明日を夢見て~神様と筋ジストロフィーと共に生きる~

クリスチャン。デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者で電動車椅子と人工呼吸器を使っている。

僕は必ず投票に行きます

2014年11月28日 18時36分37秒 | 政治


【池田香代子さんのTwitterより】

「かつてドイツ人はナチスに熱狂したと言われますが、ナチス党が全有権者の過半数の得票を得たことは一度もありません。人びとが選挙にそっぽを向いて、投票率が下がったことがナチスの勝因でした。投票権を放棄した人びとがナチス政権を支えたと言えるのです」


NHKの世論調査で、衆院選の関心が前回の選挙より17ポイントも減っている。大変だ。
これ以上、日本の政治がナチスのようにならないために、社会保障費がドンドン削減されて
僕たちの生活が苦しくならないように、僕は必ず投票に行きます!どんな天気であろうとも!

~追記~



安倍首相「消費税増税を見送れば、社会保障予算減するかも」

上の記事を見るにはこの文字をクリックしてください

(記事の文中より)

安倍首相は「仮に消費税率を10%に引き上げなかった場合、引き上げた場合と比べて、社会保障の充実に充てることができる予算は減ることになる」と話し、増税の必要性をアピールしています。

...完全な国民に対する脅迫です。そもそも消費税を8%に引き上げておいて、介護報酬や年金、保険料(増額)などはドンドン削減が決定しています。(難病重症者の医療費の自己負担額アップも)

社会保障費に増税の収入を使うのならば、これを削減するのは変な話。

名古屋岩の上教会で証し

2014年11月20日 21時24分04秒 | キリスト教
16日は名古屋岩の上教会(ホームページはこの文字をクリックしてください)で証しをさせていただきました。

今回は講演という形だったので、時間が長くあり、約40分ほどお話しました。証しの内容にプラスして、祈りと聖書の学びを通して神様から教えられました『難病の意味と目的』について、神様と隣人との関係から語りました。(^-^*)/

さすがに40分の内容を覚えて原稿なしで語るのは難しくて、言葉が乱れた箇所もあったけど、みなさんに難病の意味と目的を伝えられたかなと思います。

講演の後は、教会のご婦人が素敵なフルートの演奏をしてくださいました。好きな歌だったから嬉しかったです。やっぱり僕の証しだけでは寂しいので、音楽の演奏があると良いなぁ。(*^▽^*)

数年ぶりに教会に来られた方々、初めて来られた方、近所にお住まいで今回のチラシを見て教会に初めて来られた親子の方、などもいらっしゃって、嬉しかったです。(*^_^*)

岩の上教会は、東北被災地のディアコニア支援に尽力されている活発な教会で、また、賛美や祈りのアーメンの声がとても大きくて、たくさんの元気をいただきました。

相馬先生、教会のみなさま、心からありがとうございました!









ご婦人のフルート演奏♪



岩の上教会の相馬先生や来てくださった方々と





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弱さの賛美

2014年11月16日 13時00分33秒 | キリスト教
【マルティン・ルター】

「重いこころをもたらす悪の霊は、憂いや嘆きや不安のこころによって追い立てられることはなく、神を賛美することによるよりほかないからです。賛美することをこそ、こころは喜びとするのです」


今までは苦しいときほど、神様を賛美し、難病の人生を喜ぶことは無理だ…と思っていました。そうして次第に憂いや嘆きや不安のこころに支配されて、現実逃避してイライラしてしまう。僕はその悪循環に陥っていたんです。

でも、神様を賛美すること以外に、苦しい気持ちから解放される道はないんだ…と感じるようになりました。苦しみを喜ぶのではなく、苦しみの中で神様を賛美できることを喜ぶのです。

僕は健康な人が当たり前にできることがほとんどできない不自由な難病の身体なので、喜ぶことができないと思われる人生かもしれません。

でも、「ありのままの君を愛している」と語りかけてくれる神様の愛を感じることで、平安に包まれる喜びを感じます。苦しみのただ中にあっても、神様がいつも共におられることと、ありのままの自分を受け入れることで、喜びが湧き出てくるんですよね。

苦しみだけしか感じられない時は絶望に打ちのめされるだけですが、このように苦しみの中から生まれる喜びがあれば大丈夫なんです。僕は難病で生きていることで、支えてくれる人々の優しさ、生かされていることの感謝、自分に与えられた難病の人生を生き抜くという使命などを体感できるから、苦しみの中から喜びが生まれてきます。

また、今までは単純に『賛美イコール喜ぶこと』と考えていましたが、賛美のかたちはひとつじゃないと気が付きました。苦しいときに、「神様…どうか私をお救いください。自力では憂いや嘆きや不安のこころに支配されてしまうばかりです。全知全能の唯一なる神様のほかには、私を苦しみから救うことのできるものはありません…」と泣きながら祈ることも、神様のみ力を褒め称える賛美なのだと思います。

【ヘンリー・ナウエン】

「たぶん、奉仕者のおもな課題は、人々が間違った理由で苦悩することを防ぐことである。多くの人は、間違った前提に立って生きているゆえに苦しんでいる。それらの思い込みは、恐れ、孤独、混乱、疑いは、あってはならないというものだ。

しかし、これらの苦悩が存在するのは、人間であることの性質ゆえに負う傷なのだと理解してはじめて、創造的に扱うことができる。それゆえミニストリーとは、とても対決的なものである。不死、完全という幻想で生きることを許さないからだ。

なすべき奉仕とは、人とは死すべきものであり、傷ついたものであることと、そうした性質を認めることによってこそ解放が始まるということを、絶えず思い起こさせることにある」


♪賛美♪




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命をかけて

2014年11月14日 15時22分03秒 | 難病のこと
ウールリッヒ型先天性筋ジストロフィーを抱えておられる、書道家の石井誠さんが11日にお亡くなりになられました。とても悲しいです。。。

僕はお会いしたこともないですが、数年前に石井さんのことを知り、Twitterやブログを見ながら、活動を応援していました。

石井さんは、筋ジスの体力の限界をとっくに超えてまで無理しすぎて、書道をしながら生きておられるなぁ…とずっと心配していました。でも、だからこそ、強くて豊かな生命を感じる作品、石井さんの魂が突き刺さるような作品を生み出されてこられたのだと思います。是非とも石井さんの作品を多くの方々に見てほしいです。

石井さんとは人生観や生き方は違うけど、筋ジスを抱えている人間として、石井さんのように、僕も自分のやるべきことに命をかけて生きていこうと改めて感じました。

先日、NHKのハートネットTVで放送された 【『生』の証を叫ぶ書道家・石井誠】 という石井さんの特集番組がFC2動画にアップされていて、とても素晴らしいドキュメンタリーなので、よろしければご覧ください。シェアします。

番組を見るにはこの文字をクリックしてください

~番組より引用~

「自分は命をかけて書いていることだけは胸張って言いたい。」

「自分の書とは『血の塊』であると思っていて、自分の血が、ポタっと流れたような痕がそこに凝縮されれば、だから作品は最初『自画像』であって、遺書的なものも含んでいるのかもしれない。」


~番組紹介~

石井誠さん(32)。書道界の芥川賞とされる『手島右卿賞』('12)を受賞した、若き書道家です。作品の題は、「『生』は『生』たりえるか」。横8mものキャンバスに、熱い生命力が墨跡となって広がり、書とも絵とも判然としない作品が、力強く見る人に迫ってきます。

石井さんは全身の筋力が徐々に衰えていく先天性筋ジストロフィーを患い、書くことで呼吸が乱れ倒れることもあります。それでも石井さんは、「自分の内側からほとばしるものを、さらけ出す。それが生きるということ」として書き続けます。

石井さんが自らの書のスタイル=生き方にたどり着くまでには様々な葛藤があったといいます。友人や、パートナー・井川朋子さんとの出会いにより、自己と向き合い、書の世界で生きる覚悟を決めた書道家・石井さんのブレイクスルーに迫ります。