ワープロの普及で、難しい漢字でも簡単に出てくる時代になりました。
だからと言って漢字ばかりが目立つ文章を書くことの愚かさは、以前の記事で述べました。
今日は漢字にする一段階前の話です。
つまり変換して現れた候補の中からどの字を採用するかということについて.....。
単語レベルで考えても同音異義語はたくさんある日本語です。
ワープロがあるからと言って、漢字を知らなくてもいいわけではありませんね。
「暖かい」と「温かい」、「暑い」と「熱い」、「影」と「陰」など、意味の違いで使い分けなければならないものは、知らないと恥をかきます。
ただ意外と多いのが「速い」と書くべき所を「早い」としている例.....。
特に「はやく解く」「はやく作る」など、時間に関わることに誤用が多いように感じます。
「早い」は時刻的に前であることを表すのですから、「早く起きる」「早く着いた」などと用います。
一方「速い」はスピードが大きいことを言うわけですよね。
解いたり作ったりするのが「はやい」のはスピードについてのことですから当然「速い」です。
こういう例と違って意味的にもいろいろな漢字が使える場合は、どの字にするか決めるのがなかなか面白い.....。
ここで悩むのは結構好きです!
たとえば、いつも楽しみながら気を使うのが「とる」を漢字にするとき。
広く使える「取る」ばかりでなく、対象に合わせて「穫る」「獲る」「摂る」「撮る」「採る」「執る」などなど、的確に使い分けたいと思っています。
迷うのが「おそろしい」「さびしい」「すすめる(推薦する意)」など.....。
特に「すすめる」は「勧める」「薦める」「奨める」で悩みます。
あえて漢字を使わないというのも一つの手なんですけどね.....。
さて、タイトルのラブレターの話です。
今の若い人たちはラブレターなんて書かないかな?
電話(しかもケータイ)やメールでは今一味気ない.....。
何度も書き直しては便箋を無駄にし、投函してから(あるいは手渡してから)返事が来るまで悶々とした日々を過ごす.....。
あのアナログさ、待つ時間の長さが捨てがたいのです。
何通も書いたラブレターですが、字が下手というマイナス面をカバーするため、内容はもちろん、漢字にもずいぶんこだわったものです。
「会う」をわざわざ「逢う」と書いたり、「思う」ですむ所をあえて「想う」にしてみたり.....。
その方がどこか重みや深みが感じられませんか?
今の若者もメールを打つとき、こんなこと考えているのかな?
あの速さでは1字1字にこだわっているヒマはないように見えますが.....。
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だからと言って漢字ばかりが目立つ文章を書くことの愚かさは、以前の記事で述べました。
今日は漢字にする一段階前の話です。
つまり変換して現れた候補の中からどの字を採用するかということについて.....。
単語レベルで考えても同音異義語はたくさんある日本語です。
ワープロがあるからと言って、漢字を知らなくてもいいわけではありませんね。
「暖かい」と「温かい」、「暑い」と「熱い」、「影」と「陰」など、意味の違いで使い分けなければならないものは、知らないと恥をかきます。
ただ意外と多いのが「速い」と書くべき所を「早い」としている例.....。
特に「はやく解く」「はやく作る」など、時間に関わることに誤用が多いように感じます。
「早い」は時刻的に前であることを表すのですから、「早く起きる」「早く着いた」などと用います。
一方「速い」はスピードが大きいことを言うわけですよね。
解いたり作ったりするのが「はやい」のはスピードについてのことですから当然「速い」です。
こういう例と違って意味的にもいろいろな漢字が使える場合は、どの字にするか決めるのがなかなか面白い.....。
ここで悩むのは結構好きです!
たとえば、いつも楽しみながら気を使うのが「とる」を漢字にするとき。
広く使える「取る」ばかりでなく、対象に合わせて「穫る」「獲る」「摂る」「撮る」「採る」「執る」などなど、的確に使い分けたいと思っています。
迷うのが「おそろしい」「さびしい」「すすめる(推薦する意)」など.....。
特に「すすめる」は「勧める」「薦める」「奨める」で悩みます。
あえて漢字を使わないというのも一つの手なんですけどね.....。
さて、タイトルのラブレターの話です。
今の若い人たちはラブレターなんて書かないかな?
電話(しかもケータイ)やメールでは今一味気ない.....。
何度も書き直しては便箋を無駄にし、投函してから(あるいは手渡してから)返事が来るまで悶々とした日々を過ごす.....。
あのアナログさ、待つ時間の長さが捨てがたいのです。
何通も書いたラブレターですが、字が下手というマイナス面をカバーするため、内容はもちろん、漢字にもずいぶんこだわったものです。
「会う」をわざわざ「逢う」と書いたり、「思う」ですむ所をあえて「想う」にしてみたり.....。
その方がどこか重みや深みが感じられませんか?
今の若者もメールを打つとき、こんなこと考えているのかな?
あの速さでは1字1字にこだわっているヒマはないように見えますが.....。
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