今週は毎日雪かきで疲れ果て、やっと更新できました。
今晩からまだ降るって?.....もうイヤッ!
さて、私の塾では問題集の答は直接記入させず、ノートに書かせている。
問題集に書いてしまうと二度と使えなくなるからだ。
従ってノートはいくらでも無料で支給する。
その分、ノートの使い方にはうるさい。
子どもたちは毎日新たなことをたくさん学ぶ。
自らが主体的に「学んだ」ことは身につく率が高いが、問題は習った(教えられた)ことである。
いくら若い脳でも容量には限りがある。
教わったことをそのまま覚えようとしていては、脳はたちまち満杯になってしまうだろう。
そこで、新たに仕入れた情報を「これはつまりこういうこと」「これはこう考えればいいだけだ」とか「これはあれと同じことを言っているんだ」「これとこれは逆の関係だ」など、要約したり分類・整理して重要な部分のみをインプットすることが必要になってくる。
これがうまくできているかどうかはノートを見ればすぐにわかる。
たとえば数学なら、例題と解き方、解説、ポイントといった重要事項と単なる計算が整理されているか否か。
解答に至る途中のたし算やわり算を、同じページ内の隅っこや余白でコチョコチョとやっている、しかも計算が終わったらそれを消してしまう。
そういう子の頭の中は、ノートと同じように雑に散らかっているはずだ。
極端な場合は複数教科を1冊のノートで済ませている例もあった。
理科で前回のでき具合を見ようとページを遡ったら、歴史の答が書いてあって役に立たない。
復習もできないノートでは、その場凌ぎの勉強にしかなっていない。
数学のノートなら、見開きの左ページに問題から解答に至るまでも過程を書く。
問題集のページ番号、問題番号も見やすく書くこと。
解く際の注意事項、ポイントなどは色を変えて書き込む。
右側のページは計算用紙として使い、計算もそのまま残しておく。
右側が少し残っているからといって、決して左側の続きを書いたりしないこと!
もちろんこれはノートの使い方の第一歩に過ぎない。
わからなかった問題にどう対処するか、もっと進んで自分なりのまとめノートをどう作るかなどまで工夫するところに醍醐味がある。
しかしこの第一歩が疎かなようでは、そんなレベルまで至ることは到底期待できないのである。
繰り返すが、散らかった頭の中には新しい情報は入れることはできない。
まず今の脳内を整理すること、そして新たな情報に接したとき、整理された棚のどこにそれを収めるか、既存の情報とも照らし合わせて分類する。
場合によっては新しい棚を設けたり、以前の情報と統合したり、フォルダの中にさらにファイルをつくって階層化したりという作業も必要になろう。
図書館の蔵書やパソコンの情報の管理と同じである。
必要なときにいつでも取り出しやすい、検索しやすい状態にしておかなければならない。
論理的な思考を進めるためにも、説得力のある文章を書くためにも、情報の整理は欠かせない。
頭の中を整理する手始めとして、まずはノートを見直すことをぜひ実践してほしい。
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今晩からまだ降るって?.....もうイヤッ!
さて、私の塾では問題集の答は直接記入させず、ノートに書かせている。
問題集に書いてしまうと二度と使えなくなるからだ。
従ってノートはいくらでも無料で支給する。
その分、ノートの使い方にはうるさい。
子どもたちは毎日新たなことをたくさん学ぶ。
自らが主体的に「学んだ」ことは身につく率が高いが、問題は習った(教えられた)ことである。
いくら若い脳でも容量には限りがある。
教わったことをそのまま覚えようとしていては、脳はたちまち満杯になってしまうだろう。
そこで、新たに仕入れた情報を「これはつまりこういうこと」「これはこう考えればいいだけだ」とか「これはあれと同じことを言っているんだ」「これとこれは逆の関係だ」など、要約したり分類・整理して重要な部分のみをインプットすることが必要になってくる。
これがうまくできているかどうかはノートを見ればすぐにわかる。
たとえば数学なら、例題と解き方、解説、ポイントといった重要事項と単なる計算が整理されているか否か。
解答に至る途中のたし算やわり算を、同じページ内の隅っこや余白でコチョコチョとやっている、しかも計算が終わったらそれを消してしまう。
そういう子の頭の中は、ノートと同じように雑に散らかっているはずだ。
極端な場合は複数教科を1冊のノートで済ませている例もあった。
理科で前回のでき具合を見ようとページを遡ったら、歴史の答が書いてあって役に立たない。
復習もできないノートでは、その場凌ぎの勉強にしかなっていない。
数学のノートなら、見開きの左ページに問題から解答に至るまでも過程を書く。
問題集のページ番号、問題番号も見やすく書くこと。
解く際の注意事項、ポイントなどは色を変えて書き込む。
右側のページは計算用紙として使い、計算もそのまま残しておく。
右側が少し残っているからといって、決して左側の続きを書いたりしないこと!
もちろんこれはノートの使い方の第一歩に過ぎない。
わからなかった問題にどう対処するか、もっと進んで自分なりのまとめノートをどう作るかなどまで工夫するところに醍醐味がある。
しかしこの第一歩が疎かなようでは、そんなレベルまで至ることは到底期待できないのである。
繰り返すが、散らかった頭の中には新しい情報は入れることはできない。
まず今の脳内を整理すること、そして新たな情報に接したとき、整理された棚のどこにそれを収めるか、既存の情報とも照らし合わせて分類する。
場合によっては新しい棚を設けたり、以前の情報と統合したり、フォルダの中にさらにファイルをつくって階層化したりという作業も必要になろう。
図書館の蔵書やパソコンの情報の管理と同じである。
必要なときにいつでも取り出しやすい、検索しやすい状態にしておかなければならない。
論理的な思考を進めるためにも、説得力のある文章を書くためにも、情報の整理は欠かせない。
頭の中を整理する手始めとして、まずはノートを見直すことをぜひ実践してほしい。
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本当まさにパソコンと同じと言っても過言ではないですね。私は超整理法という本を読んだことがあります。そう、野口悠紀夫先生のモノです。その中で行っていることとほぼ変わりないことをここで書かれている....。すげー!
最終的にすべてを整理し、図書館のように並べることができたなら、残りは高速検索機能を身につけることができたなら、怖いものないですよね。
野口氏の本、「超勉強法」とかいうのは読んだ記憶があります。その中にもたぶん同じようなことが書かれていて、私の考え方にも影響を及ぼしているものと思われます。
ホントに大雪でパイプハウスが潰れそうです。
昨夜帰宅時、国道のカーブでアクセルを踏んだら圧雪でスリップし、半回転して止まりました。幸い対向車も後続車もなかったので命拾い。雪道でも50km/hくらいで走っていたのが、そこからは20km/hになりました....。
私が中学時代にやっていた数学ノートと同じです。
今、同じノート作りを塾生に指示すると、「提出ノート(or1ピーノート)の壁」に阻まれるんですよ。「ノートの1ページを二つ折りにして、そこにびっしり書いてやれ。空白が多いのはサボりだ!」で、学校の数学教師が認めてくれないんです。ひどい教師(女性)は、1ページ三つ折りの指示で、従わなければ評価ダウンですよ。やな世の中!「教師が各生徒のノートづくりに口を出すな!!」っちゅうの・・・
雪道運転ご注意を。私は18号の雪道80km/h~100km/hくらいすっとばしますが、信号の前後だけは気をつけています。急ブレーキかけたら一瞬でアウトですから。
この雪で、塾の入っているマンション専用の自転車置き場の屋根が潰れて落下、くにゃくにゃです。パイプハウス、心配。
はぁ....1pノートにそんな細かい指示まであるんですか....絶句です。
雪道を80km/hはすごすぎます!くれぐれもお気をつけください。
僕は整理のできない人間でして、その分感覚で生きていると言うか、直感で生きているというか・・・。
整理癖をつけようっと。
直感を鍛えることも大切ですね。両方大事だと思います。ただ、直感は系統立てて養成できるものかどうかがわかりません....。