少しふらつきながら上ってくる人。
途中で,あきらめて,自転車を押しながら歩いてくる人。
上り方に,それぞれの人生観が表れていた気がする。

上ってみれば、眺望が広がっている。
遠くに笠間の市街地が見える。
ダム湖の湖面の向こうには,ちょっとだけ色づいた木々が茂っていた。
景色が綺麗で,かなり遠くの観光地までやってきた気持ちがした。
ダム湖の周囲を走る道路があったので,ダム湖を一周。
色づいてきているものの,もうすぐ本格的な紅葉がそばに来ていることを感じる。









http://www.pref.ibaraki.jp/doboku/kasen/dam/dam/shokai/iida.html

ダム湖をまわったら,後は下り。
坂道をサーッと快適に下る。
時速は40キロくらい出ているだろうか。
みんなの口から,下りは気持ちいいという言葉が漏れる。
顔にあたる風が心地よい。

途中で、笠間ワイン祭りに立ち寄り、ワインを購入。
葡萄畑の斜面が南フランスみたいと行ったこともない外国の風景に南向きの斜面を例える。
長閑な風景の斜面でしばし休憩。
焼き栗を頬張る。
甘くて香ばしく,美味しい。
https://kasama.mypl.net/event/00000346506/

街へ戻り、笠間で有名なメンチカツを食べる。
しっかりとお肉の味がして美味しい。
湊屋食肉本店
〒309-1611 茨城県笠間市笠間1525−1
0296-72-1129 https://g.co/kgs/3cqpWR

有名な鰻屋さんで食事をするつもりがお客がたくさんらしく1時30分頃と言われる。

しかたがないので、暇つぶしにと、佐白山の急な坂道を上る。
坂本九ちゃんが疎開していた家を横目に見ながら、ひたすらこぐ。ギアは最も軽くするのだが、それでもきつい。
あまりの勾配に嫌気がさして、大黒石の前で、引き返すことに。
大黒石は、なぜ坂の途中にこんな大きな石があるのかと驚く大きさである。
この大黒石には伝説がある。
https://www.city.kasama.lg.jp/page/page000171.html

疲れたし、お腹もすいたので、下り途中で日動美術館の近くのカフェ着物レンタル千成屋にたちよる。
まったりと窓際に座り、お茶を飲んでいたら2時30分。そろそろ移動の時間。
http://sennariya.co.jp/LP/kasama/
ホームページではレンタル着物が強く打ち出されているが、レンタルしなくとも、お洒落なカフェとして利用できる。

そして、ついに量深へ移動。
今日のすべての運動はこの食事のためにあったのだ。
ここの鰻は美味しい。お勧めである。
https://ryousin.com/top.php

満腹で店を出て、
最後は、笹目酒造で店主お勧めの1本を購入。
店主は杜氏でもある。
試飲をしたいところだが、自転車なので、飲酒運転になるので、あきらめた。
ここのお酒は地元でしか買えない。水戸ではほとんど見かけないので、いつも笠間に来たときは買うことにしている。
http://www.matsumidori.com

本日の走行距離は約20キロ。

天気も良く、笠間のグルメと自然を堪能した1日でした。
笠間はコンパクトで見どころがたくさんあると感じました。
また、来年、来よう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿