ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

天狗党を追う~和田峠

2012-11-20 17:38:14 | 自転車
今日は望月宿、芦田、笠取峠、長久保、和田宿、東餅屋、和田峠、樋橋村、下諏訪本陣、歴史民俗資料館、下社秋宮を回った。
約80キロだが、上りがこたえた。笠取峠はそうでもなかったが、和田峠はきつい。
もちろん旧道を通った。
日光いろは坂のようにくねくねしながら高度をあげていく。
この付近の林は、すべて葉が落ちている。道路には雪が微かに残っていた。
一昨日に雪が降って除雪車が出たと東餅屋の主が語ってくれた。店は11月には閉めるが、今年は中山道を歩くツアーが来るので頼まれて11月末まで店を開けているという。私はこの時期には相当珍しい客らしく、しばらく話しこんでしまった。
この峠の店を過ぎると、直ぐに和田峠のトンネルに出る。
もうすぐ山頂なのになぜかトンネルだ。ここのトンネルは信号で片側通行になる。
下諏訪側に抜けると、さらに寒々しい山肌が目についた。1500mもあるのことに納得した。
この旧道は、実は路面がヒビ割れて、路肩も注意しなければならない。センターラインはない。
正直、荒れたひどい道路だと思う。ロードバイクなら溝にタイヤをとられかねない。
こんな道路なのにトラックが結構な数通っていた。途中の水汲み場で聞いた話だと、新道の有料料金を会社が負担しないので止むを得ず通行するらしい。
危険なことに変わりはない。途中、道から落ちかけたトラックが乗り捨てられていた。
斜度は10%や12%の標識が出ていた。延々と上りが続く。
こんな道だから途中にコンビニがあろうはずがない。
望月宿のコンビニで昼飯用にアンパンを買っておいた。携帯食がなければ完全にハンガーノックになり、危険だ。
峠を越えての下りは延々と8%勾配の下り、身体が冷えてどうしようもない。いくら防寒をしていてもこの季節の下りは寒い。特に、上りでかいた汗が身体を冷やすから、困る。
峠を下り、途中で合戦場であった樋橋村を見つけた。
ここに水戸浪士の塚がある。
お参りして、周囲の地形を確認する。
なんとなく合戦の様子がわかった気がした。
その後、下諏訪へおりた。