1993年から1994年といえばわが国のPC業界も、国内、海外系メーカー入り乱れての混戦状態であった。特にウィンドウズ3.1の発売などが各メーカーに影響を与え、新機種や機能の開発などで、激しい競争を展開していた。私もこんな状況下ではうかうかと手が出せず、外野席から眺めるばかりだった。
このごろのパソコン雑誌には、毎週ショッキングな見出しが躍っていた。
☆日本IBM 新シリーズ発表 NECより4割安い!
☆NECの製品が値崩れ中! ☆富士通からDOS/V対応のワープロ発売!
☆一太郎 Ver5出荷延期 更にVer UP?(ASAHIパソコン No98 1993 3.1)
☆98新製品発表 NEC秋の大攻勢! (同誌 No138 1994.11.15)
しかし1994年9月のハードのランキングでは、
1位 マックLC85(アップル) 2位 マック Performa575 (同)
3位 PC-9801 NS/A (NEC) 4位 PC-9801 BX2/U2 (NEC)
5位 ThinkPad220 (IBM) (ASAHIパソコン No138 1994.11.15)
という順位でNECが、外国系に押されつつあることは確かのようだった。
またNEC エプソン 東芝(ダイナブック)IBMの各社のノートを比較して「徹底検証と云う記事もあった。
いずれも優劣つけがたいが、端的な評価として
☆大きさと美しさはIBM ☆ソフトと安心のNEC ☆拡張性のエプソン
☆器用貧乏の東芝…ということだった。
ちなみにスペックはクロック周波数が、各社20-25MHz HDは120MB前後
価格は98 498,000-598,000 IBM 782,000 東芝 878,000
と性能面では今とは比較にならないが、当時としてはかなり高嶺(高値)の花だ ったようで、私は手も足も出なかった。
国産メーカーの名門NECも時代の波には逆らえず、ウインドウズの仕様に近いPCー9821を開発するなど、海外メーカーの圧力が高まる中で頑張っているのは、頼もしくもあり悲壮な感じすら受けた。
性能面や価格面はともかくとして、心情的にはわが国でのパイオニア的存在のNECを、私は応援してやりたい…という気持ちに傾いていった。
このごろのパソコン雑誌には、毎週ショッキングな見出しが躍っていた。
☆日本IBM 新シリーズ発表 NECより4割安い!
☆NECの製品が値崩れ中! ☆富士通からDOS/V対応のワープロ発売!
☆一太郎 Ver5出荷延期 更にVer UP?(ASAHIパソコン No98 1993 3.1)
☆98新製品発表 NEC秋の大攻勢! (同誌 No138 1994.11.15)
しかし1994年9月のハードのランキングでは、
1位 マックLC85(アップル) 2位 マック Performa575 (同)
3位 PC-9801 NS/A (NEC) 4位 PC-9801 BX2/U2 (NEC)
5位 ThinkPad220 (IBM) (ASAHIパソコン No138 1994.11.15)
という順位でNECが、外国系に押されつつあることは確かのようだった。
またNEC エプソン 東芝(ダイナブック)IBMの各社のノートを比較して「徹底検証と云う記事もあった。
いずれも優劣つけがたいが、端的な評価として
☆大きさと美しさはIBM ☆ソフトと安心のNEC ☆拡張性のエプソン
☆器用貧乏の東芝…ということだった。
ちなみにスペックはクロック周波数が、各社20-25MHz HDは120MB前後
価格は98 498,000-598,000 IBM 782,000 東芝 878,000
と性能面では今とは比較にならないが、当時としてはかなり高嶺(高値)の花だ ったようで、私は手も足も出なかった。
国産メーカーの名門NECも時代の波には逆らえず、ウインドウズの仕様に近いPCー9821を開発するなど、海外メーカーの圧力が高まる中で頑張っているのは、頼もしくもあり悲壮な感じすら受けた。
性能面や価格面はともかくとして、心情的にはわが国でのパイオニア的存在のNECを、私は応援してやりたい…という気持ちに傾いていった。