ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

水戸から北の田園地帯を走る

2015-06-20 21:39:59 | 自転車
梅雨の合間のつかの間の晴れの日である。
あまりに晴れていたので思いつきで1人でポタリングに出かけた。
今日の目的地は常陸大宮と常陸太田方面である。
水戸へ移ってから1年経つが、なかなかこれはというコースを見つけられなかった。
ポタリングで、ブラブラしながら新しいコースも探してみたかった。

さて、出発は三の丸の県立図書館からだ。
まずは、新しくなった東武館。

かなり立派な門構だ。
水戸で育った知人の多くが子供のころにここで剣道を習っている。北辰一刀流の流れをくむ名門道場なのだ。

そこから法務局の前を通り、坂を下り、那珂川へ向かう。
水府橋は最近新しい橋になった。広く快適になった。
古いトラス橋は取り壊し中である。

橋を渡りきり、左へ。
那珂川沿いの堤防の上にサイクリングロードがある。この道が想定しているのはママチャリクラスでロードバイクを想定していないのではないだろうか。舗装はまあまあなのだが寸断されており、距離が長くない。

さて、今日はここを上流に向かう。
水戸市下国井まで那珂川沿いのサイクリングロードを走り、それが終わるところからは田園の眺めながら県道沿いを走り、常陸大宮の工業団地へ向かう。
そこからアップダウンのあるビーフラインを走り、国道118号へ。

そして、久慈川を渡り、大金トンネルを通り、常陸太田市久米へ。
帰りは自動車があまり走らない適当な農道を選んで帰るつもりだ。



これは那珂川のサイクリングロード。

左手に那珂川が流れている。右側には田園地帯が広がる。



県道沿いを外れて農道を走るとまるで北海道のような風景。トウモロコシやブルーベリーが栽培されていた。


どんどんと細い道を走っていると興味深いものを発見した。
手作りの木船と水車を発見。製作している現場。
那珂川で漁をする人はこの大工さんから船を買うのだろう。




ここを過ぎると行き止まり。
別の道を探したがなんと23%の斜度の坂。
えっちらおっちらと何とか乗り越える。

佐竹時代の平城跡を示す看板があった。


この後、県道に戻り、工業団地、ビーフラインを走った。
ビーフラインにはところどころ両側から枝が伸びて緑のトンネルふうのところがあり、そこだけ軽井沢の避暑地的な気分が味わえる。

国道118号に出てから少し北上すると、農作物の直売所を発見したので立ち寄る。
今日はイベントらしい。地元のおじいさん、おばあさんたちがテントの下で、ホッカホッカのジャガイモや打ち立て蕎麦、つきたての餅を美味しそうに食べていた。
こんなときには立ち寄り、いろいろと話しかけるのがよい。
こちらが変わったスタイルなので、向こうも興味を持ってくれて、楽しい話になることが多い。
30分くらい世間話をして、常陸太田へ向かった。



途中、トンネルを通ることにした。
緩やかな勾配の坂を上るとトンネルが現れた。
大金トンネル。
いかにも金持ちになれそうな名前のトンネルだ。



トンネルを過ぎて、右側へ。
また、田圃の中の農道を走る。
ずっとまっすぐな道だ。
たぶん3キロ以上は真っ直ぐだろう。

しばらくすると久慈川サイクリングロードバイクへ。


その後は適当に道を選んで走る。

テルマエロマエで有名な七つ洞公園。


茨城放送の送信所。


さらに適当に田圃道を走り、那珂川のサイクリングロードへ戻ろうとした。
しかし、側溝と緑の土手。


止むを得ず、自転車を担いでエイッと飛び越えて、土手を駆け上がる。
子どものような気分を味わう。

まったりとサイクリングロードを走り、水戸の街へ戻った。

70キロ弱。

今日はなかなかいい感じの1日だった。
次は誰かを連れてこよう。




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