<お断り>昨夜阪神タイガースがセ・リーグ優勝を果たしたため、今日は予定を変更して特別記事をお届けします。なお、本日掲載予定だった記事は、10月2日にお送りします。ご了承ください。
やりました、阪神タイガース。2年ぶりの 優勝!!!
今年は本当に強かった....。
一昨年は前半からブッチギリで勢いで勝った感じでした。
85年は打線は強力でしたが投手陣は非力で、6連敗が二度もありました。
それに比べて、今年は連敗は4が最多。
9月上旬までの激しい首位争いを制した、地力を見せつけての優勝でした。
思えばこれまでの阪神は、「ここぞ」という試合は確実に負けていました。
リアルタイムでは知らないけれど、長嶋にサヨナラホームランを打たれた天覧試合。
昭和48年、最終戦に優勝がかかった甲子園での対巨人戦(0vs9で負け)。(←その前の中日戦で勝っても優勝だったのにそれも取れず....)
1992年、残り4試合で同率首位に並んだヤクルトとの神宮決戦。
終盤までリードしてたのに、リリーフに先発要員の湯舟を送って逆転負け。(←これ、見に行ってて帰路は半分死んでました....)
そんな試合ばかり観てきたので阪神ファンは皆、「どうせだめだろう」「また逆転されるんじゃないか」というマイナス志向が身についていたのです。
2003年に優勝したときも、「次はまた20年先。生きている間にもう一度見られるかどうか....」というのが正直な思いでした。
ところが、わずか2年後にV奪還です。しかも堂々とした勝ち方で....。
早すぎて、強すぎてしっくり来ません。
これがあの、ダメ虎と言われ続けたタイガースなのか....。
今年は「ここ一番」という試合に悉く勝利してきました。
最大8ゲーム差をつけていた中日に2度まで0.5ゲーム差に迫られ、今日こそは抜かれると覚悟した試合をものにして更に突き放す。
そして優勝を決定づけた9月7日の中日戦。
この日負けてもまだ首位でしたが、ライバルに勢いを与える連敗はしたくない。
9回表までリードしながらジャッジの不運やエラーで同点に追いつかれ、なお1死満塁。
こりゃサヨナラ負けだと思った場面から久保田が直球ばかりで2者連続三振!
結局延長で勝ち、これ以後中日はズルズルと後退していきました。
この試合は、阪神ファンには長く語り続けられる「伝説」になると思います。
(すでにあるブログでは「The Game」という名文が絶賛されています。→自称阪神タイガース評論家)
マジックが出てからも順調に減らし、9月は16勝4敗という驚異的な強さ。
昨日もリーチ一発で決めてくれました。
何がこのチームをこんなに勝負強くしたのでしょう?
ファンの応援とか個々の力量とかは別にして、とても大きかったのは監督の選手に対する信頼、そして選手たちの自信だったように思います。
少々打たれようと、チャンスに凡退しようと勝ちパターンを崩さず、「適材適所」で役割を与えた選手に全幅の信頼を寄せる。
「打たれても自分が責任を取るから思いっきり投げろ」という岡田監督の言葉が、あの9月7日、久保田を開き直らせたといいます。
そして監督から信頼されていると感じた選手たちは自信を持ち、どんどん逞しくなっていきました。
「自分たちの野球をすれば勝てる」、この言葉を何回聞いたことでしょう....。
一昨日も昨日も、まったく負ける気がしませんでした。
「人を信頼し、自信を持たせること」、これは何についても大切ですね。
美酒に酔いながら、そんな当たり前のことを改めて実感した夜でした。
※応援してくださる方はクリック(↓)をお願いします!
やりました、阪神タイガース。2年ぶりの 優勝!!!
今年は本当に強かった....。
一昨年は前半からブッチギリで勢いで勝った感じでした。
85年は打線は強力でしたが投手陣は非力で、6連敗が二度もありました。
それに比べて、今年は連敗は4が最多。
9月上旬までの激しい首位争いを制した、地力を見せつけての優勝でした。
思えばこれまでの阪神は、「ここぞ」という試合は確実に負けていました。
リアルタイムでは知らないけれど、長嶋にサヨナラホームランを打たれた天覧試合。
昭和48年、最終戦に優勝がかかった甲子園での対巨人戦(0vs9で負け)。(←その前の中日戦で勝っても優勝だったのにそれも取れず....)
1992年、残り4試合で同率首位に並んだヤクルトとの神宮決戦。
終盤までリードしてたのに、リリーフに先発要員の湯舟を送って逆転負け。(←これ、見に行ってて帰路は半分死んでました....)
そんな試合ばかり観てきたので阪神ファンは皆、「どうせだめだろう」「また逆転されるんじゃないか」というマイナス志向が身についていたのです。
2003年に優勝したときも、「次はまた20年先。生きている間にもう一度見られるかどうか....」というのが正直な思いでした。
ところが、わずか2年後にV奪還です。しかも堂々とした勝ち方で....。
早すぎて、強すぎてしっくり来ません。
これがあの、ダメ虎と言われ続けたタイガースなのか....。
今年は「ここ一番」という試合に悉く勝利してきました。
最大8ゲーム差をつけていた中日に2度まで0.5ゲーム差に迫られ、今日こそは抜かれると覚悟した試合をものにして更に突き放す。
そして優勝を決定づけた9月7日の中日戦。
この日負けてもまだ首位でしたが、ライバルに勢いを与える連敗はしたくない。
9回表までリードしながらジャッジの不運やエラーで同点に追いつかれ、なお1死満塁。
こりゃサヨナラ負けだと思った場面から久保田が直球ばかりで2者連続三振!
結局延長で勝ち、これ以後中日はズルズルと後退していきました。
この試合は、阪神ファンには長く語り続けられる「伝説」になると思います。
(すでにあるブログでは「The Game」という名文が絶賛されています。→自称阪神タイガース評論家)
マジックが出てからも順調に減らし、9月は16勝4敗という驚異的な強さ。
昨日もリーチ一発で決めてくれました。
何がこのチームをこんなに勝負強くしたのでしょう?
ファンの応援とか個々の力量とかは別にして、とても大きかったのは監督の選手に対する信頼、そして選手たちの自信だったように思います。
少々打たれようと、チャンスに凡退しようと勝ちパターンを崩さず、「適材適所」で役割を与えた選手に全幅の信頼を寄せる。
「打たれても自分が責任を取るから思いっきり投げろ」という岡田監督の言葉が、あの9月7日、久保田を開き直らせたといいます。
そして監督から信頼されていると感じた選手たちは自信を持ち、どんどん逞しくなっていきました。
「自分たちの野球をすれば勝てる」、この言葉を何回聞いたことでしょう....。
一昨日も昨日も、まったく負ける気がしませんでした。
「人を信頼し、自信を持たせること」、これは何についても大切ですね。
美酒に酔いながら、そんな当たり前のことを改めて実感した夜でした。
※応援してくださる方はクリック(↓)をお願いします!