明日を夢見て~神様と筋ジストロフィーと共に生きる~

クリスチャン。デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者で電動車椅子と人工呼吸器を使っている。

<出版>元暴走族の牧師が本 少年院出た後も希望、伝えたい

2015年01月25日 17時53分49秒 | キリスト教
仲良くしていただいているアドラムキリスト教会の野田先生が
「私を代わりに刑務所に入れてください-非行少年から更生支援者へ」という本を出版します。

その記事が毎日新聞に掲載されました。発売が待ち遠しいです。

記事を読むにはこの文字をクリックしてください

以下は記事より引用しました。

<出版>元暴走族の牧師が本 少年院出た後も希望、伝えたい
毎日新聞 1月20日(火) 配信


 非行少年らの立ち直り支援に取り組む東大阪市の牧師、野田詠氏(えいじ)さん(39)が来月、
非行に走った自らの少年時代や当時の心境をつづった「私を代わりに刑務所に入れてください--非行少年から更生支援者へ」(いのちのことば社、1080円)を出版する。
野田さんは「少年院にいる少年たちに『出院後にも希望がある』ということを伝えたい」と話している。

 野田さんは3歳の時に両親が離婚。
母は女手一つで年の離れた2人の兄と野田さんを育ててくれたが、仕事で帰りが遅く、いつも寂しさを感じていた。
母との関係はぎくしゃくし、成績も振るわず進路に悩んでいた中学3年の時、暴走族が居場所になった。

 鉄パイプを手に数十台のバイクで暴走すると「自分の存在が大きくなったように錯覚した」
交番襲撃を繰り返し、覚醒剤にも手を染めた。
「誰かに襲われる」と不安になり、ナイフか包丁が枕元にないと眠れなくなった。
16~19歳まで毎年1回少年鑑別所に入り、4度目の1995年にとうとう少年院に送られた。

 「私を代わりに--」。少年院送致を言い渡した裁判官に、母は泣き叫んだ。
その言葉を著書のタイトルにした。
当時は「何で俺が入らなあかんねん!」と思ったが、一方で「母に愛されていると実感できた」という。

 少年院に入った後、転機が訪れた。
クリスチャンの兄が差し入れてくれた聖書を読み進むうち「神はすべてお見通しだ。もう悪いことはできない」と思うようになったという。
出院後に奈良県内の神学校に入学。2000年4月に教会を開設した。
現在は自立準備ホームも運営し、地元の保護観察所とも連携しながら社会復帰を目指す少年らに一時的な住まいを提供するなどの支援をしている。

 「『少年院上がり』の自分でも何とか地に足をつけて生きている。どんな人にも可能性はある」。
野田さんは力を込め「親御さんや少年司法に携わる人も読んでほしい」
と話した。【和田武士】


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