7月30日(土)、31日(日)に隠岐の島町内で「隠岐(しま)の木で家をつくる会 住宅見学会」が開催されました。隠岐産の木材を使用した新築住宅が見学できる貴重な機会ということで、私たち林業普及スタッフも参加しましたので、その様子をお届けします。
この2日間で、私たちのほかにも、親子連れのご家族など、多数の方が見学会にご来場されました。
屋外にも部分的に木材が使われています。
今回の住宅ですが、延床面積で約50坪、また木材は約35m3が使用されています。
玄関から住宅の奥を撮影。柱にはスギ、床にはヒノキが用いられています。
ダイニングは和室と繋がっており、来場者の方が最も興味深そうに見学されていた場所でした。
押入れにも、スギが使用されています。赤身が美しいですね。
キッチン横の収納にも、しっかりと木材が使用されています。
隠岐産木材を使用した住宅はいかがでしたか。 「地域材で建てられた住宅」と聞くと安心して住めるのではないでしょうか。
隠岐の木は現在、島外に出荷して販路を拡大していますが、それだけではなく島内の需要もしっかり確保する必要があります。今回のように、「地元の」木材を使用した住宅を建築していくことが、隠岐の林業を一層安定したものにしていくと期待されます。